【エレキベース】国内限定14本!あの「Don Grosh」のベースが入荷します!
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店員がセールストークする必要がない、「はい」って渡せばいいだけ(笑)
●ほかにDon Groshらしいベースの特徴はありますか?
DonGroshのベースは、ストラップピンのところを手で持って安定してバランスがとれますよね。
ビンテージスタイルのスタンダードなシェイプで、このバランスを保つのはすごく難しい事なんですよ。
ベース作りで、苦労するところを容易にクリアしてきているところは、DonGroshらしいなっと思います。
●安定してバランスがとれる大きなメリットとはなんでしょうか?
バランスがいいということは、生音で弾いた時にサスティーンが消えない。
かるーく弾いただけで音がポーンと伸びる。その結果、がんばって弾かなくても鳴ってくれるんですよ。
さらに、手でネックを支えるとういうことが必要がないから演奏面ですごい楽になりますよね。
これは、ベースをいっぱい弾いてきた人ほど、ポーンと弾いただけで違いがわかるはずです。
説明する必要がなくて、弾いてもらえばわかるベースになっていますね。
店員がセールストークする必要がない、「はい」って渡せばいいだけ(笑)
●なるほど!DonGroshの楽器は基本がしっかりできているということなんですね!
DonGroshは、「時間がかかってしまう」と「時間をかける」との違いが明確にわかっていますよね。
早く製作することに価値を見出すのではなく、かけるべきところにきちんと時間をかけていて、めんどくさい事や細かいところまで気を使ってきちんとしているところが、この仕上がりを生んできる気がします。ネックエンドの処理なんていうのも、すごく綺麗にやっている。
●本当に丸みが綺麗ですね!では最後に、検品を終えてみてDonGroshのベースはいかがでしたか?
やっぱりDonGroshはDonGroshだったなっと。ギターでDonGroshでこういう楽器だよな!という印象は、基本的にベースでも貫かれています。
だけど、そこからベースっていうのはこうじゃなきゃいけないっていうところもきちんと押さえてきていますよね。
やっぱりその根本は、DonGroshがいつも重要視している木の重さなのかなっと思います。まずはいい木を選定したうえで、ボディーとネックの重量のバランスでマッチングをしっかりしていることが大きいと思います。(DonGrosh工場見学の模様はコチラ→URL)
他のブランドみたいに、見た目を重視したり、こういうパーツを使いたい!みたいなところが先に来ずに、あくまでも木の部分で選別をしっかりしているというところにDonGroshらしさがでている。土台の部分が、しっかりしたうえで、各ペグだったり、ブリッジだったり、塗装だったり、っていう要素をしっかり考えていますね。
単に、ギターをベースにしましたというものではない。ベースはこういうべきであるっというのをしっかり理解している。
それがDon Groshのベースです。
●DonGroshのギターで行われていた丁寧な作業のところは全部ベースでも行われているんですね。本日はありがとうございました!