好みのデザインや手触りのレコードに交換しよう。
こんにちは、機材チューンナップ系担当のハギオです。RANEのTWELVEですが、マニュアルにも他のレコードに交換する方法が書かれていましたので、実際にやってみました。(レコードは破損しても問題ないものでお試しください)
レコードを取り外し
こちらが初期状態のTWELVEです。付属のレコードには、「ピー」という音が入っていましたので、Seratoのコントロールトーンかと思いまいしたが、実際にSeratoにつないでやってみると動きませんでした。
実際のSerato コントロールバイナルの音よりもかなり小さい音で「ピー」音が収録されていました。表面がちょっとカサカサしてて、ハギオ的にはちょっと苦手でした( ̄ー ̄;
付属の六角レンチで真ん中のネジを外してレコードを取り外します。
裏面はこんな感じなんですが、この溝はダミーみたいで、音は入っていませんでした。
ここのネジを取り外します。
取り外すとこんな感じです。
新しいレコードに穴をあける。
では、取り替えるレコードに穴をあけていきます。
とりあえず、ハギオ的には手触りを改善したかったので、普通のレコードに取り替えますが、カラーバイナルやピクチャーバイナルなどなど、自分好みのレコードに取り替えてカスタムするのも面白いと思います。
普通のレコードと、元々TWELVEについていたレコードを重ねてTWELVEに置いてみます。
3つの穴にマジックなどでしるしをつけます。
普通のレコードのしるしをつけたところを、100均などで売っているハンドドリルで下穴をあけます。
下穴をあけた状態がこちら。
この下穴を、ドリルなどを使って、6mmの穴をあけます。
穴が開いたら、TWELVEのパーツを使って取り付けます。
手触りが改善。マスキングテープでマーカーも追加
左が元々TWELVEについていたレコード。右が取り替えた普通のレコードです。右のレコードの方がしっとりした感じが分かると思います。
せっかくなので、視認性を良くするためにマーカーを取り付けたいんですが、その時にオススメなのが最近少し人気らしいマスキングテープです。(普通のターンテーブルでの頭出しマーカー等にはもう少し固めのテープを使ってくださいね。)
今回使ったのは、島村楽器限定のまつだひかりマスキングテープです。
これで完成です!!
これで手触りが劇的に改善されました!!
TWELVEを買ったけど、何か手触りがしっくりこない方にはオススメです。
TWELVEについての紹介はこちらをご覧ください。
DJ HAGI a.k.a DRAGON
神戸三宮店 DJ.デジタル楽器アドバイザー 萩尾(はぎお)
2001年のDMCのビデオ映像に衝撃を受け、バトルDJに憧れる。その後すぐにDJバトルを企画し、10年以上定期的に草DJバトルをプロデュース。機器のチューンナップや修理が趣味。
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