皆様こんにちは、梅田ロフト店DJ・PA・シンセ担当の阪口です。
前回大変ご好評をいただきましたズーム和田さんによるARQ解説レビュー連載企画第二弾の記事をいただきましたので早速掲載させていただきます!
ARQ AR-96徹底解説レビュー第二回目
Digilandをご覧の皆様こんにちは!ズーム西日本営業レップの和田です。
前回から始まったズーム「ARQ AR-96」の魅力に迫る連載第二弾です。
ARQ?なにそれ?って方は前回僕の書いた記事を見てくださいな。↓
先日日本最大級の楽器イベント「楽器フェア」にズームも出展し僕も3日間スタッフとして参加しました!
楽器フェアってすごい音が大きいんですよ。各メーカーさんもみんな気合いが入ってるので至るところから演奏する音が絶え間なく鳴ってるんですね。
それに対抗して僕も大声をあげてパッドを叩いて回してデモンストレーションをずっとしてました。
3日後には見事声もガラガラ、指はパッドを叩きすぎて腫れていました(笑)
しかしその甲斐もあり何百人以上もの方にARQ AR-96を触って頂きそして素晴らしい意見をたくさんもらいました!
普通楽器を見てギターやピアノであればどうやって音を鳴らすのかみんな想像つきますよね。
ARQの場合は「これはなんですか?」という根本的なところからの説明になるので本当に骨が折れました(笑)
ただ前回も言った通りズームのスローガンは「WE'RE FOR CREATERS」
今までの歴史上で革新的とされている楽器は誰もがまず「?」と頭の中に浮かんでからその後衝撃を与えてくれました。
未来のクリエイターのための未来のデバイス「ARQ AR-96」を今日も掘り下げてみましょう。
夜な夜なこのデバイスを使って曲を作ってみましたのでまずは聞いてみてください。
Shin Wada ARQ AR-96 DEMO SONG
いかがでしょう。リズム隊をARQ AR-96で組みました。なんとまあマニアックなトラックになってしまいました。
部分的に聴けばaphex twinのように聴こえたり聴こえなかったりといったところですが外部の音と合わせつつ演奏するとまた違った楽しみがありますね。
上物のシンセはソフト音源なんですがドラムパターンにARQ AR-96内蔵の攻撃的なFILTERとGLITTER、RIVERSE DELAYを重ねて雰囲気のあるリズムパターンを作りました。
「絶対にこのジャンルで使わなければいけない」といったルールを定めているデバイスではないので、ARQの音を聞いて、「自分だったらこう使う」というのを見つけて行ってもらいたいですね。
今回の音源は「ちなみに僕はこうでした」という結果です(笑)
僕はアンビエントミュージックが大好きでループしているリズムパターンを直感的にいじれるARQは確実に「ARQでしかできないこと」があると思います。そしてそれは今回非常に効果的でした。
はじめはもう少し万人受けするトラックを作ろうとしていたんですが夜のテンションでこうなりました。
あなたならどんなトラックを作りますか?
ARQ使用参考動画
例えばシンガーソングライターのITSUKAさんなんかは自身はギターを弾いて歌いつつソロでARQにピアノをアサインしギタリストと掛け合いをしていますね。
楽器フェアの中ですごく印象的な光景がありました。
大人の方で興味深く見ている方もたくさんいらっしゃったのですが、私が印象に残ったのはキラキラした目でデバイスを触る子供達です。
大人は難しいことを考えがちです。
特に楽器や機材が好きな(私のような)大人はどうしてもスペックや機能面ばかりを見て、その製品そのものの魅力を見失いがちです。
子供達は私の説明など一切聞かずにパッドを叩き、リングを振り回していました(笑)
今後子供達が僕が思いつきもしなかった使い方でARQを操っている姿が将来見られるかもしれませんね。
そんなわけでARQ AR-96 解説第2弾でした。
解説自体はYoutubeにもたくさんあるんですが、実際に曲を作って上げてる動画はなかったので、実際自分は曲を作る人間なので実際に作るのが一番リアルだと思って作りました。
ARQ AR-96 是非島村楽器店頭で一度お試しください!!
ズーム西日本営業レップの和田でした。
ありがとうございました!!!
梅田ロフト店デジタル担当 阪口(さかぐち)
DJ歴20年、現在も現役DJで活動をしているDJ専門スタッフの阪口です。
今までクラブイベントや野外イベントでDJ、バンドのトラックメイカー、オーガナイザー等々色々と活動してきましたので、DJに関する事なら何でもご相談下さい。
現O4の鍵盤アレンジやSound & Recording社主催の「the HIATUS」リミックスコンテスト入賞など、幅広く活動中。現Native Instruments社、ZOOM社の営業担当。