黒鍵修理

皆様こんにちは!今日から9月ですね。夏休みの宿題は最初に終わらす派ですか?それとも最後に慌ててやる派ですか?
夏休みと一緒に暑い日も終わったらいいのにと思う毎日です。

さて今回は黒鍵の修理をしていこうと思います。
上面の修理では無く今回修理する鍵盤は普段は見えない部分になります。修理する鍵盤だけ取り出して見ると
よく見ると鍵盤の右下木部が欠けています。
上面の交換ではなくこの欠けた部分を修理していきましょー!

修理開始

鍵盤の欠けはこの後の調整やタッチに影響が出るので欠けた部分を接ぎ木していきます。黒鍵について詳しくこちらよくある質問「ピアノ」に関するQ&Aからご覧ください。

欠けていない鍵盤と比べると……
右の鍵盤の〇で囲われた部分と左の鍵盤の〇で囲われた部分が角が無く欠けているのがわかりますね

欠けてる部分を削り平にして接ぎ木する木材を少し大きめに接着します。

固まったら鍵盤に合わせて削り色を塗ります。
欠けてた部分が分からなくなりましたね。黒鍵のみ戻して見ても分からなくなりました。

黒鍵の接ぎ木修理はこれで終了です。
鍵盤をもどして他の修理と調整に移ります。

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この記事を書いたスタッフ

埼玉ピアノ工房長谷川

工房で主に修理と調整を担当しています。外装の修理をすることもあります。修理調整、外装の技術両方を身に付けていきたいと思います。

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