ゲートリバーブとは?
その名の通りリバーブと(ノイズ)ゲートという2つのプロセッサーを組み合わせて作られた特殊なリバーブエフェクトのこと。ゲートエコー、Gate Reverb、Gated Reverbなどとも呼ばれる。人工的な過激サウンドとなる。
残響音(リバーブ)が設定したレベル(スレッショルド)に減衰した瞬間にゲートでバッサリと切ってしまう。※ノイズゲートは音量の大きいときは通し(門:ゲートを開ける)、小さくなったら閉めるという役目を持つプロセッサー。
エンジニアのヒュー・パジャム (Hugh Padgham)が1980年前後に多用して有名になった(発明したのが誰かは不明)。主にドラムにかけるケースが多い。現在ではハード/ソフトを問わず多くのリバーブ機器において、Hall、Room、Plateといった定番サウンド同様に代表的サウンドとして収録されていることもある(今では少々古臭く感じられるかもしれないが・・)。
以下はどちらもドラムにゲートリバーブ処理がされている。
Peter Gabriel
Phil Collins