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【メンテナンス】弦交換のすすめ!コレを読めばきっとあなたもプロの腕前!?~ストラトキャスター編~

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ギターの弦交換方法をご紹介する「弦交換のすすめ」第一弾!今回、ギターの中でも人気定番といえるストラトキャスターの弦交換をギタセレ流にお伝えしていきます。

弦交換の手順
~ストラトキャスター編~

キズがつかないように保護


楽器用クロスなどを使って保護。ブリッジでクロスをはさむ形にするとGOODです。これで大事なギターのボディトップをキズから守ることができます。楽器との長いお付き合いの中、弦交換は何度も行うものですから、こういった細かいポイントにも気を遣っていきましょう。

弦をはずす

前準備として、バックパネルをはずします。


・・・ドライバーを使ってネジを外していきます。


このようにバックパネルを完全にはずします。ネジをひとつだけ残してパネルを回転させて付けたままにするパターンもありますが、それだとボディバックに回しキズが付いたり、パネル自体が割れてしまったりするので、完全にはずしちゃいましょう。


ストリングワインダーなどを使ってすべての弦を緩めていきます。


指でカンタンにつまめるくらい、ダルダルにしてOK!しっかり張られた状態で弦を切ってしまうと、楽器にも負担がかかってしまうので、注意しましょう。


12フレット付近でニッパーを使って切り、弦をはずします。


ストラトキャスタータイプによく搭載されているシンクロナイズドのブリッジの場合、弦が引っかかってはずせないことがあります。こういったときには、6弦や5弦で反対側から押してあげることでカンタンに抜けると思います。


切った弦は丸めます・・・


このように縛るようにして・・・


非常にコンパクトになります。こうすると捨てやすいのでオススメですよ。

弦を開封


定番弦のダダリオ EXL120を使っていきます。


写真のように弦が巻いてあることが多いです。この時に、弦に折り目がつかないように丁寧に外す必要があります。


縛っている弦をほどいていきます。ここで変な折り目が付いてしまうと、サウンドや弾き心地に大きな影響が出てくるので意外と重要なんです。外し終わったら各弦に折れ目やサビが無いかをチェックしましょう。

全ての弦をブリッジに通す


ここで一旦、すべての弦を通します。ありがちなのが、4弦と5弦、1弦と2弦などを取り違えてしまうことがあります。全て通した後に太さを比べてみて、間違いがないか確認していきましょう。

弦のネジレを取る


クロスなどを使って弦をさらい、無駄なネジレをとっていきます。弦のちょっとしたヨゴレも、ここでふき取っていきます。


ブリッジ側からギターのヘッド側までクロスでさらっていきます。力はそんなにかけないでOKですよ。

すり割り(縦穴)タイプのペグ
各弦の巻き数

各弦によって適切な巻き数が異なります。ここでは縦穴タイプのペグをご紹介します。

余分に長さ(ペグ/個) 巻き数
6弦 2個先 2.5巻き
5弦 2個先 2.5巻き
4弦 2個半先 3.5巻き
3弦 2個半先 3.5巻き
2弦 3個先 5巻き
1弦 3個先 5巻き

例えば6弦を張るときには以下のように折り目を付けます。


6弦の巻く長さはペグ2個分なので、4弦の位置に折り目を付けます。


そして折り目をつけた場所から2cm先をニッパーでカット。この2cmの部分が、縦穴に入る長さです。

巻く時の力加減


2cmの部分を縦穴に通し、ストリングワインダーを使って巻いていきます。


弦をペグに対して下に巻いていきます。


右手の小指や薬指で弦全体を上に引っ張り、人差し指で下に力をかけていくイメージです。こうすることで、無駄なネジレや弦の遊びがない状態で巻いていくことができます。


ひとまず6弦が終わりました。太い弦から細い弦の順番で、同様の手順で巻いていきましょう。

チューニングを安定させるコツ


張り終わったらまずチューニング。そして一度弾く→弦を軽く引っ張る→また弾く→チューニングという流れを各弦3セットずつ行いましょう。力はかけすぎず、写真のように指が入って軽く弦を浮かせているくらいが理想です。


一度チューニングを合わせて・・・


一度軽く引っ張るだけでこんなに音程が下がります。この、弦を安定させる方法なら、「直後にライブがある・・・!」という時にも安心です。


張り替えが終わりました。各弦も隙間なく弦を巻くことができています。

横穴タイプ
各弦の巻き数

横穴タイプのペグをご紹介します。

長さ 巻き数
6弦 2個先 2.5巻き
5弦 2個先 2.5巻き
4弦 2個半先 3.5巻き
3弦 2個半先 3.5巻き
2弦 3個先 5巻き
1弦 3個先 5巻き

先でご紹介した縦穴タイプとはやり方が少々異なるのでご注意ください。


6弦を例に。6弦ペグの2個先、4弦の部分を左手で持ちます。


そしたらそのまま左手を6弦ペグの位置までずらしていきます。


そしたらそのままの位置で、右手で弦を押さえて巻いていきます。ここではあまり力をかけないでok。ワインダーで回しながら・・・


通した弦が反対側(ブリッジ側)の位置まで来たらココで力をかけていきます。あとは、力のかけ方などは縦穴タイプと同様です。


張り終わったらチューニングをして、弦を軽く引っ張ります。


全ての弦でチューニングが完了してから、弦を切ります。弦が弛んだりすることはないので、ペグから近い根本の部分をカットしましょう。根元でカットすることで、ケースの内側を傷つけたり、ケガの防止にもなるので安心です。


完成しました。こちらも隙間なく弦を張ることができています。

▽各店でも弦交換を承ります▽


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