ドイツのシンバル/パーカッションメーカーであり、ドラムにまつわる様々なギアを発表してきた MEINL (マイネル)。この度、手持ちのシンバルのサウンドをチューニング (調節) できる、「シンバルチューナー」を発表しました。
MEINL シンバルチューナー (Cymbal Tuners)
※現時点 (2017年1月31日) では ドイツの MEINL社 からのアナウンスのみのため、日本国内への入荷時期や価格等はまだ未定です。新しい情報が入り次第、こちらの記事も更新致します。
主な特徴:
この度マイネルアーティスト、ベニー・グレブ氏 (Benny Greb) とマイネル社との密接なコラボレーションにより、生まれたのがこちらの「シンバルチューナー」です。この磁気性のアイテムを使うことでお手持ちのシンバルの音を簡単に調整できます。内蔵の磁石によりシンバルを上下から挟み込むだけで、セットできます。セットしている位置を変えることで、サスティーンをコントロールし、音色変え、音量を調節することができます。
使用例
ソフトにミュート:カップに装着(小)
ミディアムミュート:ボウエリアに装着(小)
やや強めのミュート:エッジ付近に装着
さらにミュート、さらにドライなサウンド:大きい方をボウエリアに装着
練習用に強いミュート:両方ボウエリアに装着
好み、またはシチュエーションに合わせてシンバルサウンドを自分の理想に近づけ、最適な状態に変えることができます。(シンバルだけでなく、カウベルなどのパーカッションにも流用できます) (上記画像:MEINL社 Youtube チャンネルより)
ベニー・グレブ氏 (Benny Greb) の紹介動画
シンバルも誰でもチューニングできる時代に突入?
今までシンバルのミュートといえばガムテープを張ることが一般的でした。気がついたらノリの痕が取れなくなっていた、なんてことも決して少なくありませんでした。またそれ以上の「調整」となると実際に金属を削るなどと専用の道具を使い、経験がないとなかなか踏み込める領域ではありませんでした。シンバルをミュートするアクセサリーは今までも存在し、ドラム用のジェルを使う方法もありました。今回発表になったシンバルチューナーを使うことで、よりスマート、綺麗、そして何より簡単に自分の音が作れるようになります。
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