電装パーツ交換の作業事例 ~モリモン~

どうも、こんにちは。モリモンです!

モリモン最近、リペアでご指名を頂く事が増えてきたんですが、電装系のリペアに多い印象・・・

そこで今回は、モリモンが電装修理をするとこんな感じだよ~

というところを見せたいなと思います!!!

モリモンによる電装リペア事例

Jazz Bass Style

CTSポットにオレンジドロップを載せ、ジャックはSwitchcraft製、配線材にはBeldenを使用。

パーツとしては一般的な部類になると思います。

ただし、Orange Dropは600V耐圧を採用

ギターでは耐圧400Vのものが良く見られますが、敢えて600Vを選択しました。

耐圧が高いと低音域の情報量が増え、サウンドが太くなったように感じます!

さらにモリモンの拘りポイントとしては、

信号ライン(画像の白い線)を切らずにジャックまで1本で配線する事です!

途中で切っているように見えますが切れていませんよ。被膜だけ剥いてハンダ付けしています。

銅線の中を通る電気(特に低音域)が、出来るだけハンダを通らずにスムーズに流れ、

スピード感のあるサウンドになることを意識しています。

※モリモン限定アップチャージを頂いております。

Telecaster Style

続いてはテレキャス事例。

ジャキッと感は残しつつ、耳に痛い高音は苦手で、ビンテージっぽくしたいけど、

オールマイティに使えるようなサウンドにして欲しい・・・という難題でした。

まずポットにはCTSのヘソ付きを使用し、ビンテージっぽい使用感にしています。

コンデンサにはOvaltoneの鵺 ROSSOを使用し、

ギターにとって気持ちの良いミドルが自然に前に出てきました。

ハイパスコンデンサには、Silver Micaの容量250PFを選択。

元々は1000PF容量のセラミックコンデンサが付いていましたが、

耳に痛い高域を減らす目的で、容量値を変更。超高域は出てるのでジャキ感は残ります

シルバーマイカはクリアな音質で原音に対する影響も少ないのでパスコンに最適です。

今回の配線材には、撚り線ではなく単線を使用。

単線にすることで音の粒が立ち、クリアで音抜けも良くなります。

ただし、撚り線と比べると多少倍音が大人しくなりますが、

そこは鵺コンデンサがレンジを広げて上手くカバーしてくれています。

ライブで使用する時に、ジャックでガリが出ると困るという事で、

Pure Tone Jackを採用しました。端子がプラグを四方から挟むように設計されているので、

一般的なジャックと比べると圧倒的にガリが出ないパーツで、モリモンもオススメです。]

そしてハンダには、このHMX Pb-Dol.(通称ドルチェ)を使用!

実は今回の一番のキモがコレで、

ドルチェはんだにするだけで本当にサウンドが甘く艶やかになるんです。

モリモン、超絶お勧めの逸品です!!!!

電装系もモリモンにお任せ!

サウンドに不満があるなら、是非是非ご相談ください!

一緒に理想のサウンドを目指していきましょう!!

3月に千葉県流山市でライブしてきました。

珍しくウクレレで参加しています!

画像は市長のSNSに載っていたのでスクショ笑

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この記事を書いたスタッフ

名古屋ギター&リペア店森本

どうもモリモンです!店舗リペアマンの経験をして来ました。店舗リペアの経験を活かしたクイックリペアが得意です。お困り事は無いですか?

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