オーバーホール
ブログをご覧の皆さん
大切な楽器を眠らせてはいませんか?
ここ数年、「久しぶりに楽器を始めよう」、「眠らせていた楽器を復活させよう」という方が増えていると実感しています。
今回もそういった傾向に近い依頼がありましたのでご紹介します。
ラッカー系塗料を使用されている楽器でよく目にするのが経年劣化による塗膜の軟化に伴う汚れやケース内部の生地がこびりついている状態。
既に塗膜が柔らかくなっている事と汚れが著しい為研磨&バフ磨きや追加の塗装コーティングでは対処が難しい為、基本的に工房ではリフィニッシュをご案内させて頂いております。
リフィニッシュの工程については過去のブログでもご紹介していると思いますので割愛させていただきますが基本的には以下の通りです。
①損傷のある塗膜を剥がす
②木地(今回の場合はボディ材)を研磨し
③任意の塗料を使用して再塗装する。
④塗膜の硬化後、塗膜の研磨とバフで磨き上げ仕上げる。
以上の工程を踏まえて完成したのがこちら。↓↓↓↓
演奏性や音の出力に問題のあるパーツ以外は全てオリジナルパーツを磨き上げオーバーホールし再利用しています。
今回は同系統のカラーでのリフィニッシュでしたが工房では様々なご要望にお応えできるように多数のカラーをご用意しております。
沢山のご依頼お待ちしております。
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「最近なんだか弾きづらい」「自分だけのオリジナルにしたい」などなど、エレキ、アコースティック問わず、改造なんでも長谷川にお任せください!!