【プリアンプ・イコライザー】ヴィンテージコンソールにダイレクトインしたサウンドを作れる?JHS Pedalsより「Colour Box」登場!
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レコーディングの世界で知らない人はいないNeveレコーディングコンソール。
Beatlesの"Love Me Do"から始まり、Led Zeppelin、 U2、Spoon、Pink Floyd、Motown、Quincy Jones、Nirvana、Steely Dan、Neil Young、Tears For Fears、Tom Pettyなどなど、様々なレコーディングでこのコンソールが使われました。
では早速チェックしていきましょう!
Colour Box
Colour BoxはヴィンテージNeveコンソールの回路を用いた100%アナログ回路で構成されており、ヴィンテージコンソールにダイレクトインしたサウンドをギターアンプで作るためのペダル。
またベース、キーボード、さらにアコースティックギターやヴォーカルマイクにも使うことが可能。どんな楽器でも、時代を築いたトーンの風合いを持たせることができます。
Gain(赤セクション)
Colour BoxのGainストラクチャーは3つのパーツから成り立っています。
・Pre Volume(Pre-Vol):歪みエフェクターのDriveノブと似た使い方が可能。Pre Volumeは2つのゲインステージの間にあり、2段目のゲインステージに送られる信号の強さを調整します。
・Master Gain(Master):このノブはボリュームコントロール。
・Step Gain(Step):このノブは5段階のロータリースイッチで、プリアンプステージのゲインを設定します。5つのポジションで設定できるゲインは以下のとおりです。
・18dB ・23dB ・28dB ・33dB ・39dB
Equalizer/Tone Control(青セクション)
Toneコントロールセクションは、Baxandall型のトーンコントロールを元に、制御の相互作用を減らし、ブースト/カットを強力に行えるようにした回路。それぞれの中心周波数はTrebleが10kHz、Middleが1kHz、Bassが120Hzで、それぞれ±17dBの範囲でコントロール可能。
Highpass Filter (黄セクション)
ハイパス(HIPASS)フィルターは60Hzから800Hzの範囲を、オクターブごとに6dBの減衰(-6dB/oct)させ、高域はそのまま通過させることでローをカットすることが可能。このコントロールを使えば、これまでのステージでは出し得なかったトーンを作ることも出来、音色のバリエーションをさらに広げることができます。ノブの下にあるトグルスイッチは、ハイパスフィルターのON/OFFスイッチです。
入出力は1/4インチフォンプラグに加え、XLRプラグにも対応するコンボジャックを装備。また、出力端子はフォンジャックとXLRジャックを独立させ、パラレルアウトを実現。ギターアンプとミキサーに同時に音を出力させることも可能ですし、同時に2つのトラックへとレコーディングする際にも活用できます。
※XLR端子は、インプット側がメス、アウトプット側がオスです。
また、入力端子の隣にあるインプットセレクタースイッチ(Inst/XLR)は、ラインとマイクロフォンインプットを切替可能。下のポジションでマイクモード、上のポジションでラインモードとなります。さらにインプットレベルを-20dBに落とすことの出来るスイッチも搭載。
電源はセンターマイナス18VDCアダプターで駆動。アダプターは付属しています。また、Phantom電源には対応していません。
動画はこちら。ギターだけではなくベース・ボーカル・キーボードで使ったときのサウンドも確認できますね。
ギターでの使用時
http://youtu.be/feqQgyah1PI
ベースでの使用時
http://youtu.be/XcHaTKGUNio
ボーカル・キーボードでの使用時
http://youtu.be/b21bsXeKVXc
販売価格 (税込) ¥61,380 (税抜 ¥55,800)
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