【限定発売】【ボリュームペダル】B’z Tak Matsumotoが使用する“FAT” ボリュームペダル 414L! 数量限定発売
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FAT ボリュームペダル “414L”
今回限定発売するに至った414L。
このルックスに見覚えはありませんか?
そう、それはコイツです。
名機、BOSSボリュームペダル“FV-500L”。
そうなんです。
FAT “414L”はBOSS FV-500Lをモデファイしたもの。
BOSSの優秀な製品に対してTakにとって必要な部分のみを残して大幅な配線変更が施されています。
ちなみに414Lという型名、「Takは313Lだから中身も違うんじゃないの?」と思いがちですが、そんな事はないんです。
414という数字は4と14、つまり4-14と分けられます。
最初の4は、「4回目の生産」という意味。
これまで3回に渡って生産があったという事が分かります。
次の14は2014年の14。
「2014年に作った」という意味です。
最後のLはBOSSのFV500L同様、「ローインピーダンス」という意味。
というわけでお分かりですね。
Takの313Lは2013年に作られた3代目のFATボリュームペダルということ。
その時と同じ仕様でも型名が違うのはそういった理由です。
FAT 414L と BOSS FV500Lの違いは!?
一番気になるポイントですね。
それを知るために念のため、BOSS FV500LとFV500Hの違いを知っておきましょう。
(「もう知ってるよ」という方、少々お待ちを。)
BOSS FV500LとFV500Hの違い
まずこの二つの外見を比べてみましょう。
左がHで右がLです。
LのほうがINPUTとOUTPUTが1個ずつ多い。
そしてそのパネルが銀色。
エクスプレッション・ペダルとしても使える。
...ええ、それだけではありません。
HとLは「Hi(ハイ、高い)」と「Low(ロー、低い)」の頭文字。
インピーダンスが高いか低いかの違いなんです。
インピーダンスについてここでは簡単に説明します。
詳しく知りたい方はデジランドで深く解説していますので併せて読んでみてくださいね。
インピーダンスは抵抗値。
ギターから出力される信号はインピーダンス値が高い状態。
それを低いインピーダンス値で受けてしまうと、信号が溢れてしまいます。
それでは音も良いはずがありません。
なので、ギターではHとついたハイインピーダンス仕様のFV500Hを使用します。
ではなぜFV500Lが存在するのか?
たとえばBOSSのド定番オーバードライブ、“Blues Driver BD-2”。
これのインピーダンス値を見てみましょう。
- 入力インピーダンス:1MΩ
- 出力インピーダンス:1kΩ
おや?
出力のインピーダンスは入力インピーダンスの1,000分の1まで落ちていますね。
そうなんです、BOSSのエフェクターにはバッファーというものが搭載されていて、通すだけでインピーダンスが下がります。
「バッファー回路を持った機材の後に繋ぐ」ためのボリュームペダルとして、FV500Lが存在するんです。
ちなみにシンセサイザーなどの信号はローインピーダンスで出力されるので、そういう場合もFV500Lを使用します。