ナンバーチューン2 徹底解説!

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アップライトピアノ用防音パネルとして長く支持されてきた「ナンバーチューン」。
その基本思想を継承しつつ、よりシンプルで使いやすくブラッシュアップされた後継モデル
《ナンバーチューン2》 が発売となりました。
本記事では、
- ナンバーチューン2の価格・スペック
- 従来モデル(ナンバーチューン)との違い
- マンション・戸建て別のおすすめポイント
- よく誤解される「防音」と「吸音」の違い
をまとめて解説します!
■ ナンバーチューン2 価格・スペック
【製品概要】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型名 | ナンバーチューン2 |
| 単体販売価格 | ¥55,000(税込)※送料込 |
| ピアノ同時販売価格 | ¥50,000(税込)※送料込 |
| サイズ | W1500 × H1100 × T40(mm)※2枚組 |
| 重量 | 約13kg(2枚の合計) |
| カラー | アイボリー(IV)1色 |
| 素材 | ウレタンチップ/ランバーコア |
| 表面生地 | アテナ |
| 裏面 | フレンチパイル |
【オプション】
| 内容 | 価格 |
|---|---|
| インシュレーターカット(下部脇切込み) | ¥11,000(税込) |
※従来モデルでは標準仕様だったインシュレーターカットを、ナンバーチューン2ではオプション対応としています。
■ ナンバーチューンとの主な違い(詳細)
従来モデルとの比較表
| 項目 | ナンバーチューン | ナンバーチューン2 |
|---|---|---|
| 高さ | 1000mm / 1200mm | 1100mm(1種類) |
| カラー | 複数色 | アイボリー1色 |
| 厚み | 30mm | 40mm |
| 重量 | NT001:約16kg NT002:約18kg | 約13kg |
| 外側木枠フレーム | あり | なし |
| 遮音シート | あり | なし |
| 連結マジックテープ | あり | なし |
| 素材構成 | ウレタンチップ/ランバーコア | ウレタンチップ/ランバーコア |
| インシュレーターカット | あり | オプション |
ナンバーチューン2は、
- 構造を簡素化
- 不要な要素を整理
- 軽量化
- その分、パネル自体を厚く(+10mm)
することで、
アップライトピアノ背面側の遮音・吸音性能は従来モデルと遜色のない水準を実現しています。
また、サイズとカラーを一択にすることで、『どのサイズ?』『どのカラー?』と、迷う必要が無くなったのもポイントです!
■ マンション・戸建て別 おすすめポイント
マンション・集合住宅
マンションでは、ピアノ背面から壁を通じて隣室へ伝わる音が問題になりやすく、特に低〜中音域の反射音・振動音がトラブルの原因になります。
ナンバーチューン2が有効な理由
- 背面反射音を吸音し、壁への音エネルギーを低減
- 工事不要・置くだけ設置
- 軽量で取り扱いが容易
「完全防音は無理でも、現実的に音を下げたい」というマンション住まいの方にとって、最も導入しやすい対策です。
戸建て住宅
戸建てでは、
- 音が響きすぎる
- キンキンして耳が疲れる
- 家族間で音量感の差が出る
といった悩みが多くなります。
戸建てでの効果
- 室内の反射音を抑え、音をまとめる
- 音量感が下がり、聴き疲れしにくい
- 夜間練習時のストレス軽減
音質改善目的としての満足度が高いのが戸建てです。
■ 「防音」と「吸音」の違い
防音とは
- 音を外へ出さない
- 遮音材・重量・密閉が必要
- 防音室レベルの対策
👉 工事・コストが大きい
吸音とは
- 音を部屋の中で吸収
- 反射音・響きを抑える
- 工事不要で導入可能
👉 現実的な音量感コントロール
ナンバーチューン2の立ち位置
吸音を主体とし、背面方向に対して実用的な遮音効果を持つパネル
「置くだけで防音室になる」製品ではありません。
しかし、
- 背面からの音の反射
- 壁への音の集中
を抑えることで、
体感的な音量・響きの変化は非常に大きいのが特長です。
■ まとめ:ナンバーチューン2は「引き算の完成形」
ナンバーチューン2は、
- 過剰な構造を見直し
- 必要な効果に集中
- 誰にでも勧めやすい仕様と価格
を実現したモデルです。
✔ 防音室までは考えていない
✔ でも何もしないのは不安
✔ 効果と価格のバランスを重視したい
そんな方にとって、ナンバーチューン2は最も現実的なアップライトピアノ吸音対策の一つと言えるでしょう。
実際に展示店舗でお試しください!
