【モジュール】Radialよりローパス・フィルターとハイパスフィルターを別々に出力可能なモジュール登場!
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Radial TossOver500
レコーディング関連や、エフェクターなど、特にギター/ベースに特化した製品をプロデュースするRadialから、同社500シリーズに新たなモデルがラインナップされました。
TossOver500は、ローパス・フィルターとハイパス・フィルターを備えた、API 500シリーズ互換モジュールです。
ローパス・フィルターは、指定したカットオフ・ポイントより高い周波数をカットします。ハイパス・フィルターは、カットオフ・ポイントより低い周波数をカットします。同時に両方のフィルターを使用すれば、バンドパス・フィルターとして使えます。
2つのフィルターは並列、または直列で使用できます。それぞれのフィルターでクロスオーバー・スロープを選択できるので、細かな設定が可能です。
設定は、12dB/オクターブ(ソフト)、18dB/オクターブ(ミディアム)、24dB/オクターブ(さらに効きの良いフィルターエフェクト)、の3つから選びます。各フィルターに
は、ON/BYPASSスイッチもあるので、ローパス/ハイパスを単独でも使えます。
TossOver500は、全ての500シリーズラックで使用できます。
なかでも、Radial Workhorseシリーズにマウントすれば、オムニポート端子を使えるようになり、ハイパスとローパスを別々に出力できます。
TossOver500を使うことで、不要な高域/低域/中域の周波数を取り除いたり、それぞ
れの周波数に対して別々にコンプを掛ける等、サウンドを自在にコントロール出来るようになります。
スペック
○周波数特性:20Hz~20kHz
○最大入力:+12dBu
○最大出力:+20dBu
○ノイズ:<-91dBu
○ゲイン:+6dB
○入力インピーダンス:20KΩ
○出力インピーダンス:100Ω
○ハイパス・フィルター:130Hz~5kHz
○ローパス・フィルター:85Hz to 4kHz
○フィルター・スロープ:12、18、24dB /octave
○電源:+/- 16V at 85mA
オープンプライス