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【練習パッド】<ドラマー店長の大和田ブログ>ドラムの練習パッドについてよくわからないけど、どうやって選ぶの?『初心者~ドラムやってるけれど持っていない人向け。』-ららぽーと柏の葉店-

ドラムの練習パッドについて、よくわからないけど、どうやって選ぶの?『初心者~ドラムやってるけれど持っていない人向け。』

ゴム製品やウレタン材など、またはメッシュ材を使用した様々な打感を得られるドラム練習パッドがドラムコーナーには品揃えとして並べられています。

結論からすれば、どれも『本物のスネアドラムを叩いた感じに似せている』をコンセプトにして作られたものと言えます。

では、いったい初心者やこれからドラム練習パッドを買ってみたい、またはこのブログを読んで興味を持った方々の、ヒントとなるように出来ればという想いを込めて綴っていきます。

価格毎に何が違うの?

①叩いた時の消音性能が変わる

吸音してくれる効果の差があります。

やはりメッシュが1番、消音効果が高いですが、打感は違和感を生じるのが正直なところ。

打感も考えつつ、消音効果を優先するとシリコン製品やウレタンなどをドラマー店長の大和田としての主観からお勧め度合いが高くなります。

こちらはメッシュ材のドラム練習パッドですよ。

②スティックで打った時の跳ね返り

表面の固いものから、また裏面に振動を抑える工夫があったりと、こちらも大きく変わってきます。ゴム材は消耗したりすることは、ほとんどありませんが跳ね返りが無くなってしまうものや、または跳ね返りが強いものなどは、いざドラムを叩くぞという時に感覚に差があり過ぎて困ります。ちなみにメッシュパッドは使用頻度や、スティックにダメージのあるもので練習を続けていると消耗が激しくなりますよ。

なので実際にドラムコーナーで確かめて選ぶ事が出来ると良いですね。

ヤマハの売れ筋である、ドラム練習パッドです。

③スタンド付きも存在する

やはり座って姿勢を整えて練習するにはパッドスタンドが必要です。スティックコントロールとは肩からの動きも求められるので、鏡の前で練習することはかなり効果的です。実際にどのようにしてドラムを叩いているか、プロドラマーの動きと比べるにはスタンド付きを選ぶといいでしょう。

アコースティックドラムは、音が大きいので家にドラムセットがあっても気軽に練習をすること、防音対策、振動対策と環境を整えることに難易度が高いです→そんな時、何を家で練習して活かしたいかで選ぶドラム練習パッドの選び方が変わります。

例としてマーチングで活かしたいものは打面の固さに慣れることも必要なので、やはりマーチング専用として作られた練習パッドが存在します。

両面タイプの練習パッドです。裏、表共に打感の変化があります。

いつでも練習パッドを携帯したい場合には膝に巻き付けるタイプや、スタンドを必要としない6インチサイズ、またはコーヒーコースターくらいのサイズなどもあります。

使用する為の方法、『コンセプト』によって選ぶものが大分変わるという事です。

私はTAMA製品の練習パッドTSP6を愛用していますが、打感はアコースティックドラムに比べるとやや表面が固い印象であること→跳ね返りがやや弱い感じになることで、ダブルストロークの技術を高められるようになりたいので。

また家では迷惑にならない消音効果があります。

そして、グリップによって音粒がわかりやすく変化してくれることが練習パッドに求めている条件でしたので、もう気づけば10年使ってます。

見ての通り全く劣化していません!ちなみに練習するときのスティックは、パッド専用としていますので、アコースティックドラムとは別で用意します。木のささくれなどで打面を痛めなくて済むので。

何度か、他のメーカーも使用していた時期もありますがそれは必要な練習メニューを試したかったことからです。

皆様も自分の使用方法に合った練習パッドを探してみましょう!

この記事を書いた人のお店

店舗名 島村楽器 ららぽーと柏の葉店