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【徹底検証】イヤフォンはドラマーの友!アコースティックドラム演奏・練習におすすめの機種を紹介。

こんにちは ! 熊本パルコ店 ドラム担当の坂田です。

今回はアコースティックドラムの練習用イヤフォンについてご紹介してきたいと思います。ドラマーならドンカマ (リズムマシンやクリック) を聞きながらの演奏というのを一度はやったことがある、という方も少なくないと思います。バッキングトラックに合わせた演奏が増えた、もしくは単純により鮮明な音を聴きたい、といった要望も重なり、最近はイヤモニを使用するアーティストも良く見かけます。今回はプロの現場でも圧倒的な信頼のある、SHUREのイヤフォンをご紹介していきたいと思います!

 

今回の検証について

今回用意した比較表がこちらです。

ヘッドフォン検証時の比較表ですが、今までとの比較がしやすいように、そのまま使用しました。

5項目の中心を 0 としたチャート内に ★ を付けます。★の数が多いほど該当する項目の数値が大きい(または小さい)という意味です。比較には「基準」が必要ですが、ヘッドフォンには様々なタイプがありますので、今回は比較する全てのヘッドフォンが収まる範囲での枠を設けました。それぞれの特徴を捉えていただければと思います。

  • 音量・・・音楽再生プレイヤーの音量を同じにした時の音量差を示します。
  • 輪郭・・・音の明瞭さをあらわします。細かく小さな音をひろっているかどうかも含まれます。
  • 音域帯・・・0の位置を中域帯とし、強調される音域帯を示します。
  • 遮断性・・・ドラムセットを叩いた時の、「外音」がどの位聴こえるかを示します。
  • フィット感・・・ホールド感の強さを示します。

 

ブランド紹介

1925年に設立されたマイクロホンおよびオーディオ機器の世界のリーディングカンパニー。長年にわたって高品質なプロフェッショナルおよび一般消費者向けのオーディオ製品を製造してきました。Shure (シュア) の多様な製品ラインには、パフォーマー向けワールドクラスのワイヤードマイクロホンおよびワイヤレスマイクロホンシステム、数々の賞を受賞したMP3プレイヤーおよびスマートフォン向けイヤホンおよびヘッドセット、ヘッドホン、プロフェッショナルDJ向け最高位のフォノカートリッジがあります。(メーカーサイトより引用)

 

SHURE (シュア) SE112m+

  • 販売価格 (税抜) ¥ 5,980 (税込) ¥6,578

ダイナミック型MicroDriverを搭載したSEシリーズのエントリーモデル。現代のポータブルデジタルデバイスに対応すべく、インライン3ボタンリモート + マイクが付いています。最適化されたノズル角度により通常のイヤフォンのように耳から下に降ろしても、耳上に掛けてもピッタリとフィットします。

コメント

さすがのSHUREと言ったところでしょうか、この価格帯からは想像もできないダイナミックな表現力を持ったサウンドが出てきます!各帯域非常にバランスのとれたフラットなサウンドで曲を細かく聞くにも最適な能力を兼ね備えています。練習時に曲を操作できるリモコン(リモート)が付いているのも魅力的です。(リモートなしのSE112という機種もあります)

他のSEシリーズと比べると若干ではありますが輪郭が丸く、音が平べったいような印象を受けますが、音色だけで言うと、SE535LTD (今回は比較していませんが) に迫る元気良さがあります!

 

スペック

  • スピーカータイプ: シングルダイナミック型MicroDriver
  • 感度: 105 dB SPL/mW
  • インピーダンス: 16 Ω
  • 最低再生周波数帯域: 25 Hz
  • 最大再生周波数帯域: 17 KHz
  • ケーブルの長さ: 127 cm
  • 色: グレー
  • 付属アクセサリー:

    キャリングポーチ

    グレーソフト・フレックス・イヤパッド (S/ M/ L)

 

SHURE (シュア) SE215SPE

  • 販売価格 (税抜) ¥11,800  (税込) ¥12,980

ボディカラーのトランスルーセントブルーが非常に目を引くモデル。通常のSE215に比べ、低音がより強調され、ケーブル長さも116cmと日常使用を想定されたスペシャルエディションです。シングルダイナミック型MicroDriverを搭載したモデル。耳に欠ける部分には針金の入ったワイヤーフォームフィット機能が付いており、よりガッチリと装着できます。200番台からケーブルが脱着式になります。

コメント

さすがに人気のモデルだけあって「非常に音に重厚感」があります!特に低域のバスドラムのキック音や、ベースラインがしっかりと聞こえてくるので、ドラムを演奏中でも、曲の進行を見失いにくく、モニターとしての性能を十分に発揮してくれる事でしょう。周りの音が全く聞こえなくなるかのような凄まじい遮音性で、爆音の中でもしっかりと曲を聴くこともできますし、耳全体でしっかりと固定されている為、激しい動きでも安心してプレイすることが出来ます。

今回紹介したのはSE215SPEというモデルですが、ケーブルが長い通常のSE215と、リモート + マイクが付いたSE215m+という機種もあります。

 

スペック

  • スピーカータイプ: シングルダイナミック型MicroDriver
  • 感度: 107 dB SPL/mW
  • インピーダンス: 20 Ω
  • 最低再生周波数帯域: 21 Hz
  • 最大再生周波数帯域: 17.5 KHz
  • ケーブルの長さ: 116 cm
  • 色: トランスルーセントブルー
  • 付属アクセサリー:

    キャリングケース

    ソフト・フォーム・イヤパッド (S,M,L)

    ソフト・フレックス・イヤパッド (S,M,L)

 

SHURE (シュア) SE315

  • 販売価格 (税抜) ¥ 20,800  (税込) ¥22,880

SE315からはドライバーが高精度MicroDriverになり、俗に言うバランスドアーマチュア型(BA型)のイヤフォンとなります。BA型が苦手とする低音域を補うために、低域性能を最適化設計されたベースポートによりフルレンジサウンドを再現しています。この機種から、イヤーチップにトリプルフランジタイプ、イエロー・フォームタイプが追加され、より自分の好みの音や、音楽シーンに合わせてカスタマイズが可能になっています。

 

コメント

ダイナミック型のSE112、SE215に比べ、「明らかに音全体がスッキリとし、奥行きのあるクリアなサウンド」に。

音量感や温かみは若干無くなりますが、曲全体のバランスや定位、各楽器やパートの音をより聞き分けやすくなりました!イヤピースの充実により好みの音や装着感を選べるのも大きいですね。遮音性能はSE215シリーズとほぼ同じです。

スペック

  • スピーカータイプ: シングル高精度MicroDriver + 最適化設計されたベースポート
  • 感度: 116 dB SPL/mW
  • インピーダンス: 27 Ω
  • 最低再生周波数帯域: 22 Hz
  • 最大再生周波数帯域: 18.5 KHz
  • ケーブルの長さ: 162 cm
  • 色: クリアー、ブラック
  • 付属アクセサリー:

    ソフトジッパーケース

    ユニバーサルフィットフォームイヤパッド

    ブラックフォーム・イヤパッド (S/M/L)

    ソフト・フレックス・イヤパッド(S/ M/ L)

    トリプル・フレックス・イヤパッド

 

SHURE (シュア) SE425

  • 販売価格 (税抜) ¥ 28,800  (税込) ¥31,680

2基の高精度MicroDriverを搭載した高遮音性イヤフォン。高域用と低域用のドライバーが分かれており、再生帯域を分けることにより、よりクリアで解像度の高いサウンドを実現させたモデルです。SEシリーズの中でも特にフラットで、モニター用のイヤフォンとして特に力を発揮できます。SE425シリーズから、ファインウェイブジッパー付きキャリングケースが付属します。

コメント

2基のドライバーによって「明瞭で分離の良い、非常にバランスの良いサウンド」で聴くことができます。「クセのない音で広い音域に渡ってクッキリとした印象」を受けます。

BA型(バランスド・アーマチュア型)というのはクロスオーバー(高音と低音のドライバーが鳴っている音が重なるところ)部分に若干違和感を感じることがあるのですが、このSE425はかなり自然です!「高音域がかなり美しくキラキラ」していますので、相対的に低音が若干弱く感じるかもしれません。しかし、それを差し引いてもこの完成度の高いイヤフォンは必聴です!これで音楽を聴けば今まで聞こえなかった音が聞こえてくるかもしれません。

スペック

  • スピーカータイプ: 2基の高精度MicroDriver
  • 感度: 109 dB SPL/mW
  • インピーダンス: 22 Ω
  • 最低再生周波数帯域: 20 Hz
  • 最大再生周波数帯域: 19 KHz
  • ケーブルの長さ: 162 cm
  • 色: クリアー、メタリックシルバー
  • 付属アクセサリー:

    キャリングケース

    ソフト・フォーム・イヤパッド

    イエロー・フォーム・イヤパッド

    ソフト・フレックス・イヤパッド

    トリプルフランジ・イヤパッド

    6.35mmプラグアダプター

 

おしまいに

「いい音を聴く」そして「必要のない音を遮断する」。もともと楽器の音が大きいアコースティックドラムにおいてイヤフォン、またはヘッドフォンにこだわるのがとても大切なことですね。

今回紹介したSHUREの高遮音性のイヤフォンは本当に激しい動きでもズレにくく、ドラマーにとっては本当に安心できるイヤフォンです。是非とも一度体感して頂きたいです!音に飽きたな、と思ったらイヤーピースを変えるだけで聞こえ方ががらりと変わるという、イヤフォンならではの楽しみ方もありますので、いろいろ試して見てください!

最後に、遮音性の度合いについては好みがあると思います。SEシリーズは特に遮音性が高いため、イヤフォンを付けた状態でもっとドラムの音をクリアに聞きたい、という方はマイクなどで外の音を拾うようなセッティングをすると、バンドの練習の時なども快適になるかもしれません。

 

おまけ:SHURE イヤフォンの優れた遮音性と音質を楽しむために

SHUREのイヤフォンはヘッドホンや標準的なイヤホンとは違うスタイルの装着方法を取っています。「SHURE掛け」や「耳掛け」と呼ばれており、優れた遮音性と音質を楽しむためにもこの装着方法が推奨されています。

ケーブルジョイント部に右(R)と左(L)の表記がありますので(カラーがクリアの場合赤い点が右、青い点が左)まず装着前に確認します。

シリコンタイプのイヤーチップは大丈夫ですが、フォーム・イヤーチップの場合は親指と人差し指であらかじめ丸めるように潰して小さくしておきます。この作業をしてから装着しないと綺麗に耳に密着せず、低音がしっかりと聞こえなくなることがありますので注意してください。

ここからが通常の装着方法と違うところです。

ケーブルの先端には形状を固定できるように針金が入っていますので、イヤフォンケーブルを耳の上から耳の裏を通るように掛けます。フォームイヤーチップの場合は際にイヤーチップを耳に装着しましょう。

イヤフォンコードは首の前からでも後ろでもどちらでも大丈夫です。今回は固定することを前提として使用しますので、後ろでケーブルを絞って使用しました。

 

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SE112m+・SE215SPE


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SE315 (ブラック)・SE315 (クリア)

 

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SE425 (メタリックシルバー)・SE425 (クリア)

 

こちらの記事もどうぞ:アコースティックドラム におすすめの ヘッドフォン Pt 1 (SONY, audio technica, Roland)

こちらの記事もどうぞ:電子ドラム におすすめの ヘッドフォン Pt 1 (audio technica, SONY, Roland, AKG)

こちらの記事もどうぞ:電子ドラム におすすめの ヘッドフォン Pt 2 (YAMAHA, SENNHEISER, Roland, SHURE)

 

この記事を書いた人

熊本パルコ店 ドラム担当 坂田

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