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【徹底検証】 練習パッド を比べてみた。 スティックコントロール を磨くためのドラマーの心強い相棒! (Part6)

トリヅカが書いた記事

札幌パルコ店のトリヅカです。

たくさんご覧いただいている練習パッド検証記事。そろそろ佳境に入ってまいりました。今回は、ポータブルなタイプや、ドラム史に残るアニバーサリーな逸品など、ちょっとこだわりの練習パッドをご紹介します。

 

練習パッドとは

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ソフトラバー (左)、メッシュ状 (中央)、ドラムヘッド (右)

「練習パッド」、「練習台」、「トレーニングパッド」、「トレーニングドラム」または「プラクティスパッド」とも言います。周り迷惑をかけずに、静かな音、ドラムと同じ姿勢で無理なくストローク練習ができます。音量、跳ね返り具合(リバウンド)、携帯性などで様々な種類があり、専用のスタンド、もしくはスネアスタンドに取り付けます。ドラムを演奏するうえで最も重要な、”スティックの跳ね返り(リバウンド)” の感覚を養うために必要不可欠なツールです。

 

いざ検証!

まず検証結果をわかりやすく表示したチャートの説明をさせて頂きます。

  • 音量
  • パッドの硬さ
  • リバウンド (跳ね返り)
  • 携帯性

4項目を中心を 0 としたチャート内に ★ を付けます。★の数が多いほど該当する項目の数値が大きい(または小さい)という意味です。比較には「基準」が必要です。ただ練習パッドにつきましては「世界標準」がそれぞれラバー、ウレタン、メッシュ、ドラムヘッドなどであるとは限りません。よって今回は比較する全てのパッドが収まる範囲での枠を設けました。それぞれの特徴を捉えていただければと思います。

20170117165438

 

VIC FIRTH ( ヴィックファース ) VIC-PADSG (ラバー製)

  • メーカー希望小売価格 (税抜) ¥6,800 (税込) ¥7,344
  • 販売価格 (税抜) ¥6,800 (税込) ¥7,344
  • 重量: 797g
  • 付属品 なし
  • JAN: 0750795019380

 

スティックの老舗VIC-FIRTH製の練習パッド。スティーヴガッド生誕70周年を記念して発売したシグネチャープラクティスパッド。口径8″の頑丈なウッドボードの上に、厚さ4.7mmのシリコンラバーパッドを装着。スティックのベストなバウンス感が得られるよう、素材の硬さと厚みのバランスを本人が吟味し決定しています。スタンド取り付けネジ穴はありません。

 

ガッド御大も齢70か…と感慨にふけっている場合ではありません。先日(2016年12月)の来日でも健在ぶりを発揮、というかまたすごくなっていた、という声も聞きます。ガッドの爪のアカでも煎じて、というわけにもいきませんのでせめてこのパッドで練習するとしましょうか…。

御大自ら厚さを決めた、というふれこみのラバー部分を接写。そうかこれが~!と大げさにうなずいてみましたが、見た感じ通常のパッドと同じに見えなくもない…。いや私の様な凡人にはそう見えるのでしょう。スティックやセットと同様の黒づくめでスタイリッシュですね。

裏面はウレタン貼り。テーブルや、スネアドラムの打面に載せて使用できます。スタンドに取り付けるネジ穴はありません。

大きさの比較。結局のところ打点はバラついてはいけないので練習パッドは小さくても良いのですが、この絶妙な大きさはなんとも言えない安心感があります。

打感はEVANSのリアルフィールよりわずかに柔らかく、リバウンドはVIC FIRTHのVIC PADと同様に感じられ、打音もはっきり聴き取れるのでシビアに鍛えることにも対応します。一番のポイントはこの柔らかさですね。心地よく一瞬沈み、しっかりとしたリバンド感。この感じはいつまでも叩いていたくなります。やはり御大自らスペックを決定したという看板に偽りなし!練習パッド選びの有力候補がまたひとつ増えました。

※写真はガッドの生誕70周年(2015年)記念バージョンですが、パッドの仕様はそのままで順次通常バージョンのデザインに変更になります。

 

Pearl (パール) TPX-6N (メッシュ製)

  • メーカー希望小売価格 (税抜) ¥4,800 (税込) ¥5,184
  • 販売価格 (税抜) ¥4,800 (税込) ¥5,184
  • 重量:571g
  • 付属品 チューニングキー
  • JAN: 4549312037381

 

軽量かつ耐久性に富んだプラスティック製のシェルに静粛性に優れるメッシュヘッドを装着したトレーニングパッド。脚などに巻くストラップ付きでいつでもどこでもトレーニング。

 

ドラムを練習する場所というのは悩ましい問題でありますが、膝に巻き付けるというのは古くからあるひとつの解決方法です。その膝上パッドにメッシュヘッド付きというある意味究極のパッド。さて実力やいかに…

ストラップはバックル式で長さ調節。パッド側の脚に当たる部分は痛くないようにRが付いていて、脚にフィットします。

メッシュヘッドはテンションを変えることも出来ますが、耐久性なども考えて張り目で使用するのが良いでしょう。メッシュヘッドが響く小さな打音はしますが、騒音になるほどのものではありません。膝上にセットすることで身体が振動を吸収してくれるため、消音性はたいへん優れています。

しかしリムを叩いてしまうとかなり大きな音がしますので注意が必要です。また、これはメッシュタイプの練習台の宿命ですが、静かなあまり打音が聞き取りにくいためシビアなスティッキング練習には適さないという点があげられます。その際はラバータイプの練習台を使用するのが良いでしょう。

 

 

Wincent (ウィンセント)W-Dualpad (ラバー製)

  • メーカー希望小売価格 (税抜) ¥3,800 (税込) ¥4,104
  • 販売価格 (税抜) ¥3,800 (税込) ¥4,104
  • 重量:313g
  • 付属品 なし
  • JAN: 7350059690121

 

 

  1. ひざ巻の練習パッドに加え、デスク上でも使用が可能。
  2. 特殊ラバーによるナチュラルな使用感を実現。
  3.  特殊ラバーによるローノイズを実現。
  4.  ポケットに入るスリムサイズ。

 

スティックが大人気のスウェーデンのWincent製の練習パッド。2016年にリニューアルし、ストラップが取り外し式になりました。

脚に巻くのはもちろん、ストラップを外してテーブルの上などでも使えるようになりました。小さめながらしっかりとした重さがあり、テーブルの上などでも安定感があります。

脚に巻けば身体が振動を吸収してくれる為たいへん静かに練習が可能。また特筆すべきはパッドの柔らかさです。。先に紹介したスティーブガッドのパッドよりもさらに沈むこむような感触がたいへん心地よく、それでいてしっかりとしたリバウンドもあるため、シビアなトレーニングにも対応します。

とにかくコンパクトなためいつでも持ち歩いていつでもトレーニング。狭い楽屋や移動中の待ち時間等でも、場所の心配なく使用できます。片時もスティックを離さないドラムナードなみなさん必携のパッド。

 

おしまいに

今回はポータブルな練習パッドと、レジェンドドラマーのモデルという一風変わったアイテムを取り上げました。しかしどのモデルも工夫が凝らされており、普段使いに最適なアイテムばかりでした。

特に移動中や待ち時間などにサッと出して使える練習パッドはおすすめです。お仕事や学校の空き時間にルーディメンツのトレーニングをすれば、その後のお仕事や勉強の能率アップも間違いなし!?

ぜひご検討下さい。

 

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この記事を書いた人

札幌パルコ店 ドラム担当 鳥塚

練習パッドが好きだが練習は好きではないへっぽこドラマー。ドラマーさんのお悩み解決のため毎日元気に営業中! ドラム情報アカウント、@tomtom_toriduka の中の人です。

@tomtom_toriduka

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