津田沼パルコ店スタッフ・伊藤です。
今回は先日お店のイベントで、コストパフォーマンスに優れ手軽に使える小型ミキサーALTO Professional / LIVE802を使ってみましたので使用レポートを書いてみようと思います。
仕様としては、
- モノラルチャンネル・(1〜4)
- ステレオチャンネル(5/6、7/8)
以上の8チャンネル/2バス仕様となっており、アコースティックライブや簡単なライブが出来るカフェの常設機材としても使えるイメージです。
では実際にライブで使っての、使用レポートにいってみましょう!
まずは、セッティングです。
この日はアコースティックギターの弾き語りに加え、ピアノ・エレキギターが使用されたライブでした。
アコースティックギターとピアノ(ステージピアノ)は、ダイレクトボックスを使用でピアノもMONOで取りました。
ボーカルとエレキギターはマイクを使用し、BGM用にステレオchを使用しました。
各チャンネルのパラメーターは、上からHA(ヘッドアンプ)・Low Cut(ローカット)※7/8は未搭載・Comp(コンプレッサー)※1&2chのみ・3bandEQ(イコライザー)・AUX(オグジュアリー)・DFX(エフェクト送り)です。
3bandEQは2.5kHz固定で、周波数を選ぶFrequencyのツマミは付いていません。
9bandのグラフィックイコライザーが搭載されているので、音場補正的に使ってみました。
現状の津田沼店のスタジオシステムだと若干音が籠り気味なので、ほんの気持ちだけ4khzを上げて250hz & 500Hzをカットしました。
次にエフェクト関連です。
搭載されているエフェクトは、以下の10種類です。
- DELAY(00-09)
- DELAY+VERB(10-19)
- TREMORO(20-29)
- PLATE(30-39)
- CHORUS(40-49)
- VOCAL(50-59)
- ROTARY(60-69)
- SMALL ROOM(70-79)
- FLANGE+VERB(80-89)
- LARGE HALL(90-99)
エフェクト毎にパラメートの調整は出来ませんが、パラメーター調整が出来ない代わりにエフェクト毎に割り振られている番号を上げていくとエフェクトが深くなるという仕様です。
※( )の中の数字が各エフェクトに割り当てられた番号です。
ライブでは、ノイズ音楽っぽく深めのリバーブとディレイを使用したかったアーティストにはDELAY+VERBで28番を使用し、アコースティックギターの弾き語りのアーティストはPLATEの34番と37番を曲によって使い分けました。
感想
使ってみた感想としてはコスパが良い!というのが、やはり最初にあります。
この価格でこれだけの事が出来るので、ちょっとミキサーが必要になった際に思い切って購入に至れるなと思いました。
次に、エフェクトのパラメーター調整等が無いので
PA経験の無い方でも、
簡単にエフェクトも効かせる事が出来るので
安心して使える!
やはりライブものでミキサーを使う際はリバーブやディレイを使いたくなると思うんですが、如何せんかけ具合が難しいんですよね。
その点このタイプのエフェクトであれば、深めのエフェクトをかけたければ番号を上げていけば良いだけですので迷わず使えると思います。
そして最後に軽いので持ち運びも便利!
本体重量が3.5kgでサイズも約305(W) x 346(D) x 80mm(H)なので、大きめのカバンに入れて持ち運ぶ事も難しくないです。
「カフェでライブをやるのだけれどミキサーを持っていない・・・」「結婚式の余興でミキサーが必要になった!」等々、ちょっとした時に活躍するミキサーだと思います。
是非、お試し頂ければと思います。
ALTO Professional / LIVE802
(税込) ¥30,352 (税抜 ¥27,593)JAN : 0032000084216
津田沼パルコ店デジタル担当 伊藤(いとう)
マイク、ミキサー、ヘッドホンが得意分野です。マイクやヘッドホンは、本当に選び方に人柄が出る面白い機材です。今まで以上に品揃えも充実しましたので、是非皆様に合ったマイク・ヘッドホン選びのお手伝いをさせて下さい!ミキサーのご相談も大歓迎です!
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