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【スネア】Ludwig(ラディック) LM400のメッキを剥がしてみました -熊本パルコ-

定番のスープラフォニックシリーズのシェル

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どうもこんにちは。熊本店のドラム担当やってます、坂田です。とある知人にボロボロで朽ちかけのLM400を譲っていただきましたので、そのまま使うのも難しい為、せめてシェルだけでも使いたいという気持ちでこのような行為に走ってしまった次第です・・・

中こんななってるよ、と私自身の備忘録も兼ねて記事にしてみました。

LM400のシェルマテリアル、「ラディアロイ」とは?

プロドラマーなら必ず1度は叩いたことがあるであろう、このラディックのLM400(LM402)はスチールシェルと思っている方も多いかもしれませんが、違います。公式のサイトにも、メタルシェルというカテゴリに入っているだけで、特に金属についての表記はありません。

歴史については割愛しますが、1960年後半、腐食などが起きにくいアルミにクロームメッキ処理を施したシェルが開発されました。それがラディアロイです。

この時期からのLM400は耐久性が大きく向上したので、状態の良いヴィンテージのLM400シリーズがまだ沢山残っているのです!素晴らしい!

でも、言われてみればアルミっぽいですよね?

という事で剥がしてみました。

LM400(推定1974~1975年製)

地元のメッキ屋さんに持っていきました笑

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腐食が凄くあまりキレイではありませんが、まさにアルミシェル!

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バッヂだけは残してもらいましたが、汚いです。すみません・・・・

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さすがのシームレスメタル。継ぎ目がメッキを剥がしてもありません。

ラグを止めるボルトとナットもこのスネアはアルミ?です。(現在はユニクロメッキのような感じの普通のボルト、ナットです)

あれ、でもこれアクロライトと同じになるのでは?笑

因みに磁石は付きませんでした。

この後組み上げましたが、パーツが大きく変わっている為音に関しては今回は無しです。

以上、LM400のメッキ剥がしでした!

おしまい。

おまけ1、パーツもサビを落としてみた

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残ったパーツを伝説の界面活性剤、サンポールを使用しサビを落としてみました。

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もくもくと怪しい泡を立てながらサビが落ちてゆく様は必見です。やるときは見てみてください。

教訓

・キレイにサビは落ちましたが、ラグの本体側に付けるナット部分が腐食していたため使うとボロボロになり使えなくなったラグが数本ありました。悲しい。

・ラグ内部のスポンジもボロボロになりました。悲しい。

・そもそも腐食して表面がボコボコになっている為サビは落ちても見た目が悪い。悲しい。

おまけ2 ラグのラバー製緩衝材を外してみた

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今回使用したヴィンテージスネアには上の写真のようなゴムゲタは付いていません。

これって外したら音が良くなるのでは?と思い現行品を外してみました。(写真はLM402です)

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音の変化

金属っぽさがUP。ヴィンテージってここの違いが大きいんじゃないでしょうか。

風味はヴィンテージテイストになります。

ちょっと暴れる感じになりますが、スネアとしての存在感は増すので割とオススメです。

教訓

・当たり前ですがセンタービードのゴム分考慮してあるスペースのスキマが気になる。

・ちゃんとセンター取ってラグを取り付けないとダサい。

・スネアに傷がつくのは覚悟するべし

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番外編 色つけてみた

最後に、これから私が行った愚行をお見せします。

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マスキングしてとりあえず家にあったサンドペーパーで適当に下地処理をします。某塗料を購入し、謎のパティーナ塗装を敢行!

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グロい!グロ過ぎる!

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3日ほど放置した後、電動ドリルでバフ掛けして完成です。青サビが想像以上に進行して、かなり白っぽくなってしまいましたが味が出ていい感じになったと自分に言い聞かせています。笑

最後にいろいろ試して分かった事

その後も使うのであれば剥離後は再メッキするべきでした。アクロライトよりも音に腰がないかもしれません。それでも私はこのスネアを使いますが・・

何より色々試すととても楽しいので、みなさんもいろいろ試してみるとスネアに愛着が湧くかもしれません。

ドラムへの探求心を忘れるべからず。

 

 

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