TUNA・チューナーについて
ギターリペアブログをご覧の皆様こんにちは!
おはようございます、こんばんは!
TUNAと書いてチューナー。
恐らくほとんどの方がチューナーをお持ちで使った事があると思います。
皆さまどのようにチューナーを選んでいますか?
見た目・値段・性能・・・・・・いろいろとありますね。
今回はリペア紹介は一度お休みで、工房スタッフはどんなチューナーを使っているの?という部分を紹介していきます!
チューナー基礎知識
ご紹介の前にチューナーの基礎知識。
チューナーの精度ってよく聞きますが、あれっていったい何なのか?
まずチューナーで大切なのは、どのくらい細かく音程を見る事が出来るかです。
その単位が、CENT=セントです。
例に挙げるこちらのチューナー。
アナログ式で針で音程を示すタイプです。
こちらのチューナーの場合針の一メモリ、こちらが10セントになります。
なので、1セントはこのチューナーで言うと、1/10メモリですね!
細かくお話すると連載コラムになってしまうので、チューナーの単位はセント
こちらだけ覚えておいて下さい!!
さてさてそれではリペアマンの使用しているチューナーをご紹介!
クリップチューナー
ヘッドに取り付けて使用するタイプのチューナーで、アコースティックギターで使用するのは殆どがこのタイプになるかと思います。
ヘッドに挟んで弾くと、音を拾ってくれるタイプですね。
私が使用しているのは・・・・
こちらのPolyTune Clip
クリップチューナーながらかなりの高精度で、最大なんと±0.02セント!!!
更に、6弦同時にチューニングを見る事が出来るポリフォニックモードも!
反応も良く、お勧めのチューナーです!!
・・・・・・・
そして、次にご紹介はこちら
こちらのLouis LCT-Z
ヘッドに挟むだけでスイッチが自動でオンになり、画面も大きく見やすいですねー!
左上の04Centsとあるのが先程ご紹介した物です!
実際に数字で見られるとわかりやすいですね!!
ちなみにビギナーモード等も搭載で、初心者の方にもおすすめです!!
・・・・・・・
そして、次にご紹介はこちら
通常のチューナーは針が真ん中を指すとOKな物が多いですが、こちら、ピーターソンのストロボクリップHDはチューニングの見方が違います!!
ストロボ式というもので、メモリがくるくると回っています!
こちらの回転速度が速いほど音程がずれており、ぴたり合うと回転が止まるという見方になります。
こちらのタイプは高精度でのチューニングが行え、デジタルながらアナログ感のあるチューニングが可能です!!
置き型/ペダルタイプチューナー
こちらは基本的にエレキ・ベース・エレアコ等からシールドを指して使用するものです。
まずはこちら!!
ご存じ定番、BOSSのTU3です。
こちらは使用されている方も多いのではないでしょうか?
ペダルタイプですが、リペアの際は机に置いて使用します。
耐久性・精度・見やすさとどれをとっても素晴らしいチューナーです。
・・・・ちなみにLEDにテープが貼ってあるのは机に置くと光がまぶしい為、テープで押さえて使用しています、、
続いて
惜しまれつつも生産完了してしまった名機
KORGのDT-10です。
こちらも耐久性が高く見やすさ抜群。
こちらのリペアマンは壁に取り付けて使用していますね。
最後にご紹介は私の使用するこちら
先程クリップタイプでもご紹介しましたピーターソンの置き型チューナーです。
なんといっても高精度ストロボ型で、見やすい大画面。
バズフェイトンチューニングから、変則チューニング
そしてウクレレ・マンドリン・バンジョー・シタール・バグパイプ等々・・・
多くのチューニングに対応しています!
更にこちら、充電式で持ち運んでの使用も可能!!
どんな時に使うのかというと・・・・・?
皆様のお近くの店舗にも、我々ギターリペア工房のリペアマンが調整会に向かうかも・・・?
という事で、今回はリペアマンが使用しているチューナーをご紹介しました。
リペアマンは耳で聞いて音の違和感等感じる事で修理を行います。
と同時に信頼を置ける道具=チューナーを使い、視覚的にも修理を行うのです。
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