Behringer Solina String Ensemble | 1970年代ストリングスキーボードを復刻

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Behringer ( ベリンガー )が、ストリングス・キーボードの復刻版モジュール「Solina String Ensembleのプロトタイプを発表しています。を発売します。(正式に国内発売が決定いたしました)

Solina String Ensembleは、49ボイス・ポリフォニック、BBDコーラス、ビンテージスタイルフェーズシフターを備えたユーロラックフォーマットのアナログ・ストリング・アンサンブル・シンセサイザーです。

特長

  • 70年代のクラシックな”ARP/Eminent Solina MK II*”の回路とサウンドを再現したアナログシンセサイザー
  • 往年のBBD回路を備えたコーラスエフェクト
  • Small Stone*をベースに設計したクラシックなフェイズシフター
  • VIOLIN/VIOLA/TRUMPET/HORN/CELLO/CONTRABASSそれぞれの楽器を再現したプリセットサウンド
  • 49ボイス・ポリフォニーを実現する独自の13トーン・ジェネレーター
  • ユーロラックに対応

2022年8月公開の動画

behringer Solina String Ensembleは、1974年にオランダの楽器メーカーN.V.Eminent社が開発したアナログ・ストリングス・キーボード「Solina String Ensemble」の復刻モデルです。 米国では1974から1981年まではアープ社が発売していたため「アープ・ソリーナ / アープ・ソリーナ・ストリングス・アンサンブル」と呼ばれていた時期もありました。

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オリジナルモデル

ARP Solina String Ensemble

オリジナルのSolina String Ensembleは、49鍵盤の完全ポリフォニック仕様で、バイオリン、ビオラ、トランペット、ホーン、チェロ、コントラバス等の音色を内蔵。BBD素子を使用した内蔵コーラスエフェクトが独特なサウンドを生み出すキーボードでした。ポリフォニックシンセが生まれていない当時、メロトロンとソリーナはストリングス(風)サウンドを演奏できる人気機種でしたが、ピンク・フロイド、ローリング・ストーンズ、ハービー・ハンコックといった著名アーティスト等によって数多くの有名曲で使用されています。あのドリフターズでも高木ブーさんや志村けんさんが使用されていました。

仕様

  • シンセサイザーアーキテクチャ
    • ボイス数:49(CELLO/CONTRABASSのみモノラル)
    • タイプ:アナログ
    • エフェクト:コーラス、フェイザー
  • コネクティビティ
    • MIDI:5 DIN MIDI(IN/THRU)
    • USB:USB2.0 Type B(USB MIDI)
    • ヘッドフォン:3.5mm TRSステレオ 50mW/32Ω
    • OUTPUT:1/4" TS アンバランス 1kΩ
  • USB
    • タイプ:USBクラスコンプライアント USB 2.0 Type B
    • サポート:Windows 7以降/Mac OS X 10.10以降
  • 出力(3.5mm)
    • GATE CV OUT:0V ~ +5V
    • TRIGGER CV OUT:0V ~ +5V
  • 電源
    • 消費電力:10W
    • アダプター仕様:12VDC 1.0A センタープラス
  • サイズ/重さ
    • サイズ:93 x 374 x 136 mm(H x W x D)
    • 重さ:1.6 Kg

発売日

2023年10月13日

販売価格

(税込) ¥55,000 (税抜 ¥50,000)
JANコード:4033653032421


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Solinaのソフトシンセ版「Solina V」収録のバンドル「ARTURIA V COLLECTION X」


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