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【楽器の教科書】みんなで乗り越えよう「Fコード」の壁!コレを見れば今日から押さえられる!? ~ギター初心者必見~

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初心者ギタリストに立ちふさがる大きな壁
「Fコード」


Fコードは、ギターを始めた方が最初にぶつかる壁。5本の指を全て使うその特有のフォームから、悲しいことにギターを投げ出してしまう方もいると思います。そういえばギタセレ中の人も、初めてこのコードに挑戦した時は全く音が出ず絶望したことをよく覚えています。

今回の記事では、Fコードに適度に立ち向かいつつ「どれだけラクに弾くか」というフランクな内容でギタセレ流にご紹介します。Fコードの壁を越えて、初心者の方にずっとギターを続けてほしいわけなんです!



押さえる場所と使う指はこんな感じ。1弦から6弦までのすべての弦を抑える必要があるので、ここが難しいといわれるポイントだと思います。ちなみに、人差し指で全ての弦を押さえることを「セーハ」と呼びます。

下準備

弦の太さについて


エレキギター弦のスタンダードな太さは、「09~42」と「10~46」の2種類。演奏したいジャンルや好みもあるんですが、初心者の方がFコードを練習する際は09~42を選びましょう。アコースティックギター弦なら、10~47がオススメです。エレキギターと同じような太さなので、とても押さえやすいですよ!

握力トレーニングは不要!


Fコードだけでなく、他のコードを押さえるための筋力トレーニングなどは必要なし!ギターを弾くうちに自然と必要な分だけ鍛えられます。女性の方は特に「自分は力が無いから・・・」と思いがちですが、気にする必要はありませんよ。力が無くてもokなんです!

参考までに、文部科学省のサイトに記載されている男女/年齢別の平均握力を抜き出したグラフ。事実、10歳前後のお若い方も何の問題もなくFコードを押さえられている方がたくさんいるんですが、このグラフの通り10歳前後は男女ともに平均20kgにも満たない数値となっているようです。これを見るとちょっと安心!?

手首のストレッチが重要!?

手首のストレッチで負担を軽減しましょう。ギタセレ中の人は体が堅いので、手首をリフレッシュするストレッチを試してみます。整体のプロの方が発信されている様々な情報を参考にさせていただきました。


まず腕をピンと伸ばして手のひらを外側に向けます。そして反対の手で親指以外の指を持って体側に引き寄せるイメージでストレッチさせます。無理は禁物ですから、急がずゆっくり力を加えていきましょう。およそ10秒で効果があるみたいです。


今度は反対の向きで、手のひらを内側に向けて反対の手で自分の体に持っていきます。こちらも同じように10秒でOKとのことです。


そして最後に親指を押し広げるようにストレッチ。この時他の指を反らせるようにすると効果があるようです。たしかに、手首のストレスが無くなった気がします。コードを弾く前と弾いた後でストレッチをすると、手首の負担が減るみたいなので、よろしければお試しください~!

ギターの構え方について

以外と重要なのがこの構え方。もちろん体型などにも影響されますが、Fコードが弾きやすくなるポジションをご紹介ます。

■パターン① オススメ


ギターを体に引き寄せる構え方。指板も見やすく、かつ無駄な力が入りにくいです。手首も返しやすいので、理想的といえます。ただ、フレーズやコードによってはパターン②のほうが良いタイミングも出てきますが、ココはひとつ「Fコードはギターを体に引き寄せる」と覚えておきましょう。

■パターン②


ギターを斜めに、腕を突き出して伸ばすような構え方。プレイスタイルやフレーズによってはこの構え方が良かったりしますが、Fコードとなるとキツくなります。指の力も結構必要なので、初心者の方はパターン①をオススメしますよ~!もちろん、この構え方で弾ければそれはそれでOKです!

手首を返す

Fコードを押さえるには、手首の返しが重要。上でご紹介した姿勢とのバランスでグッと弾きやすくなるんです。

■パターン①


肘と腕をすこし突き出して手首に角度が付くやり方。これが理想的と言われています。各指も自然に力が入るポジションですね。

■パターン②


これは手首の角度が緩いパターン。手首の負担はラクなんですが、体型によっては指に力が入らなかったりします。可能ならパターン①を意識してみましょう。

いざ!Fコードを押さえてみよう!

押さえ方のコツ&親指の位置


実際に握ってみるとこんな感じです。各指に力が入りすぎないように注意しましょう。


別アングルから。人差し指と親指が同じくらいの位置になるように抑えるのがベストです。


親指が左にいったり・・・


右に行ったりしないように注意しましょう!

力の入れ具合

こんな感じで上からフワッと包むようなイメージで押さえるのが理想です。この時指にはあまり力は入っていなくて、力を抜いた状態になっています。

このように指が反ってしまっていると力が分散してしまい、しっかり弦を押さえることができません。また、指が他の弦に当たってしまって音が出なくなったりします。

セーハ


まず親指と人差し指だけを使ってセーハで押さえてみます。弦を一本ずつ弾いてみて、全部の弦が鳴っているか確認してみましょう。全部の弦が鳴らなくても全く問題ありません。


改めて見ると人差し指で押さえるべき弦は1弦・2弦・6弦の3本のみ。他の弦は他の指にまかせてokなのです。


セーハで押さえるときのポイントは、指の真ん中のお腹ではなく、少し横の側面で押さえること。これでかなりラクになります。ただ、ギタセレ中の人はクセでお腹の方で押さえがちなんです・・・。でも、最終的に音が出ればok!そのくらい気楽にいきましょう!

押さえる位置

人差し指のセーハの位置によって指が届かなくなったり、音が出なくなったりします。ここではなるべく負担のかからない位置をご紹介します。

■パターン① オススメ
フレットに近い位置


フレット(金属の部分)と人差し指が近い状態。これが理想といわれています。また、人差し指から薬指/小指までの距離を最長減に短くすることができるので、指や手首への負担も軽減することができますね。

■パターン②
フレットから遠い ナット付近


これは逆に、人差し指がフレットから遠いバージョン。写真の状態でも一応音は出たんですが、結構キツイです・・・。あと、人差し指から薬指/小指までの距離が長いので負担が大きいですね。

ハイテンションコード(省略コード)

ハイテンションコードや省略コードなどと呼ばれる押さえ方があります。押さえる弦を減らすことで、指や手首への負担も減らすことができ、かつ本来のFコードに近い音程を出すことができるんです。本来のFコードで負担が大きいようでしたら、この押さえ方で練習していきましょう!

■パターン①


本来のFコードから、太い5・6弦の音を抜いたパターン。×印は「音を出さない」という感じでOKです。フォームはそのままに薬指を外して、人差し指はセーハでなく1・2弦に持っていきます。

実際の握り方はこんな感じ。人差し指のセーハを無しにして、薬指も抜くことでかなり負担が減っていると思います。この押さえ方なら手首を返さないでもできると思いますよ。

■パターン②


パターン①に変化を加えたパターン。先ほど小指で押さえていた4弦を薬指に変えてみます。この押さえ方ならではのメリットがあるので、覚えておいて損はないと思います。


パターン①と同様に人差し指を1・2弦に持ってきて、4弦を薬指で押さえます。小指は薬指に自然と添える形が良いと思います。

【この押さえ方のメリット】
ちょっと脱線しますが、この押さえ方は他のコードに移りやすいというメリットがあります。試しに3つのコードを使ってコードチェンジしてみます。

~Fのハイテンションコード~
~G~
~C~

実はこの3つのコードで一曲作れてしまうんですが、どれも指の形が似ていますよね。フォームが似ていることで、コードチェンジがスムーズになるんです。パターン②のメリットはココに尽きますね。

■パターン③


このパターン③は覚える優先度が低いのですが、本来のFコードに限りなく近いというのがポイントです。一番太い6弦だけ押さえないパターンです。

実際の握りがコレ。人差し指が全弦のセーハではないことを除けば、本来のFコードとフォームが一番近いですね。セーハがないだけでかなりラクですし、音程に関しても本来のFコードとかなり近いので、挑戦してみてください。

後記

コードや弾き方などの細かいトレーニングも重要なんですが、好きな曲をバシバシ練習していくほうがモチベーションが保てると思います。でもそこで問題なのが、初心者の方にとってFコードが使われている曲は一気に難易度が上がるということ。でもそんな時は上でご紹介したハイテンションコードなどを使って負担を減らして、なるべく一曲通して演奏できる方法を選んでほしいんです。ラクにいきましょう!

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