Behringer が元祖ウェーブテーブルシンセ「PPG WAVE」のクローンモデル試作機を公開

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Behringer ( ベリンガー )が、Wavetable方式のシンセサイザー往年の銘機「PPG WAVE 2.x」をエミュレーションしたと思われるハードウエアシンセBBG wave」のプロトタイプを自社の公式Facebookで公開しています。BBGというネーミングは洒落なのかどうかは不明です。Wavetable方式のシンセといえばコルグからもmodwave.8月に発売されましたがこちらも要チェックですね!

2023年12月追記:最新版のプロトタイプの写真がFaceBookで公開されました。ロゴなどが微妙に変わっているようです。

2022年4月追記:最新プロトタイプのデザインを見ると「WAVE」とプリントされています。

※本製品のお問い合わせは島村楽器ではお受けできませんのでご了承ください。正式に発売決定の際は本記事にてご案内いたします

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PPG(Palm Productions GmbH)は、Wolfgang Palm氏が創立した、「WALDORF」の前身ともいえるメーカー。PPG Wave 2.2は2,000種類の8ビットウェーブフォームのオシレーターを搭載した当時世界初のデジタル方式のウェーブテーブル・シンセサイザー。「Wave 2.3」から12ビット、MIDI対応、マルチティンバーになりました。(オシレーターはデジタルですが、フィルターはVCF、アンプはVCA)1985年の国内価格は、Wave2.2は198万円、2.3は250万円程度だったそうです。

PPG WAVE 2.2

上記写真のディスプレイには「BBG-WAVE 2.2 v6」という表記もありますが、詳細に関しては現在のところ全く不明です。

Behringer社FBページのコメントでは、まだリリースまではかなりの時間がかかると思われますが、MoogやRolandのアナログ・モジューラーシンセ・クローンをリリースしたばかりの同社からデジタル方式のウェーブテーブル・シンセサイザーがリリースされるとは少々意外でした。この先ひょっとしたらDX7のクローンなどもリリースされる可能性もあるのでしょうか?

こちらはKorgのmodwave


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