譜面が読めなくてもできるフィンガードラム
出版社 | リットーミュージック |
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書籍名 | 譜面が読めなくてもできるフィンガードラム |
定価 | ¥1,650(税込) |
販売価格 | ¥1,650(税込) |
ISBN | 9784845638659 |
発売日 | 2023年2月25日 |
製品概要
AKAI professionalのMPCシリーズや、NATIVE INSTRUMENTSのMaschineシリーズを使って、あるいはパッド型のコントローラーとドラム音源を組み合わせて、指でビートを叩き出すフィンガードラム。
年々、フィンガードラムの演奏者は増加しており、テレビや配信動画などで見かける事も増えてきたと思います。
本書は、そのフィンガードラムの入門書。
譜面を使わずに、わかりやすい図解と簡単な解説で、誰でもフィンガードラムが叩けるようになります。
また、著者のスペカン氏はドラマーやドラム講師として活動している人物で、その経験を生かして、フィンガードラムのレッスンも行っています。
本書では、フィンガードラムと生ドラムのセットとの共通項や、フィンガードラムを叩く際の指の配置といった基礎的な知識も解説。
これまでまったく楽器を触った事が無い初心者の方にも楽しんでもらえる内容になっています。
本書で紹介する練習フレーズは簡単なだけでなく、実は実用的なものを揃えているので、この本の内容を攻略してしまえば、すぐに曲作りやパフォーマンスで活かす事ができます。
著者プロフィール
スペカン
1977年生まれ。5歳からドラムを始め、ジャズ・ドラムで基礎を学び、学生時代から数々のロック・バンドで活動を開始。坂田稔(宮間利之ニューハードオーケストラ)氏、山背弘氏らに師事する。坂田氏のもとでは6年間付き人を経験し、現在も坂田氏からの指導と、山背氏のもとでモーラー奏法の指導を受ける。
2013年、交通事故により右上腕骨近位端粉砕骨折の大怪我をし、医師に「二度とドラムは叩けないだろう」との診断を受けるも、モーラー奏法等で培った身体操作や、想像を絶するリハビリの結果、驚異の3ヵ月という短さでドラムを叩けるまでに快復。
その後、NATIVE INSTRUMENTS MASCHINEシリーズやAKAI professional MPCシリーズなどのサンプラーの可能性に惹かれ、トップMPCプレイヤーであるKO-ney氏、Ableton認定トレーナーに指導を受け、アコースティック・ドラムの経験を活かし、独自のフィンガードラム・メソッドを確立。「指でドラムを叩く」という、これまでの概念を壊すドラム・プレイを行う。
2006年頃から本格的にドラム講師としての活動を開始。「身体の使い方を意識したドラム」を考え、「いかに疲れずに叩き、大きい音(ダイナミクス)を出し、早く叩けるか」を研究。モーラー奏法をベーシックに、古武術などに共通する「身体操作」を応用した独自の理論で、完全オリジナルのレッスン・メニューやドリルなども作成。アコースティック・ドラム/フィンガードラム指導者としてこれまでに述べ1,000人以上を指導する。また、著書に「DTMerのためのフィンガードラム入門」(リットーミュージック刊)がある。