マルチに楽しむnanaユーザーへ!歌も楽器も1台でOK!マイク・ラインどちらも使えるおすすめ録音機材
はじめての機材選び!nanaで使える録音アイテムのすゝめ ~その3~
こんにちは!
島村楽器「nana」公式Twitterアカウント (@shima_nanamusic)の担当、通称「中の人2号」です。
前回は、「マイクで録るアイテム」「ラインで録るアイテム」の違いや、自分が録りたいものに合わせた選び方を紹介しました。
今回は、マイクを繋げることも、ラインで楽器を繋げることもできる録音アイテムをご紹介します!
歌も楽器もやるnana民さんにおすすめ
nanaユーザーさんの中には、歌もうたうし、ギターやピアノ、ドラムなどの楽器もやる!という方も多いと思います。
そういう場合は「マイク」も「ライン(オーディオケーブル)」も挿して使えるアイテムを選んでおくと、1個のアイテムで色々な使い方ができるので便利です!
選ぶときは「入力の数」をチェック!
マイクもラインもOKなアイテムを選ぶときは「同時にいくつ繋げられるか」がポイント!
ケーブルが繋げられる場所(=入力)の数で、使い方が変わってきます。
入力が1つしかないと…
たとえば、これまでに何度も登場しているアイテム「TASCAM iXZ」。
こちらはマイクもラインもOKですが、入力が1つしかないので、歌うときにはマイクを挿して、楽器を弾くときには楽器を繋げる、という使い方になります。
毎回挿し替えるのはちょっと手間ですよね。
もしも入力が2つ以上あったら?
入力が複数あれば、マイクや電子楽器のケーブルを挿しっぱなしにしておくことができます!
例えば、多いものだとこんなふうにギター・シンセ・マイクを一気に繋げることもできちゃいます。
録るものを変えるときは、録音アイテムのスイッチや音量のつまみを調整するだけで、ケーブルを挿し替える必要がありません。
すぐに楽器の音が出せるので、音程や歌い方を弾きながら確認することもできますね!
自分にあった数を選ぼう!
じゃあ入力が多ければ多いほどいい?!…というわけではありません。
入力の数が増える=アイテムの性能が高くなるということなので、そのぶんお値段も高くなります。
iXZは1つしか挿せませんが、アナログ接続ということもあってかなりリーズナブル!
まずは試しに使ってみたい!という方や、録音するときには歌なら歌、ギターならギターと決めて集中してやる、という方には条件を満たしているオススメのアイテムです。
自分が録音するときの状況をイメージして、どのくらいの性能が必要なのか?を予算と相談しながら検討しましょう!
入力が2つ以上あるアイテムの例
※記載している商品の金額はすべて記事作成時点のものです。価格や販売状況は変動しますのでご了承ください。
YAMAHA AG03
定番の人気アイテムです!
マイク・ギター・キーボード…とケーブルを挿す場所がたくさんありますが、わかりやすいアイコンがついているので、機材に不慣れな人でも迷わず接続できます!
また、入力した音を機械のなかで合体させて1つの音として出力する「ミキサー」の機能もついています。例えば電子ピアノと歌声を同時に録音する、なんてことも出来ちゃいます。
メーカー | 品名 | 販売価格 |
---|---|---|
YAMAHA | AG03 | ¥16,200(税込) |
※「AG03-MIKU」という初音ミクさんの絵柄が施されたモデルもありますが、現在は生産終了となっています。見た目以外、本体の機能はどちらも全く同じです。
TASCAM MiNiStudio シリーズ
MiNiStudio PERSONAL US-32
「PERSONAL US-32」は、内蔵マイクが便利なアイテムです!
例えば、エレキギターやキーボードなどの電子楽器はラインで接続して、ボーカルやアコギなどの生楽器は内蔵マイクで録る、というような使い方ができます。
別にマイクを買い足すのはちょっと予算が…という方や、スッキリ1台で完結させたいという方にオススメです。
メーカー | 品名 | 販売価格 |
---|---|---|
TASCAM | MiNiSTUDIO PERSONAL US-32 | ¥7,581(税込) |
MiNiStudio CREATOR US-42
「CREATOR US-42」には内蔵マイクはありませんが、代わりにマイクや電子楽器を接続できる場所が2ヶ所あります。
メーカー | 品名 | 販売価格 |
---|---|---|
TASCAM | MiNiSTUDIO CREATOR US-42 | ¥9,526(税込) |
YAMAHA AG03 / TASCAM MiNiSTUDIOシリーズを使うときの注意点
iPhoneとの繋ぐための専用のケーブルが必要です
これらのアイテムはすべてデジタル接続で、USBケーブルを使ってiPhoneとアイテムを繋げます。
しかしUSBケーブルをそのままiPhoneに挿すことはでできないので、このように変換アダプターを使います!
アダプターは2種類ありますが、以下のどちらでも使えます。
「USB 3」と入っているモデルのほうは、Lighting端子がついているので、録音アイテムを繋いでいるあいだもiPhoneを充電することができます。
電源が必要です
iXZなどのアイテムは、iPhoneに充電された電気を使って動くことができますが、AG03やMiniStudioシリーズはコンセントから電源をとってあげないと電力不足で動きません。
いつもiPhoneを充電するときに使う「5W USB電源アダプタ」と、別途「MicroUSBケーブル」を用意しましょう!
こんな感じで接続します。
MicroUSBケーブルは、モバイルバッテリーの充電に使われることが多いので、もしかしたらもう持っている人も多いかもしれません。
不安な場合はスタッフに確認してみてくださいね!
おわりに
3回に渡ってご紹介した録音アイテムのすゝめ、いかがでしたか?
初めてのアイテム選びに迷ったときはぜひ参考にしてみてくださいね!
次回からは、ここで紹介したアイテムの詳しい使い方やレビューお届けします!お楽しみに〜!
中の人2号でした。