弦楽器カタログ

シマムラストリングス秋葉原

Maker

<Violin Bow> Charles Peccatte, France – Paris, 1870

Price

¥4,000,000

Country

France

Year

1870

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<Description>
-Weight: 59.4g
-Stamp: J.B.Vuillaume *Almost disappeared
-Stick: Pernambuco
-Button & Ferrule: Silver
-Frog: Ebony
-Certificate: Paul Childs
-JAN code: –

20歳頃のシャルル・ペカットがFrancois Nicolas Voirin(フランソワ・ニコラ・ヴァワラン)の指導のもと成長し、Jean-Baptiste Vuillaume(ジャン=バティスト・ヴィヨーム)のために製作した作品。「Excellent Quality(=Paul Childs鑑定書より抜粋)」と称されるスティックが採用されており、現代の弓とは明らかに異なる、深みのある重厚な倍音が特徴です。また、スティックとフロッグの接地面に丸みを持たせた「Vuillaume Frog」が採用されており、スティックとフロッグに一体感が生まれ、安定性の高いボーイングを実現しております。

本品は委託販売品につき、シマムラストリングス秋葉原「限定展示」となります。(最寄りの島村楽器各店でご覧頂くことは出来ません。)
予めご了承下さいませ。

尚、フロッグに関して告知事項がございます。

Charles Peccatte

シャルル・フランソワ・ペカット(1850年生 – 1918年没)は、世界3大名弓のひとりDominique Peccatte(ドミニク・ペカット)の甥にあたる弓製作者です。同じく弓製作者であった父:Francois Peccatte(フランソワ・ペカット)は、シャルルが5歳の時に僅か34歳という若さで他界した為、弓製作は義理の父となったAuguste Lenoble(オーギュスト・レノーブル)から学びました。
1865年にJean-Baptiste Vuillaume(ジャン=バティスト・ヴィヨーム)の工房に弟子入りし、名工:Francois Nicolas Voirin(フランソワ・ニコラ・ヴォワラン)の指導を受け、才能を開花させました。
1885年にアントワープの製作コンクールで銀賞を受賞。1889年にもパリのコンクールで銀賞を受賞し、名声を獲得しました。
1900年にはのちに20世紀最高の名工と称されるEugene Sartory(ウジェーヌ・サルトリー)が弟子入りするなど、19世紀後期における重要な弓メーカーのひとりです。

展示店舗 - シマムラストリングス秋葉原

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