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【ビギナーズ倶楽部】レンタルスタジオでドラムの個人練習をしてみよう!(準備編)

こんにちは!長野店小林です!今回は「ドラムを始めたけどレンタルスタジオで個人練習したことがない」「個人練習に必要なモノがわからない」「スタジオ選びの基準がわからない」というドラマーさんのための記事を書かせて頂きます。是非参考にして頂ければと思います。

※画像は島村楽器長野店スタジオ

目次

そもそもレンタルスタジオって何?

レンタルスタジオというのは「料金を支払うことで30分~数時間の練習が可能なスタジオ」のことです。練習スタジオ、音楽スタジオと呼ばれることもあります。一般的にレンタルスタジオにはギターアンプ、ベースアンプ、キーボード、ドラムセット、PAシステムなどが完備されており、バンド練習や楽器の個人練習をすることが可能です。残念ながら日本の数多くのドラマーは音量や振動の問題で自宅で生ドラムセットを叩くことができません(涙)。自宅で練習パッドや電子ドラムを用いて練習することも可能ですが、やはり上達する上で生ドラムセットの練習は欠かすことができません。レンタルスタジオはドラマーが生ドラムセットで練習することができる『とても貴重な場所』なのです!

※画像は島村楽器イオンモールりんくう泉南店スタジオ

ドラムの個人練習で必ず必要なモノって?

ここからはドラムの個人練習で『必ず必要なモノ』と『あると便利なモノ』をご紹介します。まずは必ず必要なモノを2つご紹介します!

スティック

まずはスティックです!これだけは欠かすことができません!説明不要かもしれませんが(笑)。レンタルスタジオによっては有料でスティックのレンタルを行っていますが、やはり自分専用の『マイスティック』を持参したいですね。練習中にスティックが折れる可能性もありますので少なくとも2ペアは持って行きたいですね。

チューニングキー

2つ目はチューニングキーです!チューニングキーは名前の通り、ドラム類(スネアドラム・タムタム・バスドラム)などのテンションボルトを回してチューニングするための道具です。「マイスネアドラムを持ってないからチューニングキーは持ってないよ」「まだチューニングなんてわからないから要らないっしょ?」と思うドラマーさんもいるもしれませんが、チューニングキーはハードウェア類(スネアスタンド、スローン、タムホルダー)の高さ調整やアングル調整などに必要な場合があります!チューニングキーを無料で貸してくれるスタジオは多いとは思いますが、ドラムを叩く様々な局面で使用する道具なので、『マイチューニングキー』を手に入れて持参することをオススメします!

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■ドラムの個人練習であると便利なモノって?

次にあると便利なモノをご紹介いたします。絶対に必要という訳ではありませんが、充実した個人練習をするために持ち込みたいアイテム達です。

スティクバッグ

鞄やリュックにスティックを入れて持って行くこともきますがスティックバッグはフロアタムに引っ掛けることができたり、チューニングキーを収納できるので、あればとても便利です。

メトロノーム

楽器を問わずメトロノームはテンポ感を養う上で重要なアイテムです。ドラムはテンポ感・リズム感・グルーブ感が命ですのでハンドトレーニングやドラムセットの練習の心強い相棒です!ドラムセットの音量に負けてメトロノームの音が聴こえなくなってしまうことがありますので、イヤフォンやミキサーに繋げて使用することをオススメします。

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教則本・教則動画など

練習メニューにもよりますが、限られた時間の中で効率よく練習をするためにオススメです。スマホがあれば教則本の中のQR動画や動画サイトの教則動画を見ることができるでスマホとセットと持ち込みたいところですね。

マイペダル・マイスネア・マイシンバル

ペダル・スネア・シンバル類はレンタルスタジオには必ずありますが、演奏感やサウンドにこだわるのであれば持ち込みたいところです。特にペダルはドラマーにとってスティックの次に大事な機材です。スタジオのペダルを自分好みに毎回調整するのが面倒な方、家の電子ドラムでもスタジオでも同じ感覚でフットワーク練習をしたい方はマイペダルのご購入とスタジオへの持ち込みをオススメします!

スマホ、音楽プレーヤー、イヤフォン(ヘッドフォン)、接続ケーブルなど

曲に合わせてドラムを叩きたい場合には必ず必要になります。イヤフォンやヘッドフォンではなく、ミキサーに接続してスピーカーから音を出したい場合は接続ケーブルが必要です。スタジオによっては接続ケーブルを無料でレンタルしてくれますので事前に調べておくと良いでしょう。Bluetoothレシーバーを持っている場合はミキサーに接続することで手元でスマホが操作できます。ドラムセットからミキサーが遠い場合や、ドラムに座ったままスマホを操作したい方にはBluetoothレシーバーもオススメです。

タオル・ハンカチ類

レンタルスタジオはエアコンが完備されていますので暑く感じることはありませんが、スティックを握っている手や指は汗をかいてしまうことあります。汗をかいたままにしていると滑ったり、スティックが汗を吸い込んでしまいますので1枚だけでも持っておくと便利です。

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スタジオ選びの基準

個人練習で必要なモノが準備できたら、レンタルスタジオを探して予約をしましょう!スタジオ選びの一般的な基準をご紹介いたしますのでスタジオ選びの参考にして頂ければと思います。

料金・営業時間

個人練習の料金は1時間あたり¥500~¥1000(税込)ぐらいが相場です。「最安値のスタジオがイイに決まってるじゃん!」と思われがちですが「料金は安かったけど思っていたより狭いスタジオだった」ということもありますので気をつけましょう。営業時間については島村楽器のように楽器店に併設されたレンタルスタジオは楽器店の営業時間と同じ10:00~21:00などが多いですが、チェーン展開しているレンタルスタジオは24時間営業の場合もあります。24時間営業の場合は時間帯によって料金が異なる場合があるので事前にチェックが必要です。

場所

自宅から遠いスタジオだと電車代やガソリン代が高くなってしまいますので、なるべく自宅から近いスタジオに行くのがオススメです。駐車場の有無や駅からの距離などのも重要です。もちろん遠くても自分の好きなスタジオや自分の好きなドラムセットがあるスタジオに行くのは全く問題ありません。

広さ

例えば8畳のスタジオと12畳のスタジオの違いは広さだけではありません。ドラムの音の鳴り方、響き方も変わってきます。また、広いスタジオであればドラム回りのスペースも当然広くなりますのでセッティングもラクになります。スタジオのホームぺージの写真だけで広さがわからない時は、予約をする前に一度下見をするのも良いでしょう。

ドラムセット

当然ですがスタジオにあるドラムセットのメーカーやシリーズによってドラムセットのサウンドは変わります。自分好みのメーカーやサウンドがある方はスタジオのホームぺージ等で事前に調べておきましょう。

付帯設備・レンタル機材

ドラムセットだけあれば最低限の個人練習はできますが、付帯設備やレンタル機材が充実しているスタジオは、より満足度の高い個人練習ができます。最近は録音・録画機材のレンタルやスネアドラム・ペダルのレンタルなどを行っているスタジオも多いです。鏡があるスタジオだと自分のフォームや叩く姿がカッコいいかなどをチェックできちゃいます。

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スタジオを予約しよう!

スタジオを選んだら後は予約すればオーケーです!予約方法は電話、WEB予約などが一般的です。スマホやPCでリアルタイムのスタジオ空き状況がわかるWEB予約がオススメです。個人練習の予約はスタジオによって予約開始時期が変わります。島村楽器のように前日、当日のみ予約可のスタジオもあれば、数日前から予約可のスタジオもあります。スタジオのHPなどで予約開始時期を調べてから予約をしましょう!

※画像は島村楽器札幌パルコ店スタジオ

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最後に

今回の「準備編」では個人練習で必要なモノ~スタジオ予約までをご紹介させて頂きました。ドラマーにとって生ドラムセットでの練習は絶対に欠かすことはできません。まだ電子ドラムしか叩いたことがないドラマーさんは是非レンタルスタジオで個人練習をしてみてください!「生ドラムセットは音が大きくて迫力があるなぁ!」「シンバルってこんなに華やかな音がするんだぁ!」という感動を味わえること間違いなしです。全国の島村楽器では一部店舗を除き、レンタルスタジオを併設しております。個人練習でお困りの際は最寄りの島村楽器のスタッフにお気軽にお問合せください。最後ま記事を読んで頂きありがとうございました!

※画像は島村楽器イオンモール札幌平岡店スタジオ

この記事を書いた人

長野店 ドラム担当 小林

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ドラム歴約20年。吹奏楽、ロック、ジャズなど幅広いジャンルでドラムを叩いてきました!ドラムに関すること何でもご相談ください!

お問い合わせは最寄りの店舗、またはオンラインストアまでお願いします

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