MIDIコントロール信号の一種。
ピッチベンド
一般的にはピッチベンドは主に音程をコントロールし、ギターのチョーキングのようなプレイに使われるコントロール信号。シンセでピッチベンド信号をコントロールできるのが、ピッチベンドホイール、ジョイスティック、ベンドレバー、リボンコントローラーなどと呼ばれるコントローラー(上記写真参照)。
※受信側のシンセのセッティング次第で、音程以外のパラメーターもコントロール可能。
DAWを使用した打ち込みでは、ベンド情報を入力し瞬時に音程を変化させて、スラップベースやギターのハンマリングオンのシミュレーションなどを行うことができる。
一般的にはピッチの可変幅(ピッチベンドレンジ)を楽器側で設定可能で、例えばレンジ(半音の単位)が1だと最大で半音、7であれば最大5度、12であればオクターブの音程変化をコントロール可能となる。0であれば、ベンド情報を受けても全く音程は変化しない。
下記写真のように様々な形状のモデルが存在する。
モジュレーション
主にビブラートなどをコントロールするMIDIコントロールチェンジの一種。ホイールタイプの場合(上記写真)は、ベンダーの隣などに配置されてており、前方に押し込むことで効果がかかる。ジョイスティックやベンドレバーの場合は前方に押し込むことで、モジュレーションホイールと同等のコントロールができる場合が多い。
※受信側のシンセのセッティング次第では、様々なパラメーターのコントロールが可能。
例)オルガン音色でロータリーのON,OFF、エレピ音色でトレモロのデプス等。