テレキャスター【レバースイッチ交換】
こんにちは。 浅草橋ギター&リペア店スタッフです。
テレキャスターのレバースイッチ交換についてご紹介致します。
『音が出ない』と修理をご依頼頂く事は非常に多いですが
『音が出ない』にもPUがそもそも壊れているものから
ジャックが断線しているだけ等、重症・軽症の修理は様々です。
今回ご依頼頂いた修理は『音が出ない』
確認したところ、PUは無事でした。
『フロントORリアピックアップの片方は出るのに片方は出ない』
という場合はスイッチ不良で音が正常に出力されていない場合が多いです。
PUはまだ大丈夫かもしれないので諦めずに修理をご依頼下さい…!
という事でスイッチ交換の修理を行っていきます。
今回交換するスイッチはこちら
モントルーのレバースイッチです。
因みにこちらは4Wayのスイッチとなっております。
(写真の上下それぞれコモン端子と別に端子が4つ付いてます)
交換前
交換後
テレキャスターは大体コントロールプレートとパーツが接触し、アースに落ちますが
念の為スイッチ自体からもアースを落とします。(これでノイズ対策もバッチリですね)
工場から出たばかりの楽器はコントロールプレートと別でパーツのアースを落としていない事が多いので
ノイズが気になる方は是非ノイズ対策も一緒にご検討下さい。
~余談~
今回は元々4Wayスイッチから4Wayスイッチへの交換でしたね。
テレキャスターは3Wayスイッチのものをよくお見かけしますが
実は4Wayスイッチも可能なのです!
4Wayスイッチといっても
・フロントPU
・ミックス(パラレル)
・ミックス(シリーズ)
・リアPU
の組み合わせをお客様のご希望のスイッチレバー位置にカスタマイズする事も可能です。
3Wayスイッチ⇒4Wayスイッチへのカスタマイズも承っておりますので
お気軽にお問い合わせ下さい。
ご覧頂きありがとうございました!
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