
師範より
マイナーキーのアドリブ(即興演奏)練習に最適なコード進行とテンポのハードロックです。
AパートとBパートで雰囲気が変わりますので、それに合わせてダイナミクスをつけるようにトライしてみてください。お手本の演奏は、Aパートが創作メロディでBパートが完全なアドリブです。メロディからアドリブへの流れなどの参考にしてください。
練習のポイント
使用スケールは、マイナーペンタトニック・スケールです。ピッキングは、ダウンピッキングからはじめて、慣れてきたらダウンとアップを繰り返すオルタネイト・ピッキングで弾けるようにするのが理想的です。
ポイントは、スケールを弾くことに集中しすぎて、リズムをおろそかにしないことです。スケールの音使いだけではなく、リズムに乗れてるかどうかを意識するようにしてください。
譜面
Key | Cm |
---|---|
Rhythm | 8Beat |
BPM | 120 |
ペンタトニック・スケール
ペンタトニック・スケールは、5つの音で構成されたスケールの総称です。アドリブの練習に最適なフォームと音数を備えているスケールともいえます。
スケールの覚え方

1.ポイントは弦の間隔
6弦8フレット⇒11フレット⇒5弦8フレット⇒10フレットというように、6弦から1弦まで何度も繰り返し弾いて覚えてください。この時ポイントになるのは、弦の移動です。ギターによって弦の間隔には個体差がありますので、意識をすると良いと思います。
2.ピッキングは2種類
代表的なピッキングは、ダウンピッキングとオルタネイトの2種類です。最終的にはオルタネイト・ピッキングで弾けるようにしましょう。
3.大事なのは「リズムに合わせて弾く」ことです。
フレーズを生かすも殺すもリズム次第です。フレーズよりもリズムにこだわってください。常にリズムに合わせて練習!がお勧めです。

伴奏データ
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MinorHR
マイナースケールの早弾きが止まらない
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MinorHR Demo
師範による演奏例(デモプレイ)