Native Instruments Maschine 3 | ユーザーの要望を多く反映しさらに使い易くなったビートメイクソフト

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Native Instruments Maschine 3 | ユーザーの要望を多く反映しさらに使い易くなったビートメイクソフト

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

Native Instruments ( ネイティブ・インストゥルメンツ / NI ) が次世代のビートメイクを可能にする音楽制作プラットフォーム「Maschine 3」およびその拡張ライブラリー「Maschine Central」を発表しました。

注目ポイント
  • iZotope RX技術によるステムセパレーションと多彩なMIDI編集機能を搭載。
  • 新ライブラリ「Maschine Central」で7.7GBの膨大なプリセットと音源を提供。
  • 豊富なファイル形式対応と16ステレオ入力拡張で制作を柔軟にサポート。
  • 各種コントローラーや「Kontrol S-Series MK3」との高い親和性

アップデート情報

Maschine 3.2.0 ソフトウェアの新機能を見る

(2025年6月追記) 3.2.0の主な新機能まとめ

  • Piano Roll Lightguides
    Kontrol Sシリーズ等でおなじみのライトガイド&キースイッチ情報が、Maschineソフト上のピアノロールにも表示されます。アーティキュレーションやレイヤード楽器の打ち込みも、より直感的に。
    • キースイッチゾーンが一目でわかるため、ソフト&ハード双方で演奏ミスを防げます
  • Play Assistスケールの可視化
    現在アクティブなスケールがピアノロール上にも表示。キーを外さずに正確な作曲や編集が可能に。
    • Padコントローラー、NIキーボード(スケールエンジン有効時)にも連動
    • ※ピアノロールから直接スケール設定は現時点で不可
  • ノート情報のホバー表示
    ピアノロールでノートにカーソルを合わせると、ノート名(C3など)やキースイッチのラベルが表示。複雑なアレンジ管理がスムーズに行えます
  • Audioプラグイン:パターン単位のテイク割り当て
    1つのオーディオトラック内でもパターンごとに異なるテイクを割り当て可能(従来は全パターン同一)。Bounce-in-Placeワークフローでも、各パターンを柔軟にコントロール。
  • MP3エクスポート機能
    [File] > [Export Audio…]から直接MP3出力に対応。96/128/192/320kbps 各ビットレートで選択可能(スタンドアロン時のみ、プラグインモード非対応)。
Maschine 3.1.0 ソフトウェアの新機能を見る

(2025年3月追記) 3.2.0の主な新機能まとめ

  • Custom Chords(User Chords)機能追加
    独自のコードセット作成・保存・共有が可能に。ライブでコードセット呼び出しや、複数プロジェクト間/他ユーザーとの共有が容易となりました。
  • Ableton Live 11/12連携強化、フルスクリーンモード追加など複数の拡張

【User Chords の作成 / 編集 / 演奏が可能なハードウェア】

  • Maschine MK3
  • Maschine Plus (Controller Mode only)

【User Chords の“演奏のみ”対応ハードウェア】

  • Maschine Mikro MK3
  • Maschine Jam
  • Maschine Studio
  • Kontrol S-Series MK3
  • Komplete Kontrol S-Series MK2
  • Komplete Kontrol M32
  • Komplete Kontrol A-series

Maschine 3

「Maschine 3」は、Maschineソフトウェアの最新バージョンでビートメイキングプラットフォームです。今回のメジャーアップデートでは、iZotopeのRX技術を活用したステムセパレーション機能が搭載。オーディオトラックを細かく分割・再構築することで、新しいサンプリングの可能性を模索できます。また、強化されたMIDI編集ツールにより、音楽制作の各過程をスムーズに進行できるのも魅力です。

さらに「Maschine3」をさらに拡張させるサウンドライブラリ「Maschine Central」も登場。7.7GBに及ぶ大規模ライブラリには、必要な音源やプリセットが豊富に揃っており、ビートメイキングやトラック制作の新たなステージを提供します。

ボーカルや楽器を抽出するRX技術を搭載

「Maschine 3」は、iZotopeのRXテクノロジーを搭載することで、音楽制作に新たな可能性をもたらします。ステムセパレーション技術を用いることで、オーディオファイルをボーカル、ベース、ドラムなどの要素に分割し、サンプリングやリミックスの可能性が広げます。また、MIDI編集ツールの強化により、スプリットや結合、MIDIノートのプレビューなどが簡単に行え、様々な音楽スタイルに対応可能です。この柔軟性により、ユーザーはより創造的かつ効率的に作品を完成させることができます。

追加音源 Maschine Central

「Maschine Central」は、7.7GBもの膨大な音源とプリセットを誇ります。144サンプリングされたKontaktインストゥルメントをはじめ、ジャンルを問わず多様な音楽スタイルに対応できるよう多数のキットを取り揃えています。これにより、アイデアのインスピレーションからプロジェクト完成まで、スムーズな制作過程を提供します。

Maschine Central の搭載音源

  • 144 マルチサンプリングKontaktインストゥルメント
  • 36 ベースシンセプリセット
  • 36 ポリシンセプリセット
  • 43 ドラムシンセプリセット
  • 43 Massiveプリセット
  • 29 Monarkプリセット
  • 17 Reaktor Prismプリセット
  • 31 ヒップホップキット
  • 35 エレクトロニックキット
  • 15 メロディックキット
  • 9 ポップキット
  • 9 トラップ&ドリルキット
  • 4 ドラム&ベースキット
  • 7 プロジェクト

親和性高いコントローラーと拡張機能

「Maschine 3」は、「Maschine Mikro MK3」「Maschine MK3」「Maschine Studio」「Maschine+」の各種コントローラーとの連携対応しています。新たに「Kontrol S-Series MK3」との統合性を高めており、NKSマップのオンキーボード表示で作業効率の向上を実現します。

Maschine 3 バンドル付属ソフトウェア

これらのプラグインはバンドル製品を登録された方のみに提供されます。
※Maschine 3ソフトウェア単体、もしくはMaschine Centralライブラリ単体を購入しても下記4プラグインは入手できませんのでご注意ください。

  • Massive
  • Monark
  • Reaktor Prism
  • Ozone Elements 11

多種音楽ファイル形式とチャンネルサポート

Maschine 3は、MP3、FLAC、OGGなど多様な圧縮音楽ファイル形式をサポートし、音楽制作の柔軟性を向上させています。また、ステレオ入力数は従来の4倍である16まで拡張され、多チャンネルオーディオインターフェースを活用することで、複数のハードウェア音源の音を個別に取り扱うことが可能です。

動作環境

動作環境を見る
OSmacOS 13, 14, 15; Windows 10 (64-bit) or 11
CPUIntel Core i5 or equivalent, Apple Silicon
RAM4GB (8GB 推奨)
必要ディスク空き容量9GB
インターフェーススタンドアローン, VST3, AU (64-bit), AAX 64, ASIO, CoreAudio, WASAPI
互換コントローラーMaschine Mikro MK3、Maschine MK3、Maschine Studio、Maschine+(コントローラーモード)、Kontrol S-Series MK3
※ Maschine+ のスタンドアローンモードも実装予定
※ Maschine+で作成されたプロジェクト(Maschine 2フォーマット)はMaschine 3で開くことができますが、その逆はできません。
※ Maschine JamはMaschine 3でサポートされていますが、ブラウザーインターフェースのアップデートには対応していません。
  • 製品の仕様やデザイン、動作環境などは予告なく変更することがあります。

グレースピリオドについて

2024年10月6日以降にMaschineハードウェアをNative Accessへ登録されたお客様はMaschine 3ソフトウェア並びにMaschine Centralのバンドルが無償で入手できます。

上記対象期間にMaschineを登録したにも関わらずNative Access経由で自動提供されない場合はライセンス情報と共にMedia Integrationサポート窓口へお問い合わせください。

発売日

2024年11月7日(木)

販売価格

  • 価格は予告なく変更となる場合がございます。実際の販売価格はオンラインストアの表示価格および最寄りの店舗でご確認ください。

アップデート版

すでに Maschineをお持ちの場合はソフトウェアと新規ライブラリが両方手に入るMaschine 3 and Maschine Central Bundle Updateがオススメです。

なお、アップデートの対象はMaschine v2.0以降のユーザーのみとなりますのでご利用のソフトウェアバージョンにご注意ください。

Maschine 3 and Maschine Central Bundle Update (for Maschine 2)

販売価格¥10,700(税込)
JANコード4533940338774

Maschine 3 Update (for Maschine 2)

販売価格¥4,500(税込)
JANコード4533940338743

通常版

Maschine 3 and Maschine Central Bundle (Software Only)は新規にMaschine 3ソフトウェアおよびライブラリのみを使用されたい方向けの製品です。(ハードウェアなしで使用可能)

Maschine 3 and Maschine Central Bundle (Software Only)

販売価格¥15,300(税込)
JANコード4533940338767

Maschine Central (Expansion)

販売価格¥7,600(税込)
JANコード4533940338750

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