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【徹底検証】箱?イス? いやいや、今人気の打楽器、 カホン です! いろいろと叩いてみました! ( Schlagwork, Pearl )

こんにちは!長野店ドラム担当小林です!

ここ数年人気上昇中の打楽器といえばカホン!持ち運びやすく、誰でも簡単に「低音」と「高音」が出せるため、楽器未経験の方も気軽に始められるのが人気の秘密です。お客様から「コレ何?箱?イス?」と聞かれることがありますが実は立派な楽器です(笑)今回から始まる「カホン徹底検証」ではいろいろなカホンを叩いてレビューしていきます。みなさんの カホン選び のお役に立てば思います。

 

チャートの説明

まず今回の検証結果をわかりやすくチャートで表していきます。

  • 音圧 — 音の存在感、他の楽器と合わせた時に埋もれないための大切な要素です。
  • 音程 — “ドスッ”と腹に来る低音、アンサンブルに溶け込む中域を効かせた程よい音程感、など参考にしてください。
  • バズ音 — 高音を叩いた時の”ジャリ”っとした音のことです。歪みがどこまで効いているかの指標となります。
  • 携帯性 — やはりカホンの魅力は電車を使ってどこでも持っていける点ですよね。

以上4つの項目を中心を 0 としたチャート内に ★ を付けます。★の数が多いほど該当する項目の数値が大きい(または小さい)という意味です。

さて比較には「基準」が必要です。いつもなら一つの機種を指定しますが、カホンはまだまだ新しい楽器。。「世界標準」や「時代を超えて愛され続ける名器」はまだありません。よって今回は比較する全てのカホンが収まる範囲の枠を設けました。それぞれの特徴を捉えていただければと思います。

 

では検証スタート!

 

Schlagwerk (シュラグヴェルク) X-one シリーズ (SRLP-105)

  • メーカー希望小売価格¥20,000(税抜)¥21,600(税込)
  • 販売価格¥17,000(税抜)¥18,360 (税込)
  • 打面材:バーチ
  • サイズ:縦30cm×横30cm×高さ50cm
  • 重量: 4.0 g
  • 付属品:なし

 

シュラグヴェルク とは

いきなり発音が難しい名前!

カホン好きの間では有名なドイツのパーカッションメーカーです。旧来のスタイルにとらわれず、独自のユニークなアイデアで、美しく、完成度の高い楽器を製作しています。

“シュラグ” と呼んであげてください。

 

レビュー

数ある中でも人気モデルがこちら、X-oneシリーズです。

X-oneシリーズはこれからカホンを始める方にオススメなお手頃価格のカホン。ややピッチが高めで明るく、バズ音が小さめなタイトなサウンドです。響き線は打面裏側の上部にスナッピー型のものが2つ。このタイプは打面のエッジを叩いた時の高音にはバズ音が混ざりますが、打面の真ん中ちょい上辺りを叩いた時の低音にはバズ音が混ざりにくいので、「高音と低音のサウンドの違いが出しやすい」です。ドラムセットのバスドラとスネアのような組み合わせのサウンドになるのがイイ感じです!

サウンドホールは一般的な大きさ。本体重量は4.0kgと軽めなので女性でも持ち運びやすいです。

響き線はスナッピーを短く切ったような物が上部に2つ。張り具合の調整はできないタイプです。

脚は厚手のフェルトタイプです。

 

チャート

 

ここで残念なお知らせ!

長年大変人気があったこちらのカホンですが、実は先日モデルチェンジをしました。在庫はまだ少しありますが、いいなーと思った方!、ぜひ、お早めに、お近くの、島村楽器までお立ち寄りください。

そして、後継機種:ネイチャー(SR-CP101)もよろしくお願いします。

srcp101

 

次のカホンもシュラグ!

 

Schlagwerk (シュラグヴェルク) ラ・ペルー・シリーズ (SRLP4025)

  • メーカー希望小売価格¥49,000(税抜)¥52,920(税込)
  • 販売価格¥41,700(税抜)¥ 45,036(税込)
  • 打面材:エクスクルーシヴ・マーブルフレーム合板
  • 側面材:バーチ材8プライ
  • サイズ:縦30cm×横30cm×高さ50cm
  • 重量:  4.4g
  • 付属品:カホンケース

 

シュラグヴェルクの名器「ラ・ペルー」の25周年記念モデル。国内限定50台!

マーブル塗装の打面が凄くカッコいいです!思わずジャケ買いしちゃいそうなカホン!

もちろん見かけ倒しなんてことはありません。高音も低音も芯のあるパワフルなサウンドに仕上がっています。スラップ時はカホン全体がしっかり鳴ってくれます。響き線の反応が良く強弱のニュアンスが出しやすくていイイですね。バズ音はやや大きめといったところでしょうか。打面裏の上部から下部まで響き線が張ってあるので低音を叩いた時にもジャリっとバズ音が混ざります。このタイプは従来のカホンのスタイルで、低音にも音の表情を付けやすいです。

サウンドホールの下には25周年のエンブレムも。

響き線はストリングタイプで打面裏の中心辺りには鈴も取り付けられています。ストリングタイプ+鈴の組み合わせはカホンの伝統的なスタイルです。

脚は厚手のフェルトタイプ。脚の近くに響き線の調整ネジがあります。締めればバズ音が抑えらたタイトなサウンド、緩めればバズ音の大きいサウンドにすることができます。

付属のソフトケースはクッションが厚くて丈夫。ポケットも大きいので小物類もたくさん入りそうです。

 

チャート

 

本日の最後はコチラ!

 

Pearl (パール) Boom Box Cajon (PCJ633BB)

  • メーカー希望小売価格¥28,000(税抜)¥30,240(税込)
  • 販売価格¥22,400(税抜)¥ 24,192(税込)
  • 打面材:レッドマホガニー
  • 側面材:ファイバーグラス
  • サイズ:縦30.5cm×横30.5cm×高さ48cm
  • 重量: 5.5 g
  • 付属品:なし

 

パール について

日本のドラムメーカー。実は打楽器のヴァリエーションも豊富です。ユニークな構造のカホンやお子様サイズのカホンなどが人気です。

 

レビュー

こちらはサウンドホールが特徴的なパールのブームボックスカホン

赤いボディと独特なサウンドホールが特徴的なカホン。

なんと、サウンドホールをスピーカーキャビネットと同じ方式にすることにより迫力ある低音が出るようになっているのです。側面材にファイバーグラス(硬質なプラスチックのような材)を使用しているためエッジ部の叩いたときの高音は硬くアタッキーなサウンドです。また重量が5.5kgと重めなこともあり、反応の良さや繊細さ重視ではなく太くて硬いパンチのあるサウンドを狙ったカホンですね。

遠くから見てもサウンドホールの深さがハッキリわかりますね。座面はザラっとした滑り止め加工されているのでカホンを少し斜めに浮かせて叩くときも安心です。

ドン!なんと私の指の付け根から指先ぐらいの深さがあります!10cmぐらいはありますね。これがボゥンという太い音の秘密です。

響き線はスナッピータイプの物が上部に3つ。マジックテープが装着されていて張り方によってスナッピーの反応を少しだけ調整できます。

脚はゴム硬質なゴム脚タイプで安定感があります。

 

チャート

 

おしまいに

今回叩いてみた3台はコスパの高いもの、本格派なもの、構造が独特なものと特徴がわかりやすい 3台 でしたね。とはいえ、文字や写真だけでは伝わりにくい部分もあったかと思いますので是非お近くの島村楽器でいろんなカホンを叩いてみてください!カホンは打楽器の中では数少ない体と楽器自体が触れ合う楽器です。座って、叩いて、カホンの響きを全身で楽しみましょう!次回もお楽しみに!

 

この商品をオンラインストアで購入するこの商品を展示している店舗
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“シュラグ” X-one の色違い、そして パール の ブーム・ボックス・カホン です。

 

この記事を書いた人

長野店 ドラム担当 小林

ドラム歴約20年。吹奏楽、ロック、ジャズなど幅広いジャンルでドラムを叩いてきました!ドラムに関すること何でもご相談ください!

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