Pioneer DJ DDJ-1000 レビュー!ハギオが動画で解説してみました

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Pioneer DJより新たな品番のDJコントローラーが発売になりました!

その名も「DDJ-1000」!この品番からも私などは「CDJ-1000」が発売になったときの衝撃を思い出してしまいます。

CDJ-1000からビッグジョグが搭載されましたからね!そこからほとんど変わっていないので、いかにこのJOGが優れているものかがわかります。ただ、ここ最近売れる機材は小さめのJOGのついたものがほとんどでした。

昔ながらのDJや、上位機種を知っているDJはみんなこのビッグジョグを求めていたんですよ!!

ハギオがDDJ-1000を動画で紹介

まずは、ハギオが「DDJ-1000」に触った印象を動画でお伝えします。

細かいニュアンス等動画の方がやりやすかったので、撮影してみました。

DDJ-1000の凄いところを紹介します

まずは冒頭からしつこいくらい言っているビッグジョグ

JOGの周りが光るイルミネーションもついている「CDJ-2000NXS2」と同等の部品を採用しています。

このサイズ感がやっぱり良いですね!

手のひらサイズなのでスクラッチの時のJOG側での操作がかなりやりやすくなっています!

よくあるDJコントローラーの小さめのJOGはハギオは指先サイズと呼んでいます。

さらに、CDJ-2000NXS2同様JOGの重さも調整可能と来ています!

自分好みの重さに調整できるので、軽すぎて回り過ぎたり、重すぎてもう少しバックスピンが回ってほしいのに。なんてことがありません。

MAGVEL FADER搭載のクロスフェーダーもすごいですよ。

動画を見てもらえればわかりますが、スクラッチもキレッキレ!

ハギオ的には太めのフェーダーノブを採用してくれているのがうれしいところです。

DDJ-SZと比較してみました

「DDJ-1000」は、「DDJ-RX」の後継機種という位置づけのようですが、機能的にはもう一つ上の「DDJ-RZ」クラスと言っても過言ではないです。
そのため、あえて「DDJ-RZ」と同じサイズの「DDJ-SZ」が神戸三宮店にあったので比較対象として写真を撮ってみました。

厚みも違うので、DDJ-SZと比較すると相当小さいです。

ビッグジョグ搭載で今までで一番小さいセットなんじゃないでしょうか?

動画でも少し触れていますが、これまでのビッグジョグのDJコントローラーはすべてタッチセンサーですので、下写真の左側の「DDJ-SZ」はタッチセンサーです。

「DDJ-1000」は「CDJ-2000NXS2」と同様の感圧式のセンサーを搭載しています。

JOGの再生位置、曲の波形、HOTCUEポイント、メモリーCUE、LOOP、BPM、KEYなどの情報を表示できるディスプレイはかなり便利です。

PADがrekordbox5以降の仕様に対応

HOTCUE、PADFX、SAMPLER、KEYBOARD、KEYSHIFTなどなどの操作が可能なPADセクション。
ポイントはページの切り替えができるようになったことです。

HOTCUEなら、1-8、9-16の切り替えが可能ってことです。特にPAD FXの時とかバリエーションが倍になるのでとっても便利です。

コントローラー初、MEMORY CUEに対応

個人的にrekordboxのオススメ機能だったMEMORY CUEにコントローラーとして始めて対応しました。

rekordboxの画面の波形のところに次のMEMORY CUEまでの小節と拍数が表示されるので、ミックスの時の目安になり、ミックスがやりやすくなります。

KEY SYNCももちろん搭載されていますよ。

DJM-900NXS2仕様のミキサー

ミキサーも今までのコントローラーと違って、コントローラーっぽくないですね。
「DJM-900NXS2」のボタンやノブの配置を踏襲したことで、クラブ仕様のミキサーと同じ操作性を実現!
これならクラブに行ってプレイするときも迷わない。

エフェクターセクション

SOUND COLOR FXもクラブ仕様のスペックですね。

BEAT FXには新たなエフェクトも追加されています。

リアルミキサーにもなる入出力

入出力も豊富に搭載されており、ミキサー部はパソコンが接続されていない状態でも普通のミキサーとして使用可能です。

もちろん、ターンテーブル等でPC内のプレーヤーを操作できるDVS機能にも対応。(※-DVSプラグインは別売りです。)

USB端子は2つ搭載されています。

パソコンからパソコンへの移行が可能ですので、イベントなどの常設機材としても期待大です!

オートミックス機能が面白い

rekordbox djのオートミックス機能を試してみたんですが、これが結構面白い!

まずは、こちらは別途動画を撮ってみました。

曲のフレーズ解析というのが新たに搭載され、INTRO / VERSE / BRIDGE / CHORUS / OUTRO と自動で解析してくれるようになっています。勉強になりますね。

そして、OUTRO、INTROのポイントで自動でミックスしてくれるんですが、ミックスの際、次の曲は前の曲のBPMと同期してSYNCされた状態でフェードイン・アウトで切り替わっていき、切り替わり終わったらゆっくりと元の曲のBPMに戻っていくようになっているんです。

オートミックスする楽曲は右下のこのボタンを押すと表示するAutomix画面の中に入れた曲が再生されます。クラブなどでDJがいない時間のBGM用としても最高ですね!

そんなこんなで「DDJ-1000」は、かなりオススメな機材です。



この商品をオンラインストアで購入するこの商品を展示している店舗

デジマート⇒Pioneer DJ DDJ-1000


DJ.デジタル楽器アドバイザー 萩尾(はぎお)
この記事を書いた人
DJ.デジタル楽器アドバイザー 萩尾(はぎお)

2001年のDMCのビデオ映像に衝撃を受け、バトルDJを志す。
その後すぐDJバトルを企画し、10年以上定期的にDJバトルをプロデュース。
現在もいろんな大会を企画しています。DJ機材に関して日々追求を続けておりますので、DJ機材に関することなら何でもご相談ください。


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