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新製品情報

【エフェクター】アメリカのハンドメイドエフェクターブランド「smallsound/bigsound」

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smallsound/bigsound

smallsound/bigsoundはアメリカ、ペンシルバニア州フィラデルフィアで、ビルダーのBrian Hamiltonが主宰するハンドメイドエフェクターブランド。Brianは長年にわたり音に魅入られ、それがsmallsound/bigsoundのサウンドデザインと設計に大きな影響を与えています。smallsound/bigsoundのペダルは、全てBrianが自分で使いたいと思ったものを追求して制作されたものばかり、というブランドです。

buzzz

smallsound/bigsound buzzzは、伝説の画期的、革新的なクラシックファズペダル、“Super Fuzz”の回路にsmallsound/bigsoundならではの改良を施し、大きな変革を行ったファズペダルです。Super Fuzzの美しいハーモニクスと焼き付くようなファズトーンが大好きで、この部分はオリジナルのトーンを残し、しかし必要な所は大きく広げて完成しました。

s-buzzz

メーカー希望小売価格:オープンプライス
販売価格 (税込) ¥38,170 (税抜 ¥34,700)
JAN:4560440838992

~コントロール~

  • gain(上段左):ロードライブからヘヴィファズまでをコントロールします。gainトグルスイッチと合わせて設定します。
  • starve(上段中央):駆動電圧を下げることの出来るコントロールです。ゲートの強さやトーンを変化させ、ヘッドルームを狭め、ローファイなトーンを作ることが出来ます。時計回り最大で通常の9V駆動となります。
  • volume(上段右):音量を調整します。ラウドな設置にすることもできます。gainコントロールによっても音量が変わります。
  • treble(下段中央):パッシブローパスフィルターです。高域を調整します。
  • gain(左上):ゲインの強さを切替えるトグルスイッチです。
  • clip(左下):クリッピングを切替えます。シリコンダイオードとゲルマニウムダイオードの切替です。

oct/eq・A・B:oct/eqトグルスイッチ(右下)、Aトグルスイッチ(右上)、Bフットスイッチ8左側)の3つのコントロールは、オクターブのON/OFFとミッドのブースト/カットの2つの機能を制御します。oct/eqスイッチで、トグルスイッチAとフットスイッチBにどちらの機能を割り当てるかを設定することができます。

https://youtu.be/G2dAxZpPLqg

team awesome! fuzz machine

ビルダーのBrianがsmallsound/bigsoundを始める前に所属していたBon Savantsというバンドのベーシストが、欲しい音を得るために3つのファズを常時ONにしているのを見て、そのセットアップをもっとシンプルにできると考え、制作したのがteam awesome! fuzz machineです。

s-teamawesomefuzz

メーカー希望小売価格:オープンプライス
販売価格 (税込) ¥33,770 (税抜 ¥30,700)
JAN:4560440838978

~コントロール~

  • gain(下段中央):インプットステージのゲインをコントロールします。このノブはclean boostスイッチと連動して動作します。clean boostが下ポジションにあるとき、gainはサチュレーションを調整するプリfuzzコントロールとなります。clean boostが上ポジションにあるときにも、gainコントロールはfuzzコントロールと共に動作しますが、クリーンシグナルの位相が反転します。この時、cleanとvolumeコントロールを調整することで、フェイズキャンセルトーンとなり、オクターブアップトーンや変わったフレイバーの歪みを作ることができます。
  • fuzz(上段左):ファズのハーモニックストラクチャーと歪みを調整します。低く設定すればギター/ベースのヴォリュームノブでクリーンまで戻すことのできるサウンドとなり、高く設定すれはローがランブルし、フィードバックが混ざる攻撃的な音になります。
  • shape(上段中央):フィルタのシェイピングです。反時計回りで高域をカットし、時計回りでトップエンドとミッドを強調します。
  • volume(上段右):歪みの音量を調整します。ラウドな設定にすることもできます。gainコントロールによっても音量が変わります。
  • clean(下段右):原音の音量を調整します。軽いブーストも可能です。
  • mids(左側):トグルスイッチです。下ポジションでは軽くミッドレンジが削られ、上ポジションではアッパーミッドがブーストされます。
  • clen boost(右側):トグルスイッチです。下ポジションではgainコントロールが歪みにのみ作用し、上ポジションではファズとクリーンシグナルにgainコントロールが作用します。このとき両者の位相が反転します。
  • gate(左側):フットスイッチで、ファズのゲートを切替えます。
  • burst(左側):モメンタリーフットスイッチです。“blown amp”モードのON/OFFを切替えます。on/offトグルスイッチの設定に対して、踏んでいる間だけ逆のモードになります。

https://youtu.be/Sdt-MXgZHS8

fuck overdrive

fuck overdriveはWilliam Basinskiの“The Disintegration Loops”というとんでもなく美しく、そして独創的なレコードからインスパイアされています。レコーディングで見つかった音を崩壊させ、変形させて新しい音を作る、その試みをsmallsound/bigsoundなりに表現したペダル。
オーバードライブエフェクターとして、似たものはありません。fuck overdriveが作る音は、歪んだテープやコンプレッションが吹き飛んだ音、破れたスピーカー、オーバーロードした真空管、低電圧のアンプトーンなどです。

s-fuckoverdrive

メーカー希望小売価格:オープンプライス
販売価格 (税込) ¥38,170 (税抜 ¥34,700)
JAN:4560440838985

~コントロール~

  • threshold(下段中央):“blown amp”モード時、インプットシグナルがJFETのヴォルテージを可変する際の閾値を設定します。低く設定すればダイナミックなプレイングとなり、高く設定すればダーティでコンプレッションとゲートの強い音になります。ローゲインセッティングではよりエクストリームで、低域の強い音色に、ハイゲインセッティングでは柔らかでコンプレッションのかかったトーンになります。
  • gain(上段左):クリーンブーストからオーバードライブ、ファズに至るまでの超ワイドレンジなセッティングが可能です。このコントロールは音量も変わります。
  • highcut(上段中央):パッシブの6db/octaveローパスフィルターです。高域をカットさせることができます。1.5kHzから16kHzまでの範囲に効果的です。
  • volume(上段右):音量を調整します。ラウドなセッティングも可能です。gainコントロールと合わせて全体の音量を調整します。
  • on/off(下段左):ペダルのオペレーティングモードを切替えます。ONではペダルは常に“blown amp”モードとなり、強い歪みを作ります。OFFでは通常ノーマルなオーバードライブとなります。burstフットスイッチでON/OFFを一時的に切替えられます。ON時はフットスイッチを踏むとノーマルオーバードライブに、OFF時はフットスイッチを踏むと“blown amp”モードとなります。
  • light/heavy(下段右):音色のキャラクターを切替えます。音の歪みやコンプレッション、サステインなどを切替えることが出来ます。このスイッチを切替えた際は、thresholdコントロールを調整してください。

https://youtu.be/Q_sycKnCzOg

mini

fuck overdriveのサウンドを好まれた多くのプレイヤーからのリクエストにより制作した小型版。元のfuck overdriveの機能をスリムアップしながら新たな機能も追加しました。ベーシストやキーボーディストにもお使いいただけるようローエンドを強化し、シンプルなコントロールを備えてプロデュースされています。

s-mini

メーカー希望小売価格:オープンプライス
販売価格 (税込) ¥30,580 (税抜 ¥27,800)
JAN:4560440838961

~コントロール~

  • gain:クリーンブーストからオーバードライブ、ファズに至るまでの超ワイドレンジなセッティングが可能です。このコントロールは音量も変わります。
  • volume:音量を調整します。ラウドなセッティングも可能です。gainコントロールと合わせて全体の音量を調整します。
  • treble:パッシブローパスフィルターです。高域を調整します。
  • bass:パッシブハイパスフィルターです。ゲインステージの前に設置されています。低域の出方を調整します。
  • bias:JFETの動作電流を調整します。12時付近が通常、適切な動作電流となります。反時計回りで電圧を下げ、破れたスピーカーのようなローファイトーンを作ります。時計回りでヘッドルームを広げ、明瞭なトーンになります。

https://youtu.be/kgrirDlXoR4

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