6月より発売となった新ブランド、OK Cajon。低価格ながらこだわりを感じる部分も多く、エントリーモデルと言えど非常に魅力の詰まったカホンですのでご紹介していきたいと思います!
OK Cajon OKC-1
ブランド | OK Cajon |
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型名 | OKC-1 |
定価 | オープンプライス |
販売価格 | (税込) ¥13,970 (税抜 ¥12,700) |
JAN | 4515515793690 |
ソフトケール(CJB-1E)も付属しています。
目次
特徴
OKC-1は、De Gregorioオーナー”パオロ氏”が求める妥協のないサウンドを実現した、コストパフォーマンス高いカホン。
インドネシア産にも関わらずサウンドのレスポンス、ダイナミクス、音量などDe Gregorioカホン並みのクオリティを持っています。
安くて品質の良いカホンを探しているビギナーに大変オススメ。
打面
打面はなんとスペイン製、De Gregorio製のパネルを採用!
バーチ3ply仕様、3mm厚のスタンダードな打面で、汎用性も高く非常にまとまったサウンドです。
この価格帯でスペイン製打面が装備されている時点でかなり破格と言えます!
裏面はスナッピーの響き具合を調整する脱着可能なベルクロ(マジックテープ)が両側に4か所設けられています。
各所好みに合わせこのベルクロでミュートすることでバスサウンドのサスティーンや締まり具合を調整することが可能。
全て外すとかなりルーズなサウンドとなりますが、ここまでの調整幅があるのも低価格帯では珍しいです。
ストリング部分
こちらも両側2本の本格仕様!この価格でストリングタイプというだけで激熱です!
本体底面に調整できる部分があり、こちらで弦の張り具合を調整することが出来ます。
調整用の六角レンチはDGカホン同様、本体中央の支柱部分に格納されていますのでそちらでいつでも調整できます。
打面を外すことなく調整可能です。
サウンドホール
サウンドホールの形状は、低音域を強調し、タイトにする筒状の形になっています。通常サイズながら、ふくよかで芯のある低音が出るため、非常に叩いていて気持ちの良いサウンドです!
サイド・バックの黒いボディ部分はMDF材(ファイバーボード)を使用しており、木材よりややすっきりとしたサウンドで更にタイトな印象を受けます。
叩いてみました
最後に実際に叩いてみましたので、よかったらどんなサウンドか聞いてみて下さい!
今回の個体は入荷してそのままの状態では響き線がルーズだった為やや張りめのチューニングを行っています。
更にタイトなサウンドの方がこのカホンの場合は好みだった為、録音時にはベルクロ中央部分にさらにマスキングテープを張ってミュートしています。
最後に
OK Cajon、どうでしたでしょうか?
インドネシア製とはいえ、スペックは申し分なく多彩な調整機能とストリングタイプのカホンであり、さらにソフトケース付属とまさにエントリークラスでは非の打ち所がない最強のコストパフォーマンスを誇るカホンに仕上がっております。
唯一ネックなのは、商品が届いた状態では正直サウンドにばらつきがあり思ったようなサウンドではない可能性があります。やや面倒ですが、スナッピーを調整してみたり、ミュートを外したりすることによって自分の好みのサウンドに近づける事が可能となりますので、逆にカホンのサウンドにこだわりたい方には非常におすすめです!
1台目のカホンに迷ったらこちらを選択しても間違いないと断言できる完成度の高いカホンに仕上がっておりますので、是非一度叩いてみて下さい!
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この記事を書いた人
福岡イムズ店 ドラム担当 坂田
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