【レビュー】Moog (モーグ)のアナログシンセサイザー「SUB PHATTY」を試す

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は記事更新時点のものとなります。

© Shimamura Music. All Rights Reserved. 掲載されているコンテンツの商用目的での使用・転載を禁じます。

DSC06119

こんにちはサカウエです。moog(モーグ)のアナログシンセサイザー「SUB PHATTY(サブファッティー)」をKID(KORG Import Division)さんにお借りして試してみましたのでそのレビューをお伝えします。

追記:12月5日:入門者の方にも「比較的わかりやすい」表現にあらためました。

美しいルックス

SUB PHATTYをボックスから取り出します。箱も味わいがありますね〜

IMG_7706

いかがですかこの美しい姿・・・やはりアナログ・シンセといえばMOOG・・・こうしたアイテムも嬉しいですね。

IMG_7710

ツマミ好きにはたまりませんな~

DSC06109

アナログシンセは電源入れてしばらくしないと音程等が安定しない機種もあるのですが・・昔はそれがあたりまえ(泣)・・・がしかし「SUB PHATTY」はウォームアップの時間はほぼゼロ。POWER ONしたらすぐに正しい音程で演奏することができます。

では各パラメータセクションを詳しく見て行きましょう。

オシレーター(音の基本となる波形を選びます・・生ピアノなどの楽器音は出ません)

DSC06115

「SUB PHATTY」には2基のオシレーターが装備されており、三角波、ノコギリ波、矩形波といった波形を「切り替える」のではなく、可変していけるのが大きな特徴(写真のWAVEノブ)。念のため申し上げますが、基本「ピー」「ブー」「ポー」という音、しかも「和音」は出ませんが何卒よろしくお願い申し上げます。

またオシレータ1より1オクターブ低い矩形波を出力するサブ・オシレーターも装備。ベースサウンド等にはこの3番目のオシレーターは非常に重宝します。ハード・シンクも可能で、オシレーター2の音程を変調することでシンセリード等に最適な「ビョーワーン」といった刺激サウンドを得ることができます。

フィルター(ここで音色を変えます)

DSC06116

レゾナンスを上げてカットオフを絞るとお馴染みの「発振」サウンドを得ることができます。MOOGらしいシャープなフィルターは健在。「ビヨーン」「ぎゃろーん」といった音を簡単に作ることが出来ます。「マルチドライブ」のツマミを右に回すと、ディストーションがかかり、レゾナンス、波形、オシレーター・レベルに応じて音色が過激に変化します(打ち込みシーケンスでツマミグリグリ似合います)。

エンベロープ(音の出方、消え方をきめるところ)

DSC06118

フィルターとアンプリファイアの2系統。わかりやすいですね。鍵盤弾てゆっくり音が出るようにしたければ下の段の「ATTACK」を回せば良いのです~かんたんです~

モジュレーション

DSC06114

オシレーター2のみにLFOモジュレーションをかけることもできます。オシレーター2をハードシンクした際に効果的ですね。グライド(ポルタメント)をONにして鍵盤を押さえたままオクターブキーを変更しても滑らかに音程がつながってくれます(詳しくは動画を御覧ください)センド・レベルはモジュレーションホイールでコントロールします。ビブラートがかかったり、「ポリパラピロパラ」といったリアルUFOの音などが作れます(古)

充実したMIDI機能

SUB PHATTYはアナログシンセにもかかわらず、非常に充実したMIDI機能が備わっています。USBまたはMIDIでパソコンと接続をおこなえば、31個のノブがすべてコントロール・チェンジを送信します。ツマミをグリグリさせながらおこなった演奏がリアルタイムにそっくりそのままDAW記録できるわけですね。(動画ではDAWにリアルタイム録音しています)

DSC06127

では実際に触ってみた動画を御覧ください(リバーブは外部エフェクターです:SUB PHATTYにはエフェクトは搭載されていません)

いかがでしたか?アナログシンセの老舗MOOGの「SUB PHATTY」。そのルックスもさることながら圧倒的な存在感を誇るサウンド。いや~すばらしい~シンセいじり楽しかったです~ツマミ最高ですね!

ぜひ皆様のライブパフォーマンスはモチロン、DAWを使用した音楽制作にも取り入れてみてはいかがでしょうか。ベースなどは唯一無二の迫力サウンドですよ!

DSC06120

SUB PHATTYの機能

  • サウンド・エンジン: アナログ
  • 鍵盤の数: 25
  • 鍵盤の種類 : Semi-Weighted
  • その他のコントローラー: Pitch Bend, Mod Wheel
  • ポリフォニー: モノフォニック
  • 音源: Variable Waveshape Oscillators(2),Square Wave Sub Oscillator(1),Noise Generator(1)
  • Oscillator Calibration Range: 22Hz-6.8KHz.Guaranteed note range at 8’ of Note 18 to 116
  • Mod Sources: Triangle, Square, Saw, Ramp, SH, Filter Envelope
  • Mod Destinations: Pitch, Osc 2 Pitch Only, Filter, Waveshape
  • フィルター: Moog Ladder Filter 20Hz-20Khz
  • オーディオ入力: 1xTS
  • オーディオ出力: 1xTS, 1xTRS Headphone
  • プリセットバンク: 4 Banks, 4 Patches Per Bank
  • MIDI 入力/出力: DIN In, Out, and MIDI over USB
  • CV/Gate 入力: Filter CV, Pitch CV, Volume CV, KB Gate
  • Transposition: +/- 2 Octaves
  • LFO: 0.1Hz-100Hz
  • その他の仕様:
  • Filter Velocity Sensitivity
  • Volume Velocity Sensitivity
  • Ext. Audio Level
  • Osc2 Beat Frequency
  • VCO Gate Reset
  • LFO Gate Reset
  • Pitch Bend Up Amount
  • Pitch Bend Down Amount
  • Glide Legato
  • Glide Type
  • Filter Poles
  • Wave Mod. Destination
  • LFO KB Tracking
  • LFO Range
  • Filter EG Reset
  • Amp EG Reset
  • Legato
  • Gate On/Ext
  • MIDI Ch. In
  • MIDI Ch. Out
  • Local Control
  • 14-Bit MID I Output
  • MIDI Path In/Out
  • MIDI Merge DIN
  • MIDI Merge USB

moog SUB PHATTY

販売価格 : (税抜)¥112,200 (税込 ¥123,420)

JANコード: 4959112113299


この商品をオンラインストアで購入するこの商品を展示している店舗

【関連記事】PFM / セレブレイション MiniMoog シンセサイザー温故知新 #002

「アナログシンセ」タグの関連記事

↑ページトップ