こんにちは、管楽器リペア専門店のハラシマです。

気がつけば、フリーペーパーの連載に力を入れすぎて、前回の記事から、とてもとても長い年月(実に3年)が過ぎていました。本当にすみませんでした。

ちなみに前回の記事はこちら

ちなみに連載しているフリーペーパーとは、管楽器専門誌「poco a poco」さんで、モトヤワター原島の「本日もごきげんに修理中!」という連載を毎月書いております。

「poco a poco」さんのサイトでバックナンバーも見ることができますので、こちらもあわせて見ていただけると嬉しいです。

今回は、「工具の紹介その2」ということで、カミソリをご紹介します。

ちなみにその1の記事はこちらになります。

お客様が作業をご覧になると、リペアマンが使っている工具に興味をもたれる方がとても多いんです。その中でも今回のカミソリは、懐かしむ人もいれば初めてみる人もいて、反応が様々なんです。

カミソリですか?

そんな意外な工具を紹介しますが、使うのは様々なコルクやゴム、フェルトなどを整形する時に使えるので、とても便利な役立つ工具なんです。

なぜ「整形」と言ったのかは、後で紹介します。

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私はフェザー社の片刃のカミソリを使っています。

なぜカミソリなのか

なぜかというと、新品のカミソリは切れ味が良く、コルクやゴムなどを切った際の切断面がとてもキレイに仕上がるのです。

切断面がキレイだと、楽器の見た目もよくなりますし、楽器と均一に接触できるので、動作も安定し、コルクやゴム自体の耐久力も上がります。

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こんなコルク栓みたいなコルクもカミソリで切れます。

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「スーッ」と力を入れずに切断できます。

カミソリの使用方法

これはあまり説明しなくてもわかるとは思いますが、コルクやゴムなどに対して力を入れずに「スーッ」と引くだけです。

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カミソリは切れ味がいいので、力を入れずに引くだけでキレイに切れます。

寿命とか交換時期はあるの?

もちろん刃物なので、使用していくと刃こぼれを起こし切れ味が悪くなります。

切れ味が悪いままコルクなどを切ると、切断面が整わなくなります。

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こう切断面が整わないと、コルクが崩れやすくなったりします。

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見た目は大丈夫そうですが、よくみると刃こぼれしています。

しかし、切れ味が悪くても大雑把に切る事ができますので、コルクシートなどを少し切れ味の悪いカミソリで切断し、楽器などに合わせて新しいカミソリでキレイに整えます。

なので、最初にあえて「整形」と言ったのです。

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新しいカミソリだとホントに引くだけなんです。

カミソリだけなの?

修理屋さんの全員が、カミソリだけを使っているわけではありません。私の場合は、カミソリ以外にも、カッターの刃を使用したりします。

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Olfaのカッター黒刃(中刃)

このカッターの刃もとても使いやすく、切れ味良いので役立つので出張に行く際には、必ず工具箱に入れて持っていきます。

私にとっては「お守り」みたいなものですね。あると安心して作業ができるんです。

刃物を扱う際には充分注意しましょう

当たり前ですが刃物ですので、使用する際はもちろん、保管場所など注意しましょう。

使用している際は気をつけていても、雑に扱うと思わぬ怪我に繋がりやすいです。

私は刃物が嫌いなので、必ず扱う際は細心の注意を払い、保管する際にもケースなどに入れます。

余談ですが、今回の撮影は内心ヒヤヒヤしながら撮影していました(笑)

いかがでしたでしょうか?

カミソリは普段の生活では、頻繁に使うことはありませんが、作業の中ではとても大事な工具なのです。それは、お預かりした楽器の修理・調整の仕上がりに直結するものなので、どの工具もとても気を使って選別し使っています。

これからも島村楽器公式ブログでリペアマンが使う様々な道具の話や、リペアにまつわるお話を紹介していきますので、「poco a poco」さんの連載とあわせてよろしくお願いいたします。

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島村楽器 管楽器リペア専門店は管楽器の修理・点検・調整・関連商品の販売に特化した専門店です。

多くのリペアマンが常駐しておりますので、お客様の管楽器に対する悩みにいつでも相談・対応させていただきます。

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まずはお気軽にご相談ください。

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この記事を書いたスタッフ

管リペアセンター原島

『poco a poco』にて「モトヤワター原島」として毎月連載中。TB吹き。修理と執筆活動でサポートします。楽器以外にケース修理も相談して下さいね。

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