ディスクリートとは本来「個別、分離」と言った意味。オーディオ関連製品の世界ではトランジスタ、コンデンサ、ダイオードなどの「単体素子」を指す。
オーディオ機器関連でよく使われる「ディスクリート回路」とは、IC(集積回路)、LSI(高密度集積回路)などの半導体素子を一括して作成した集積回路ではなく、トランジスタ、コンデンサ、(半導体)ダイオード、などの単体素子(ディスクリート半導体、等)で組み立てられた回路のこと。
ディスクリートだから音が良いとは限らないが、主に下記のような特徴・利点を持つ。
- 個別素子のほうが単体の精度が高く、IC等よりも高性能の場合が多い
- 高品質な個々の素子を選択して組み合わせる自由度が高い。
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使用例:この製品は完全にディスクリートのClass-A回路を採用・・等々