前回のアナログミキサーレビューはコチラ
https://info.shimamura.co.jp/digital/review/2016/12/109363
こんにちは。梅田ロフト店スタッフの南です。
前回のMackieに続き、今回はALLEN&HEATHの『ZEDシリーズ』をご紹介させていただきます。
ALLEN&HEATHの特徴
- アウトプットがXLR端子で出せる
- 低価格帯でも電源が3極のためノイズが少ない
- 各インプットにヘッドフォンモニターボタンが完備
- ハイインピーダンスに対応した入力部
ZED-6/ZED-6FX
去年の10月末にZEDの新シリーズとして登場した新モデルです。
電源は専用の3極ケーブルが付属。この価格帯はACアダプタが多いのでこの配慮は大きいですね。
入力はMackieの時と同様ギター入力にも対応しているLINE/INST端子が2つあり、DIを挟むことなく接続可能です。
まずは電源部分から、この価格帯では嬉しい3極ケーブルです。2極だとノイズが乗ってしまうのでPAとしては致命的なんですがその辺りはしっかり考えられています。
メインアウトです。こちらはXLRケーブルによる接続ですね。
インプット部分はマイクプリ2基にステレオチャンネルが4chついています。前回のMackie同様、ギター入力にも対応したLINE/INSTが組み込まれています。
ALLEN&HEATHの特徴としてこのヘッドフォンモニターボタンがあります。このボタンで個々の音を聞くことができます。
FXになるとこちらのエフェクターが使えます。簡単なものですが性能がいいですね。
ALLEN&HEATH『ZED-6』
(税抜)¥12,000 (税込 ¥12,960)
JANコード:4959112156739
ALLEN&HEATH『ZED-6FX』
(税抜)¥16,000 (税込 ¥17,280)
JANコード:4959112156746
前回ご紹介したMackie『402-VLZ4』と『ZED-6』の音質を比較
前回は同じメーカー同士で比べてみましたが今回は、VLZ4とZED-6の2種類を比べてみました。
私自身歌も楽器もあまり上手くないので参考にならないかと思い、今回感想のみとなります。ご了承ください。
マイクは『SHURE SM-58』を使用しました。
結果は・・・・
ZED-6と比べるとVLZ-4は中低域が多いかな?といった印象です。息遣いや空気感が目立たず、若干ドライ気味なサウンドと感じました。SM-58の音を忠実に出しているような印象ですね。となるとフラットと言ったほうがいいのでしょうか。
逆にZED-6は比較的クリアで息遣いも聴こえる艶っぽいドンシャリなサウンドです。
う~ん、個人的にはALLEN&HEATHはアコースティックギターやピアノ、それにあったボーカルなんかは合いそうですね。カフェやバーなんかで使うようなサウンド?なイメージです。
Mackieはバンドやデジタルサウンド、宅録に使えそうです。
あくまで個人の感想ですが、ミキサーをお探しの方は是非参考にしてみてください。
お試しいただくことも可能ですのでその際は是非お問い合わせください。
梅田ロフト店デジタル担当 南(みなみ)
現役ボカロPとしても活動している南です。ボカロ、作曲に関することならお任せ下さい。
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