スタンドアロンで動くパッドサンプラーの本格派登場!PioneerDJ TORAIZ SP-16をチェック

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Pioneer DJよりまもなく発売される本格派パッドサンプラー&シーケンサー「 TORAIZ SP-16 」を試す機会があったのでご紹介いたします!

パッドサンプラー

パッドサンプラーと言えば、この動画!僕の大好きな Jeremy Ellis 大先生!

「凄い!」 の一言ですね!
私はこの動画を始めてみた時に衝撃を受けて、私がメインで使っている Ableton Live と Korg padKONTROL で完コピやってみていたくらいなんですよ!
こういう指でPadを叩いて演奏する『フィンガードラマー』というパフォーマンススタイルが最近は確立されてきています。

Padサンプラーの変遷

パッドサンプラーは、サンプリングベースで作曲(トラックメイク)をするための機材として元々は使われていて、もっとも有名なのは AKAI ( アカイ ) のMPC シリーズ。多くのHIPHOPの名曲が誕生しているのですが、これをライブパフォーマンスで使うようになり現在のフィンガードラマーが出てきました。

1999年に発売されたAKAI「MPC 2000XL」
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そして現在

パッド・サンプラーは、冒頭に紹介した動画で使っている National Instruments 社の MASCHINEシリーズ 、AKAI MPCシリーズ、など各社から発売されておりますが、現行モデルのほとんどがパソコンで動いています。パソコンのソフトを使ってMIDIコントローラーで演奏するといった形です。

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パソコンなしでサクサクこれがやりたい!!
って方もかなり多いと思います。

そこで、まもなく発売されるコレ!

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TORAIZ SP-16がスタンドアロンタイプのサンプラーの大本命ではないか!?

と言われているわけです。

TORAIZ SP-16で何ができる?

この商品がどういうものかというと、4×4の16 PAD にドラムや、ベースなどの楽器音を割り当ててリアルタイムに叩いたり

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下部の1小説を16に分割したボタン「パターンシーケンサー」というところに打ち込みを行っていき、曲を作っていくことができます。

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今、このPadのこの部分にドラムのキック(バスドラム)が入っているのですが、

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これをこの下部のシーケンサーの鳴らしたいタイミングをONにしておけばOKです。

下部のシーケンサーは1小節を16に分けたボタンになっていますので、1/5/9/13をONにしておけば4つ打ちビートができます。

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1つのパターンに、16×4の4小節分の打ち込みができます。

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ディスプレイはタッチパネル!

そして、この大型7インチディスプレイはフルカラー液晶タッチディスプレイを搭載

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パソコンいらずのスタンドアロンで使えて、とっても使いやすい!タッチディスプレイを搭載することで、より直感的で使いやすい商品に仕上がっています!!

TORAIZ SP-16の基本構成

大まかな内容が分かったところで、トラックやパターンの数などの構成をまとめておきます。

まず、シーンというのが16個のパッドのセットで、シーンが16個用意されています。
1つのシーンの中に16のパターンが組めるようになっています。

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分かりやすく画像を作ってみたのですが、TORAIZ SP-16の構成わかりますでしょうか?

ディスプレイのこの部分をタッチしてみると

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シーンとパターンを選択できる画面が表示されます。

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専用のボタンも用意されています。

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シーンボタンを押して、16ステップのボタンからシーンを選択。

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シーンを選ぶと、次はパターンを選びます。

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理解してしまえば、とってもシンプルでわかりやすい構成になっています。
トラックを作るにあたって直感的にできることはとっても重要ですので、わかりやすさは超重要ですね!

ディスプレイのモード

基本構成が分かったところで、直感的に使えるタッチパネルディスプレイの主な画面をいくつかご紹介しておきます。

メインの16パッド詳細表示

この画面の中でパッドのセッティングが簡単に変更できます。
VOLUME、PAN、PITCH、TIME STRETCH、LOOP、TRIGGER MODEをディスプレイの下のノブで直感的に操作できます。

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ボリュームミキサー画面

各パッドのボリュームバランス、PANなどを簡単に変更可能です。

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アレンジ画面

ここで、曲を組み立てることができます。
どのシーンのどのパターンを、何小節、BPMいくつで鳴らすかを順番に指定していくことで曲が作れます。

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ここの、ARRANGEMENTボタンをONにしておくと、作ったアレンジが鳴らせます。

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4つのPADモード

PADの下にある4つのモードボタンでできることをご紹介。

TRACKモード

PADは手のひらサイズで叩きやすいPADを搭載しています。色が自由に設定できるので、バスドラムは赤、スネアは黄色などと分けておけば、間違えてしまうこともありませんね!
TRACKモードでは、選択したPADをシーケンサーに打ち込みができます。

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MUTEモード

MUTEボタンをONにして、PADを押すと、そのPADはミュートされます。(音が出なくなります。)
例えば、シーケンサーを鳴らしているときに、キックの音をミュートしたりして展開を付けることができますね。

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逆に、MUTEモードの時に、SHIFTを押しながらボタンを押すとSOLOになります。
こちらは選んだ音以外ミュートされます。

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SLICEモード

サンプルをグリッド単位で分けてPADに割り振る機能です。

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SCALEモード

こちらは、サンプリングされた楽器などの音に半音階ずつ音程をつける機能です。

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ライブ演奏などで使えるリボンコントローラー

PADの左側にライブ演奏などに使える、REPEAT、PITCHなどのリボンコントローラーが搭載されています。

演奏中に例えばREPEATモードでリボンを触ると、押しているPADが連打している状態になります。リボンの位置を動かすと、連打が早くなります。
また、PITCHモードなら、叩いたパッドの音程が変化します。

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特にリアルタイムにPADを叩いて演奏するプレーヤーにはかなり使える機能だと思います。
演奏の途中で、ROLLや、同じPADをPITCHを変化させながら鳴らしてアクセントをつけたりできますね。

Dave Smith Instrumentsのフィルター搭載

シンセサイザー界のレジェンド、Dave Smith氏とのコラボレーションが実現しました。

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このボタンをONにするとフィルターが掛かります。

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左側についているDRIVEもかなり良いかかり方をしますし、FILTERもやはりグイグイ効きます!

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これは、是非実機を触って確かめてみてください!

外部入出力系統

アウトプットは豊富に8系統搭載されています。

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PADごとに違うアウトプットから出力したりが可能です。DAWに流し込んだりするときにも便利ですね。
MIDI、USBはもちろん、LINK用のLANが搭載されています!

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CDJシリーズとのLINKもできます!

このLANケーブルでのLINKを使って、CDJシリーズ等とLAN HUB経由で接続することで、DJプレイと同期して鳴らすことができます。
ダンスミュージック以外のJ-POPや歌謡曲のような曲にTORAIZでビートを付けたすことで、即興でダンスリミックスがならせるわけですね!

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曲の取り込みに便利なUSBポート

曲の取り込みや、書き出しなどはこちらのUSBデバイスから行います。

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いかがでしょうか?
パソコンを使わなくても使えるサンプラーでここまでの機能が搭載されているものは現行品ではかなり少なくなってきています。
音質もよく、使いやすいスタンドアロンタイプのPADサンプラーの大本命といえる商品の登場ではないでしょうか。


この商品をオンラインストアで購入するこの商品を展示している店舗


DJ.デジタル楽器アドバイザー 萩尾(はぎお)
この記事を書いた人
DJ.デジタル楽器アドバイザー 萩尾(はぎお)

2001年のDMCのビデオ映像に衝撃を受け、バトルDJを志す。
その後すぐDJバトルを企画し、10年以上定期的にDJバトルをプロデュース。
現在もいろんな大会を企画しています。DJ機材に関して日々追求を続けておりますので、DJ機材に関することなら何でもご相談ください。

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