こんにちは。イオンレイクタウン店 ドラマー店長・大和田です。
酷暑が終わりいよいよ文化祭シーズン到来。
今回はライブに向けて練習が進むなか、「本番でスティックが滑るのが心配…」というドラマーに強力な助っ人をご紹介します。
その名も「GORILLA SNOT」です。
GORILLA SNOTとは?
名前を直訳すると「ゴリラの鼻水」。
インパクト大ですが、中身はロジン(松脂)を主原料にしたグリップ補助ジェル。体温で粘着性が高まり、汗だくの現場でも乾きやすい手でも、スティックをしっかりホールドできます。
さっそく開けてみましょう!


- ロジン(松脂)由来のジェル状グリップ剤
- 体温で粘着性が増し、スティックやピックの保持力をアップ
- 手汗が多い/手が乾きやすい/グリップがずれやすい人に有効
- テープ類と違い、スティックの太さや重量がほぼ変わらないのが利点
実際の使い方
- ごく少量(米粒〜小豆大)を、利き手の親指と人差し指に取ります。
- 指先に薄くのばして数秒待ち、粘着が立ち上がってきたらスティックを握ります。
- いつもの位置でストローク。必要に応じて少しずつ追加。付けすぎは禁物。
- 使用後は石けんで丁寧に手洗い。なかなか落ちにくいので時間をかけて洗いましょう。
コツ
- スタジオや本番では、まず“少量で試す”のが失敗しないポイント
- スティックに残った粘着は乾拭き→固く絞った布で拭き取りを
- 肌に合わないと感じたら使用を中止してください(ロジンに敏感な方は要注意)


実際に試してみた感想
わたし個人の主観も入りますが、感想をまとめるとこんな感じになりました。
- 空振りでフルストロークしても、スティックが指に絡むようにホールド。滑りゼロに近い体感。
- グリップテープのように太く・重くならないので、普段使っているスティックの感覚を保てる。
- 手が乾きやすく、握りが緩めで位置がずれやすい人に特に効く。
- 文化祭直前に「ちょっとゴリラの鼻水付けてくるわ」と言えば、場の空気も少し和むかも?
香りはわずかに松脂系。食べ物ではありませんのでご注意を。

こんな人におすすめ
- 本番や照明下で手汗が増え、スティックが滑る
- 乾燥肌でホールドが安定しない
- グリップテープの太さ・重さの変化が苦手
- 難易度高めのフレーズでグリップ位置がずれがち

注意点・メンテ
- 付けすぎるとべたつきが強く、手洗いに時間がかかります。まずは極少量から。
- 学校やスタジオの備品になっている、スティック・ドラム使用時は、粘着残りに配慮を。
- 肌が弱い方は、前腕の内側などでパッチテストをしてから。
ドラマー以外にも:ピックの滑り止めに
ギタリスト/ベーシストのピックにも有効。ライブでピックが回ったり飛んでしまう悩みにも役立ちます。
バンド内で1個シェアしても便利かもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
『GORILLA SNOT』は全国の島村楽器で販売可能です。レイクタウン店には在庫がございますので、お問い合わせお待ちしています。

本番前の「滑ったらどうしよう」という不安をひとつ減らして、演奏に集中できますように。
皆さんの文化祭ライブが最高に盛り上がり、忘れられない一日になりますように。健闘を祈っています!