API ( エーピーアイ )が、定番ステレオバスコンプレッサーの最新版「2500+」を発売します。
2500+はステレオミックスのトーンをパワフルにパンチを与えるコンプレッサーとして、多くの楽曲に使用されるapiを代表する名機の最新アップデート版。多くのプロフェッショナル達から要望があった「Mix / Blend」機能が搭載され、バスチャンネルを用いる必要なく、2つの異なるモードでDry/Wet信号をブレンドし、効果的なパラレル・コンプレッション処理が行えるようになりました。
OUTPUT
- OFF Dry信号無。コンプレッションされた信号(Wet音)のみ。
- X (Cross) Dry音とWet音をクロスフェードさせます。
- Ⅱ(Parallel) 100%Dry音に対し、MIXノブでWet音を付加します。
TONE
2500+はコンプレッサー New/Oldの2タイプのコンプレッションが選べます。Oldはapi 525、1176やFair Childなどに見られるフィードバックタイプのゲインリダクションを使用します。Newは他のポピュラーなコンプレッサーと同様にフィードフォワードタイプを使用します。
THRUST
apiが特許を持つTHRUSTサーキットは入力ソースのスペクトラムエネルギーに応じてコンプレッサーの高域、低域の挙動を変化させ、様々なソースに最適なコンプレッションを与えることが可能です。THRUST(R)はピンクノイズカーブをベースに設計されたフィルターをRMS検知回路の前段に配置することで動作します。低域エネルギーをカット方向に、高域はブースト方向にカーブが設定されています。例えばシンバルやアコースティック等の高域にターゲットを絞ることでスムースなトップエンドを得ることが出来ますし、ドラムバスではトップエンドを抑えながら低域のポンピングを抑え、パンチのあるドラムサウンドを得ることが可能です。フィルターをインサートしないNORM、MED、LOUDと、音源に合わせて3種類のフィルターが選べます。
特長
- api2520オリジナルオペアンプ搭載
- スレッショルドレベル:-20-+10dBu
- レシオ、アタック、リリースパラメーターの装備
- api「Thrust」回路の採用。RMSディテクターの前段にフィルターを搭載
- Mix/Blend回路の採用。2タイプのブレンド方式が選択可
- フィードバック、フィードフォワードタイプのゲインリダクション
- ソフト、ミディアム、ハードニー選択可能
- オートまたはマニュアルゲイン設定
- 1/4 TRSジャックによるサイドチェーン入力対応
- クリッピングレベル:+32dBu
発売日
2020年6月3日
販売価格
(税抜)¥425,000 (税込 ¥467,500)
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