今回も電子ドラムのメーカーやグレードによって、『叩いた時の感触』について検証していきたいと思います。
アコースティックドラムに似ているものはどれだ?をコンセプトに更新していきます。第二回のテーマは「キックペダル打面比較」です。

YAMAHAとRolandから、人気電子ドラムに付属しているキックパッドを検証していきます。

検証に使用するキックペダルはYAMAHAの『FP720』。こちらはかつてベストセラーとして売れに売れたモデルの復刻となっています。
YAMAHA KP65を検証

YAMAHAのキックパッド『KP65』を見ていきましょう。

親指で押した感じでは、打面がゴムの材質ですので少し凹みが感じる印象です。打面が破損したものは、一度も目にしたことがない、とっても頑丈に作られています。

YAMAHA/KP65を踏んでみたドラマー店長の大和田が主観の評価は・・・
アコースティックドラムと比較すると、打面が固い印象です。跳ね返りが何パーセントか無くなる印象ですね。
本物に近い打感性 ★★★☆☆
消音性能 ★★★☆☆
Roland KD-9を検証

続いてRolandの『KD-9』です。

こちらも親指で押してみると、表面がメッシュで作られ、内側に吸収材が入ってそうな印象を受けます。YAMAHAのKP65と同じく打面の強度もあります。

Roland/KD-9を踏んでみたドラマー店長の大和田が主観の評価は・・・
アコースティックドラムと比較すると、キックペダルのビーターが打面に入り込む印象がありました。吸収されていく反応がありますので、こちらも跳ね返りの打感性はYAMAHAのKP65に近いです。
本物に近い打感性 ★★★☆☆
消音性能 ★★★☆☆
まさに、『互角』ですね。
上位機種になると打面のサイズもアップするので、さらに打感性は向上していきます。
今回、比較したキックパッドは、ほんとに『互角』でした!
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