急に寒くなるとギターのネックは逆反りが多くなるんです!
皆さんこんにちは!!
急に寒くなりましたが、風邪や体調不良などになられてはいませんか?
就寝時の窓の開けっ放しなどには気をつけて、身体を温めて過ごしてくださいね!
寒さといえば、そう!
これからは、ギターのネックは逆反りが多い時期なんです!
(※加湿器や暖房を入れたりすると逆反りとも限りません)
ネックの反りとは?>>ネックの反り調整と全体のチェックをお勧めします。
恐らく順反りよりも逆反りの方が弾いていて気付きやすいかもしれませんね。
なぜなら、夏は比較的順反りであったネックも、少しの反りであればちょっと弦高があがった気がするとか弦を抑えるのが辛いといった感じだけですが、逆反りだと、少しの反りでも音が詰まる!音がビビる!もはや音がでない!といった感じになるからです。
大丈夫です!
これは、故障ではありません!
伐採されてから年数の若い木はとくに、ほぼ当たり前と言っていいくらいの現象です!
あとはいかに保管する環境や定期的なメンテナンスを心がけるかで大きく変わります!
今日からご自分の相棒を正しい環境で大切にしてあげましょう!!!
①ギターやベースは風邪通しがよく湿気の少ないところで保管しましょう!
かといって開け放れた窓際のように温度や湿度の変化が激しい場所には置いてはいけません!
②スタンドに置くのがよいか、壁に吊るすのがよいか、はたまたハードケースがよいのか?
楽器の状態にもよりますが、毎日弾かれる方は比較的ケースから出しておきたいと思われます。
スタンドタイプに比べ、ギターハンガーなど壁に吊るすタイプの方がネックへの負担が軽減されるため、一般的に後者が良いとされています。
しかし、壁に穴を開ける必要があので住宅問題が考えられ、気軽にできない場合もあるのが難点。
そういった場合は吊るすタイプのスタンドもお勧めです。
※また注意点として、ラッカー塗装の楽器には必ずラッカー対応されたスタンドを使用してくださいね!
対応していないものに誤って置いてしまうと、輪ゴムがプラスチックに溶けてくっついてしまうように、楽器もスタンドとの接触面が反応して溶けてしまうからです!
そして、やはりハードケースに比べ、スタンドはちょっとしたことで倒してしまったりといった事故の可能性は間違いなくあり、ケースで保管したい方も多くいらっしゃいます。
↓そんな方は必ずこれ!↓
<湿度調整剤>
必ずこの湿度調整剤を入れ湿度を50%前後をキープしてください!
湿度変化による木の反りや、割れを防ぎます!
③弦を緩めるか緩めないか
これは色々な説がありますね、、、
メーカーによっては弦を張った状態でバランスが保たれるよう設計しているため、あまり緩めないでくださいといったものもあります。
しかし指定されたゲージ以外のものではもちろんバランスは崩れてしまいます。
ではどうしたら良いでしょう、、、
これは個人的な意見ですが、できるだけ毎日弾いてあげることで楽器に振動を与えることが大切です。
その場合は極端に弦は緩める必要はないと思われます。
しかし毎日弾くことができなかったり、2・3日触れない場合は1回半~2回程度緩めハードケースにしまってください。
もちろん湿度調整剤も入れてくださいね~!
④その他!
↓弾いていないときは必ずこれを!↓
<フレットガード>
スタンドの転倒事故からフレットを守る!
持ち運び移動時のフレットのすり減りからフレットを守る!
そして指板を乾燥から守る!
そんなアイテムです!
<アコースティックギター用の暖房などの乾燥から守るアイテム!>
水を含ましてサウンドホールに付けておくと効果的です!
<ポリッシュ、オイル類もたくさんの種類があります。>
是非是非お店のスタッフまでお問い合わせください!
そして最後に!!
忘れてはいけません!!
何より大切なのはメンテナンス!!
最低半年に一度は、必ず楽器の定期健診を!
チェック、お見積もり、ご相談などはもちろん無償です!
皆さんのお越しを心よりお待ちしております!
記事中に表示価格・販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その価格・在庫状況は記事更新時点のものとなります。
店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。
島村楽器の店舗ホームページ・ブログなどに掲載された、ギターのリペアやメンテナンスに関する記事をご紹介します。