ドラム大好きな皆さんこんにちは!開発のイシイです。
前回から続いている、「電子ドラムの選び方/おすすめモデル 紹介」、今回はいよいよコチラ、
アコースティックドラムと同様、「ドラムペダル」を使ったセットの紹介に入ります!さてドラマーがこだわるこのドラムペダル、いったい何がそんなに違うのでしょうか?
はい、ドラムペダルは「足のスティック」。覚えると色々なことができます。
- 早いフレーズが踏みやすい
- パワーが出せる
- 強弱がつけやすい
- そして何よりペダルによって自分にあった設定ができる
などなど「よりアコースティックドラムを楽しくプレーするための要素が詰まっている」と言えますね!
前回のおさらい:電子ドラムの選び方 7つのポイント
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サイズ
前もって置きたい場所の広さを測っておくと安心して選べます。 -
静粛性
設置場所がアパート・マンション、または2階以上の場合、周りへの配慮も必要となりますね。打撃音を抑えたモデルなどあります。振動を軽減するアイテムと合わせて選ぶとなおさら安心です。 -
叩いたときの感触
メーカーやグレードによって、叩いた感触が違います。もちろん好みもありますので、お店で実際に試打してみましょう。 -
セットの構成
メーカーやグレードによって増設できるパッドの数が決まってきます。「シンプル構成」、「シンバルは最低3枚」、「いずれツインペダルを」、など組みたいセットについて考えてみましょう。 -
音質・音色
やはり機種のグレードによって音質は変わってきます。そして何より、好きな音が入っているかここも実際に聴いて確かめておきたいところですね。(ロック、メタル、JAZZ、パーカッションなど) -
機能
音の調整、強弱、パッドの感度変更、そして練習機能はどこまで充実しているか、など機種によって異なります。 -
ルックス
「思わずプレーしたくなるルックス」、長く続けるにはここ大切ですよね!
前回のおさらい:決めること
その1 手で叩くパッドの打感を選ぼう
ずっと叩き続けるものなので、叩き心地は重視したいですよね。硬すぎず、やわらかすぎず、そしてできれば静かな方がいいですね。大きく分けて3種類あるので紹介します。
ゴムパッド
- 価格が安い
- 耐久性に優れている
- 打撃音は大きめ(機種によって異なります)
- 感触が硬い、跳ね返りが強い(機種によって異なります)
メッシュパッド
- 打撃音が小さい(機種によって音量は異なります)
- アコースティックドラムのように打面のテンション(跳ね返りの強さ)を調整できる
- 価格は高め
シリコンヘッド (YAMAHA DTXパッドに搭載)
- 打撃音がとても小さい
- アコースティックドラムに近い打感
- 価格は高め
その2 「ドラムペダル or スイッチペダル」ペダルの種類を選ぼう
以前と比べ静かになったとは言え、電子ドラムはやはり「音」のするもの。「本物のドラムに近い感触にこだわる」のか「静粛性を重視する」のか、ここを選んでいきましょう。
ドラムペダルタイプ
例:ALESIS Nitro Kit 用ペダル
- 通常のドラムペダルを装着できるため、アコースティックドラムに近い感触
(ペダル特有のビーターの振り子のような感触に慣れたり、ダイナミクス(強弱)をつける感覚を身につけるのに役に立つ。) - ツインペダルに拡張しやすい
- 音と振動は大きめ
スイッチタイプ
- 音、振動は圧倒的に小さい
- 省スペース (縦幅)
- ビーターがないため、感触に慣れが必要
- “スイッチ” と呼びますが、ちゃんとバスドラの強弱やハイハットの明け具合を細かく表現できるタイプまでもあります
今回は ドラムペダル 対応の おすすめモデル を紹介
今回からは2回に分けてアコースティックドラムに近い、ペダルタイプの中からおすすめのモデルを紹介していきます。と、言いましてもたくさんあるので、今回は「右足はドラムペダル、左足はスイッチタイプ」のモデルを取り上げていきます。
紹介するモデル:
- ALESIS Nitro Mesh Kit
- YAMAHA DTX432KS
- YAMAHA DTX482K
- Roland TD-1KPX2
- YAMAHA DTX522KFS
- ALESIS Crimson Ⅱ Kit
- Roland TD-17K-L-S, TD-17KV-S
ALESIS (アレシス) Nitro Mesh Kit (ナイトロメッシュキット)
- オープンプライス
- 販売価格 (税抜) ¥41,482 (税込) ¥45,630
- JAN:0694318023808
まずはアメリカの老舗ブランド、ALESIS から。”ニトロ” ではなく、 “ナイトロ” でーす。
こちらの “ナイトロメッシュキット” はペダル式の電子ドラムの中で抜群のコストパフォーマンスを誇るモデル。この価格でペダル付属、リムショット対応、さらにシンバルチョークまでできてしまうキットはなかなかありません。低価格帯のキットでどうしても心配になる「パッドの反応」についても、スネア・タムともにメッシュパッドを採用しとても満足のいくレベルです。
キット構成
パッド種類 | 数 (チャンネル数) |
---|---|
バスドラ | 1 |
HHペダル | 1 |
スネア | 1 (2ch 音色によってクローズドリムショットに対応) |
タム | 2 (1ch) |
フロアタム | 1 (1ch) |
ハイハット | 1 (1ch) |
シンバル | 2 (1ch) |
サイズ:畳(たたみ) 2枚分に対する大きさ
ドラムスローン(ドラム用の丸いイス) を含めて必要となる「演奏に必要な有効スペース」を記載しました。畳のサイズは “江戸間” を基準にしています。 (1,760×880 mm )
奥行はドラムスローンを入れた参考値です。
基本スペック
-
- 最大同時発音数:64
- ドラムキット:40(プリセット:24,ユーザー:16)、11(GM キット)
- サウンド:385(ドラム、パーカッション、SFX)、7(ハイハット・コンビネーション:オープン/ クローズ)
- エフェクト:リバーブ、3 バンド・イコライザー
- シーケンサー:ノーマルモード:80 ソング、ラーニングモード:20 ビート、12 リズム、10 パターン、解像度:1/4 音符あたり120 ティック、最大記憶ノート数:およそ1600 ノート
- テンポ:30~280 BPM
- 端子:25 ピン・トリガー用スネークケーブル端子、ヘッドホン端子(ステレオミニプラグ)、外部入力端子(ステレオミニプラグ)、増設用トリガー入力端子 x 2(1/4” TRS 端子)、メイン出力端子(標準プラグ、L/R)、MIDI 入出力端子(5 ピン DIN)、USB 端子
- 電源:AC アダプタ(9V DC、500mA、センタープラス)
YAMAHA DTX432KS
- オープンプライス
- 販売価格 (税抜) ¥59,000 (税込) ¥64,900
- JAN:4513744086330
電子ドラムメーカーの中でもアコースティックドラム、電子ドラム、と両方を手掛ける数少ないメーカーが YAMAHA です。YAMAHA電子ドラムの魅力といえば、数々の名器を参考に制作したそのサウンド。楽しく続けられるための練習機能「リズムゲート」、「リズムゲート」、「ファストブラスト」が充実しているのもポイントです。
アコースティックサウンドだけでなく、エフェクトサウンド、エレクトロニックサウンドなど、あなたの叩きたい曲にマッチする10種のドラムキットを搭載し、高い表現力であなたの感性を体現します。
キット構成
パッド種類 | 数 (チャンネル数) |
---|---|
バスドラ | 1 (ツインペダル対応) |
HHペダル | 1 |
スネア | 1 (1ch) |
タム | 2 (1ch) |
フロアタム | 1 (1ch) |
ハイハット | 1 (1ch) |
クラッシュシンバル | 1 (1ch) |
ライドシンバル | 1 (1ch) |
ドラムスローン | 1 |
- DTX432にはクラッシュシンバルを1枚追加した「DTX432アップグレードセット」もあります。
- DTX432のスネアパッドを3ゾーン(ヘッドショット/オープンリムショット/クローズドリムショット)仕様にしたDTX452、DTX452アップグレードセットもあります。
サイズ:畳(たたみ) 2枚分に対する大きさ
(DTX402 シリーズと同等のサイズのため、同じ図を使っています。奥行はドラムスローンを入れた参考値です。)
基本スペック
- 主な特徴:
新聞紙約1枚分のスペースで設置できるコンパクト設計(お子様に合わせたセッティングも可能)、数々の名器を参考にした本格的なサウンド、オリジナルキットを作り内蔵キットと入れ替え可能、初心者にとってありがたい豊富な練習機能(10種) - キット数:10キット(編集・上書き保存可能)
- ソング数:10
- 拡張可能なパッド数:1
- 接続端子:
SNARE (ステレオミニ端子) TOM1/TOM2/TOM3/RIDE/CRASH/HI-HAT(モノラルミニ端子) HI- HAT CONTROL(ステレオミニ端子) KICKPAD(ステレオミニ端子) PHONES(ステレオ標準フォーン端子)* LINE OUT兼用、 AUX IN (ステレオミニ端子) USB (TO HOST) DC IN
YAMAHA DTX482K
- オープンプライス
- 販売価格 (税抜) ¥74,000 (税込) ¥81,400
- JAN:4957812638913
次もYAMAHAです。DTX402シリーズに対して、スネアパッドに「DTXパッド」を、さらに「クラッシュシンバルを1枚追加」したキット。(当社オリジナルモデル) 3つのエリアの叩き分けが可能なDTXパッドは、発泡シリコンという内部に無数の気泡を含んだ特殊な素材を使用。「跳ねすぎることない適切なリバウンド」は「アコースティックドラムの感触に近い」と多くのドラマーの評判です。
キット構成
パッド種類 | 数 (チャンネル数) |
---|---|
バスドラ | 1 (ツインペダル対応) |
HHペダル | 1 |
スネア | 1 (3ゾーン ヘッド/リムショット2種 叩き分け可能) |
タム | 2 (1ch) |
フロアタム | 1 (1ch) |
ハイハット | 1 (1ch) |
クラッシュシンバル | 2 (1ch) |
ライドシンバル | 1 (1ch) |
サイズ:畳(たたみ) 2枚分に対する大きさ
基本スペック
-
- 主な特徴:
DTXパッドをスネアに採用、2クラッシュ+1ライドのセッティング、数々の名器を参考にした本格的なサウンド、オリジナルキットを作り内蔵キットと入れ替え可能、初心者にとってありがたい豊富な練習機能(10種) - キット数:10キット(編集・上書き保存可能)
ソング数:10 - ドラムペダル付属(FP6110A)
- 寸法:1,000(幅) × 800(奥行) mm (スローン含まず)
- 拡張可能なパッド数:0
- 接続端子:
SNARE (ステレオミニ端子) TOM1/TOM2/TOM3/RIDE/CRASH/HI-HAT(モノラルミニ端子) HI- HAT CONTROL(ステレオミニ端子) KICKPAD(ステレオミニ端子) PHONES(ステレオ標準フォーン端子)* LINE OUT兼用、 AUX IN (ステレオミニ端子) USB (TO HOST) DC IN
- 主な特徴:
Roland V-Drums TD-1KPX2
- オープンプライス
- 販売価格 (税抜) ¥92,500(税込) ¥101,750
- 2017年10月下旬発売予定
電子ドラムといえば、Roland の V-Drums は外せません。こちらは折りたたんで収納できるコンパクト構造、オール・メッシュによる自然な演奏感が好評の「V ドラム・ポータブル TD-1KPX-S」 。こちらはその1KPX-Sをツイン・ペダル対応にアップグレードさせたモデルです。(1KPXS は廃盤となります)
手で叩く部分を全てメッシュパッドにしてあるところに、「自宅練習に適したサイレント仕様」に対するこだわりを感じさせます。またKPX2より「シンバル・パッド以外はすべて組み立てた状態で箱に入っている」ため、セットアップの手間が大幅に軽減してあります。(ツインペダルは別売り)。
折りたたんだ状態
キット構成
パッド種類 | 数 (チャンネル数) |
---|---|
バスドラ | 1 (ツインペダル対応) |
HHペダル | 1 |
スネア | 1 (2ch ヘッド/リムショット 叩き分け可能) |
タム | 2 (2ch ヘッド/リムショット 叩き分け可能) |
フロアタム | 1 (2ch ヘッド/リムショット 叩き分け可能) |
ハイハット | 1 (2ch エッジ/ボウ 叩き分け可能) |
クラッシュシンバル | 1 (2ch エッジ/ボウ 叩き分け可能) |
ライドシンバル | 1 (2ch エッジ/ボウ 叩き分け可能) |
サイズ:畳(たたみ) 2枚分に対する大きさ
基本スペック
- 主な特徴:パッド類を装着したまま折りたたんで収納できるコンパクト構造、オール・メッシュによる自然な打感、厳選された高品質な音色、上達をサポートする練習機能
- キット数:15
- ソング数:15
- 寸法:1,000(幅)× 1,200(奥行)× 1,250(高さ)mm(キック・ペダル、シンバル、ドラム・スローンを含む)
- 折りたたみ時外形寸法:415(幅)× 610(奥行)× 750(高さ)mm
- 重量(AC アダプターを除く):14.9kg
- 拡張可能なパッド数:0
- 接続端子:
OUTPUT/PHONES 端子(ステレオ・ミニ・タイプ)、MIX IN 端子(ステレオ・ミニ・タイプ)、USB COMPUTER 端子(USB B タイプ)、TRIGGER INPUT 端子(25 ピンD-sub タイプ<キック、スネア、タム1、タム2、タム3、ハイハット、クラッシュ1、ライド、ハイハット・コントロール>) - JAN:4957054511432
詳しくはこちらの記事もどうぞ:V-Drums Portable (Vドラムス・ポータブル) TD-1KPX2
YAMAHA DTX522KFS
- オープンプライス
- 販売価格 (税抜) ¥92,000 (税込) ¥101,200
DTX400音源からさらにステップアップさせ、さらに各パッド類のグレードも上げたモデル。もちろんスネアには「DTXパッド」を搭載。音色数を大幅にアップさせ、YAMAHAの代表的なサウンドだけでなく、ダブステップ、ヒップホップ、メタルなどバリエーション豊かなサウンドを搭載しています。
なおこちらの 502音源の魅力は「上位機種(DTX700, 900)から受け継いだサウンド」ですが、実は上位機種であるDTX700よりも後に一度アップデートしています。つまり「演奏性や表現力」が上位機種よりも最新化されている部分もある、「後生まれ」のおいしいモデルでもあります。
キット構成
パッド種類 | 数 (チャンネル数) |
---|---|
バスドラ | 1 (ツインペダル対応) |
HHペダル | 1 |
スネア | 1 (3ゾーン ヘッド/リムショット2種 叩き分け可能) |
タム | 2 (1ch) |
フロアタム | 1 (1ch) |
ハイハット | 1 (2ゾーン エッジ/ボウ 叩き分け可能) |
クラッシュシンバル | 1 (2ゾーン エッジ/ボウ 叩き分け可能) |
ライドシンバル | 1 (3ゾーン エッジ/ボウ/カップ 叩き分け可能) |
ドラムスローン | 1 |
DTX502シリーズには他にハイハットスタンドを使用したモデルが3機種あります。(次回紹介致します)
サイズ:畳(たたみ) 2枚分に対する大きさ
(奥行はドラムスローンを入れた参考値です)
基本スペック
- 主な特徴:
YAMAHAアコースティックドラムの代表的なサウンドを参考にした音色を搭載、スネアにはリアルな打感が評判のDTXパッドを搭載、練習機能8種、録音機能、ドラムスローンも付属 - キット数:50
- ソング数:デモソング 1曲 、練習曲 37曲、パッドソング 22曲、ユーザーソング 40曲
- 寸法:1,100 (幅) × 1,000 (奥行) mm (スローン含まず)
- 重量:22.84 kg(ドラムスローン含まず)
- 拡張可能なパッド数:1
- 接続端子:
トリガー入力1、5、6、9(ステレオ標準フォーン端 子、L:トリガー、R:リムスイッチ)、トリガー入力 2/10、3/11、4/12、7/8(ステレオ標準フォーン 端子 L:トリガー、R:トリガー)、ハイハットコント ロール端子、OUTPUT L/MONO,R(標準 フォーン端子)、PHONES (ステレオ標準フォーン端子), AUX IN(ステレオミニ端子)、USB (TO HOST) 、DC IN - JAN:4513744075563
ヤマハアーティスト、Gorden Campbell 氏の演奏。演奏は 2:17 以降開始します。こちらの動画では、ハイハットスタンドを搭載したモデルを使用しています。
ALESIS Crimson Ⅱ Kit
- オープンプライス
- 販売価格 (税抜) ¥101,667 (税込) ¥111,833
「全てのヘッドにメッシュヘッドを採用した」最もお手頃価格のキット。衝撃を程よく吸収しつつ、ドラムに近い感触を持った打感、強固なスタンド類、ドラムペダル対応、などアコースティックドラムを意識した仕様になっています。そして何より赤を貴重としたデザインが目を引きます。
キット構成
パッド種類 | 数 (チャンネル数) |
---|---|
バスドラ | 1 (ツインペダル対応) |
HHペダル | 1 |
スネア | 1 (2ch ヘッド/リムショット 叩き分け可能) |
タム | 2 (2ch ヘッド/リムショット 叩き分け可能) |
フロアタム | 1 (2ch ヘッド/リムショット 叩き分け可能) |
ハイハット | 1 (1ch) |
クラッシュシンバル | 1 (2ch エッジ/ボウ 叩き分け可能) |
ライドシンバル | 1 (3ゾーン エッジ/ボウ/カップ 叩き分け可能) |
サイズ:畳(たたみ) 2枚分に対する大きさ
<確認中につき、少々お待ちください>
基本スペック
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- 主な特徴:
オールメッシュパッド、リムショット対応のスネアパッド、シンバルチョーク、オリジナルのWAVサンプルやガイドソングをCRIMSONモジュールにロード可能(USBメモリを使用)、強固なスタンド - キット数:74 (54 プリセット + 20 ユーザー)
- パターン数:125パターン(120プリセット、5ユーザー)
- 接続端子:
25ピン・トリガー用スネークケーブル端子、増設用トリガー入力端子 x 2(1/4” TS端子)、メイン出力端子(1/4” TRS L/R)、ヘッドホン端子(ステレオミニプラグ)、外部入力端子(ステレオミニプラグ)、MIDI入出力端子(5ピン DIN)、USB端子、USBホスト端子(USBメモリ接続用) - JAN:0694318023433
- 主な特徴:
Roland V-Drums TD-17K-L-S
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- オープンプライス
- 販売価格 (税抜) ¥107,000 (税込) ¥117,700
- JAN:4957054513207
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Roland の新音源モジュール「TD-17」を搭載したモデル。V-Drums はここから始まる、といっても過言ではないでしょう。ドラム・セット特有のスネアの胴鳴りやスナッピーの響きなどまでリアルに再現します。多彩な音色とそれらを編集する機能を搭載しています。(チューニング・マフリング・スネアバズ・ストレーナー・トーンカラー・ボリューム・パンなどを編集)様々なメトロノームサウンドを使ったコーチモード、手軽な録音機能、バッキングトラックの再生スピードを変更できるなど豊富な練習機能も見逃せません。
Roland V-Drums TD-17KV-S
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- オープンプライス
- 販売価格 (税抜) ¥124,000 (税込) ¥136,400
- JAN:4957054513184
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同じく新音源「TD-17」 を搭載しつつ、新開発の12”大口径スネアパッド、タムパッドもオールメッシュパッドを採用したモデル。
キット構成
パッド種類 | 数 (チャンネル数) |
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バスドラ | 1 (ツインペダル対応) |
ハイハットペダル | 1 |
スネア | 1 (2ch ヘッド/リムショット 叩き分け可能) |
タム | 2 (2ch ヘッド/リムショット 叩き分け可能) |
フロアタム | 1 (2ch ヘッド/リムショット 叩き分け可能) |
ハイハット | 1 (2ch エッジ/ボウ 叩き分け可能) |
クラッシュシンバル | 1 (2ch エッジ/ボウ 叩き分け可能) |
ライドシンバル | 1 (2ch エッジ/ボウ 叩き分け可能) |
サイズ:畳(たたみ) 2枚分に対する大きさ
幅:1,300mm×奥行き:1,100mm(奥行きはドラムスローンを含めた参考値です)
基本スペック
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- 主な特徴:
楽器単体の振る舞いを再現するサウンドクオリティ(SuperNATURALサウンドエンジン)、各音色はパラメーターで調整可能、耐久性抜群のメッシュパッド、全シンバルパッドはチョーク可能、豊富な練習機能、音楽制作ソフトでのMIDI入力やオーディオ録音などPCとの連携強化、操作しやすいボタン・ダイアル - キット数:100 (音色数 310)
- ソング数:7
- 寸法:幅(W)1,300 mm× 奥行き(D)1,100 mm× 高さ(H)1,200 mm
- 拡張可能なパッド数:クラッシュ 1枚
- 接続端子:
OUTPUT端子(L/MONO、R)(ステレオ標準タイプ)
PHONES端子(ステレオ・ミニ・タイプ)
MIX IN端子(ステレオ・ミニ・タイプ)
MIDI OUT端子
USB COMPUTER端子 - 拡張可能なパッド数:クラッシュ 1枚
- 主な特徴:
最後に:電子ドラム本体以外に必要なものは?
実は電子ドラム、お客様のセットする場所やシチュエーションによって必要なものがいくつかあります。
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- スティック
自分の手の大きさにあったものを選びましょう。 - スローン
ドラム用のイス。ちょうどよい高さと安定感、実はとても重要なアイテム。 - ペダル・ハイハットスタンド
「足のスティック」。ペダルは機種によって感触が違います。 - 下にひくマット
大切な床を守りつつ、防振効果も期待できるものがおすすめ。 - スピーカー、またはヘッドフォン
本体からは音がでないので、音を出すアイテムが必要です。ここにこだわると全然音が変わります。 - 外部音源用のケーブル
スマホ、携帯プレーヤーなどで曲を鳴らす時の必需品。 - 防振ツール
ペダルの衝撃による振動を吸収するためのツールなど。 - スティックホルダー・譜面台・ミニテーブル
案外ドラム演奏に欠かせないのはちょっとしたモノ置き場。テーブルなどは滑りにくい工夫がしてあるといいかもですね。あと夏場は水分補給も必須ですよね。
- スティック
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これらについては次回以降の記事でひとつひとつ紹介していきますね。
おしまい
写真:ららぽーと柏の葉店
「アコースティックドラムに近い感触」ということで今回はペダル式の電子ドラムを紹介していきました。ドラムペダルを使用することによりダブル、スライド、ヒール・トゥー・トウ、など色々な奏法をそのまま使うことができ、普段アコースティックドラムも叩く方、またいずれ叩いてみたい方にとってもとても馴染みやすいセットです。
また最近ですと、このようなペダルがあります。
一見スイッチ式に見えるこちらのペダル、裏を見てみると実は「ビーター」がついてます。
限られたスペースの中で「ビーターのしなり」を再現しつつ、かつ振動を抑えた優れものです。まさに日本の住宅事情が生んだペダルですね。振動に悩んでいる皆様、是非お店で試してみてくださいね。
札幌パルコ店 鳥塚による試奏動画
あとは実際にセットに座ってチェック
電子ドラムはできればお店で「叩いた感触をチェック」してみてくださいね。「それぞれのパッドが自分好みの高さ/位置にセッティングにできるか」も大切です。
写真:ららぽーと柏の葉店スタッフ 大和田、塩田、山崎 (左より)
お待ちしています!
次回は、最も アコースティックドラムの感触に近い、「ドラムペダル + ハイハットスタンドを使った本格モデル」の紹介をしていきます。それでは!
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- 閲覧時点で内容・価格が異なる場合、または販売が終了している製品が含まれる場合がございます。予めご了承ください。
- システムの都合上、セットを展示している店の中には、「この商品を展示している店舗」をクリックしても表示されない店舗もあります。詳しくは最寄りの店舗にお問合せください。
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開発のイシイ
朝から夜までドラムのことばかり考えている商品担当の人。でも実はかなりのアメフト (NFL) 好き。最近子供とウクレレを始めました。好きなドラマーはニール・パート。
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