【イベントレポート】2014年4月ローランド(BOSS)新製品内覧会レポート
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2014年3月にドイツ・フランクフルトで開催されたMusikMesse 2014。
こちらではたくさんの新商品が発表になりました。
ギタセレ(GuitarSelection)MusikMesse2014新製品情報はこちら
デジランドMusikMesse2014新製品情報はこちら
そして、MusikMesseで発表になったローランド(BOSS)新商品がついに日本国内で正式発表になるとニュースが飛び込んできましたので、いち早く実機を確認しにローランドさんの新製品内覧会にお伺いしてきました。
今回は、その模様をレポートいたします!
BOSS GT-001
こちらは、BOSSの新製品GT-001。
GT-001(ジーティー・ダブルオーワン)と読みます。
BOSSのマルチエフェクターのフラッグシップ・モデルGT-100をデスクトップ・タイプにしたエフェクターですね。
実機を見るのは、今回が初めてなんですが思ったよりも小さいですね。
煙草の箱と並べてみるとこんな感じです。
コンセプトは、ギター用マルチの機能を持ったオーディオ・インターフェイスなのですが、USBバスだけでなく付属のACアダプター(PSA-100S)でも駆動するため、実は単体のマルチエフェクターとしても使用可能なんです。
消費電流も9V 240mAですので、時にはエフェクトボードにも組み込むことができちゃいます。
エレキギターだけでなく、コンデンサー・マイクを使用してボーカルやアコースティック・ギターなどのレコーディングができるように、ファンタム電源対応のXLR端子を装備。
ステレオAUX入力も装備しているので、PCに接続せずにスマホやドラム・マシンの接続もできちゃいます。
専用のピックアップを装着しなくても、単音でのギター演奏をMIDI情報に変換することができるようになりました。これにより、DAWへのノート入力やソフトウェア・シンセサイザーの演奏にギターを使うことが可能です。
専用editor/librarianソフトウェアBOSS TONE STUDIOにより、音色ライブラリBOSS TONE CENTRALにダイレクト・アクセスすることが可能です。
最新の追加音色を簡単にダウンロードし、細かい音色をグラフィカルにエディット、さらにそのパッチの入れ替えや管理まで、一連の流れをすべてひとつのソフトウェアで行うことができます。
BOSSオフィシャル動画
http://youtu.be/r5DeZJEmVYg
BOSS GT-001
販売価格: (税込) ¥33,000 (税抜 ¥30,000)
発売日:4月25日(金)
従来、インターフェイスは価格が上がると音質が上がる・入出力が増えるという構造でしたが、GT-001の登場により新たなインターフェイスの可能性の幅が広がりましたね。
次のページではギター/シンセ・モデリング、オルタネイト・チューニング機能、マルチエフェクトが融合したギター・プロセッサーGP-10をご紹介します。