Rupert Neve Designs OptoFET | 新設計のFET / オプティカルコンプレッション回路を1Uラックに統合したアナログコンプレッサー / ウェーブシェイパー

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Rupert Neve Designs OptoFET | 新設計のFET / オプティカルコンプレッション回路を1Uラックに統合したアナログコンプレッサー / ウェーブシェイパー

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

Rupert Neve Designsが、FETコンプレッサー回路と光学式(OPTO)コンプレッサー回路を1Uラックサイズに統合し、柔軟なデュアルステージ/デュアルバンド処理を実現したアナログコンプレッサー「OptoFET」を発売します。

注目ポイント
  • 新設計のFET回路と最適化された光学式(OPTO)回路を1台に搭載し、直列(Dual Stage)または帯域分割(Dual Band)での自由なルーティングが可能
  • FET側には高域倍音を付加する「GRIT」、OPTO側には低域を豊かにする「BLOOM」という独自の倍音・ウェーブシェイピングモードを搭載
  • 各コンプレッサーセクションに独立したBlend(パラレル圧縮)、サイドチェインHPF、メイクアップゲインを備え、極めて緻密かつ大胆な音作りを実現

特徴

OptoFETは、新設計のFETコンプレッサー回路と最適化された光学式(OPTO)コンプレッサー回路を1Uラックサイズに統合した、極めて多機能なアナログ・ダイナミクス・プロセッサーです。最大の特徴は、2つのコンプレッサーを直列に配置する「Dual Stage」モードと、クロスオーバー・フィルターを用いて低域・高域に個別のコンプレッサーを割り当てる「Dual Band」モードを切り替えられる点にあります。さらに、FET側には高域の倍音歪みを強調する「GRIT」モード、OPTO側には低域の倍音を豊かにする「BLOOM」モードを搭載し、従来のSILK回路とは異なるアプローチでの積極的な倍音付加や波形整形が可能です。ボーカルのトラッキングからマスタリング、サウンドデザインまで、ソースのダイナミクスとトーンを完全に掌握するための革新的なツールです。

直列と帯域分割を自在に操るデュアルモード・アーキテクチャ

OptoFETの最大の魅力は、その柔軟なルーティング能力にあります。「Dual Stage」モードでは、FETとOPTOの2つのコンプレッサーを直列(シリーズ)で使用でき、エンジニアにとっての「定石」とも言えるダイナミクス処理を1台で完結させます。ボタン一つで接続順序を「FET > OPTO」または「OPTO > FET」に入れ替えることも可能です。一方、「Dual Band」モードではクロスオーバー・フィルター(50Hz〜500Hz可変)が有効になり、低域と高域に対してそれぞれ独立したコンプレッサーを割り当てることができます。これにより、ベースの低域をタイトに保ちつつ中高域のテクスチャを強調したり、ドラムバスの帯域バランスをダイナミックに制御したりといった、従来の単体機では不可能だった処理を実現します。

攻撃的なサウンドメイクも可能な新設計FETと「GRIT」モード

本機に搭載されたFETコンプレッサーは、Rupert Neve Designsのエンジニアリングチームが長年実験を重ねて完成させた全く新しいデザインです。最速100マイクロ秒(0.1ms)という超高速アタックタイムや、4:1または8:1のレシオ設定など、FETならではの特性を備えつつ、現代的な精度も兼ね備えています。さらに特筆すべきは「GRIT」モードの搭載です。このスイッチを入れると、FETコンプレッサーは強力なウェーブシェイパーへと変貌し、高域成分を中心に豊かな倍音歪みを加えることができます。これにより、ソースをオケ中で際立たせたり、攻撃的なキャラクターを与えたりすることが可能です。Blendノブと併用することで、原音の芯を残したまま適度なダーティさを加えるといった高度な処理も容易に行えます。

包み込むような温かみを生むOPTOと「BLOOM」モード

FETセクションと対をなすのが、同社のMBT(Master Bus Transformer)などで培われた技術をさらに発展させた光学式(OPTO)コンプレッサーです。FETに比べて緩やかなアタック(5ms〜)とリリース特性を持ち、2:1または5:1のレシオ設定により、音楽的でナチュラルなレベリングを提供します。OPTOセクション独自の「BLOOM」モードは、作動させると低次倍音が大幅に増加し、ソース全体をより温かく、丸みのあるサウンドへと変化させます。特に低域の存在感が増すため、EQを使わずに音色の太さを調整する際に極めて有効です。FETの鋭さとOPTOの柔らかさを組み合わせることで、あらゆる音源に対して最適なダイナミクス処理を施すことができます。

2つのコンプレッサーのキャラクターと役割の違い

本機に搭載されたFETとOPTOは、単なる2つのコンプレッサーではなく、互いに補完し合う対照的なキャラクターを持っています。FETセクションはトランジェントに対する反応が鋭く、ピークを叩き潰したり、リズムにパンチを与えるのに適しており、特に「GRIT」モード時は高域への倍音付加によってサウンドを前面に押し出します。対してOPTOセクションは、信号の平均的なレベルを滑らかに整える能力に長けており、「BLOOM」モードによって低域のふくよかさと安定感をもたらします。ユーザーはこの明確に異なる2つの挙動を理解し、直列接続で「ピーク処理(FET)からのレベリング(OPTO)」を行ったり、帯域分割で「低域はタイトに(FET)、高域はナチュラルに(OPTO)」と使い分けたりすることで、1台のアナログ機材とは思えないほどの多彩なサウンドデザインが可能になります。

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主な仕様

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XLR Line IN to XLR Line OUT (Compressor Bypassed)
Input Impedance 10 kΩ
Output Impedance 40 Ω
Maximum Input Level @ 1 kHz +24 dBu
Maximum Output Level @ 1 kHz +24 dBu
Noise (22 Hz – 22 kHz BW) -96 dBu
Frequency Response 6 Hz to 70 kHz: +/- 0.1 dB
<5 Hz to 183 kHz: -3 dB
THD+N @ 1 kHz 0 dBu: 0.002%
+20 dBu: 0.0006%
FET COMPRESSOR SPECIFICATIONS
Noise (22 Hz – 22 kHz BW) -82 dBu
Attack Time 100μS – 50mS
Release Time 50mS – 1.5S
OPTO COMPRESSOR SPECIFICATIONS
Noise (22 Hz – 22 kHz BW) -93 dBu
Attack Time 5mS – 50mS
Release Time 50mS – 1.5S

Note: Compressor time constant ranges represent the full range achievable within all front panel settings.

DIMENSIONS & WEIGHT
UNIT DIMENSIONS 1RU: 19” W x 8.25” D x 1.75” H
(48.3 cm W x 21 cm D x 4.5 cm H)
UNIT WEIGHT 8 lbs. (3.6 kg)
SHIPPING DIMENSIONS 24” W x 13” D x 4” H
(61 cm W x 33 cm D x 10.2 cm H)
SHIPPING WEIGHT 9 lbs. (4.1 kg)

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発売日

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