写真は高域用スピーカーの高さを3段階に調整したものです
JBL ( ジェービーエル )が、スタンドや配線が不必要で充電式のポータブル・オールインワン PA システム「EON ONE PRO」を発売します。
EON ONE PROは既存モデル「EON ONE」の充電式モデル。大容量のリチウムイオン電池を内蔵し、野外でも高品位 JBL サウンドを届けることが可能です。ボディーはさらにコンパクトになり、ミキサー機能も進化しています。
大容量のリチウムイオン電池を内蔵し、1 回のフル充電で最大約6 時間駆動可能。イベントや集会、バンド演奏での使用はもちろん、非常時の情報伝達手段としても有効です。約5 時間でフル充電が完了し、充電しながらの使用も可能。EON ONE PRO や他のスピーカーを増設するためのスルー出力やモニター出力を搭載しているため、システムの拡張にも柔軟に対応可能です。
EON ONE PROは、設置はもちろん、保管、運搬も容易に行えます。サブウーファー一体型パワード・ミキサーの上面に、筒状の高域用スピーカーや連結パーツを差し込むだけですぐに使用可能。重くてかさばるスピーカースタンドや面倒な配線は必要ありません。
高域用スピーカーと連結パーツはパワード・ミキサーの背面に収納できるため保管や運搬も容易です。また、幅267mm の極めてコンパクトなボディーは、わずかなスペースに設置でき、ステージ上でも目立ちません。質量も17kg と軽量で、上部には人間工学に基づいたハンドルを装備しているため片手で楽に持ち運べます。さらに、広いエリアに均一にサウンドを出力できるため、今までステレオ構成のスピーカーを設置していた会場でも1 台で十分カバー可能。多機能ミキサーも内蔵しており、全体の機材量も大幅に削減できます。
進化した6chの多機能ミキサーの入力は、XLR、標準フォーン、ステレオRCA、ステレオ・ミニフォーンに対応。Bluetooth経由での入力にも対応しており、スマートフォン等の端末に保存されている音楽ソースをワイヤレスで再生できます。
端末充電用のUSB端子も装備しました。さらに、ch1~4はマイク/ライン・レベルの切り替えスイッチや高域/低域のEQ、リバーブを備えているうえ、ch1/2には48Vファンタム電源の供給が可能。ch3/4はハイ・インピーダンス接続に対応しており、エレクトリック・ギター/ベースなどのハイ・インピーダンス出力の楽器を、ダイレクトボックスを介さずに直接接続できます。
仕様
- 周波数レンジ( - 10dB): 37.5Hz ~ 18.5kHz
- 指向角度( 水平×垂直) :100º × 50º
- 最大音圧レベル:118dB SPL( ピーク)
- ドライバー構成
- LF 8 インチ(203mm)
- HF 2 インチ(51mm) × 6
- パワーアンプ:250W(LF:130W + HF:120W)、Class D
- 入力
- チャンネル数6:(4 モノラル+ 1 ステレオ)
- 端子・形式
- CH1 ~ 4:XLR と標準フォーン(3P) 対応の複合型端子
- CH5/6:RCA またはステレオ・ミニフォーン
- インピーダンス
- CH1 ~ 4:40k Ω ( バランス、HI-Z ON 時の標準フォーンはアンバランス)
- CH5/6:【RCA】5k Ω ( アンバランス)、【ステレオ・ミニフォーン】10k Ω ( アンバランス)
- 出力
- 端子・形式:モニターL/R:RCAスルー:XLR
- インピーダンス
- モニターL/R:100 Ω ( アンバランス)
- スルー:37 Ω ( バランス)
- イコライザー:高域/ 低域:± 12dB、シェルビング
- 電源:AC100V、50/60Hz
- 消費電力(1/8 出力、ピンクノイズ) :140W
- エンクロージャー:ポリプロピレン製、黒
- 寸法(W × H × D)
- 使用時( 最大) :267 × 2,023 × 400mm( 除突起部)
- 収納時:267 × 592 × 400mm( 除突起部)
- 質量:17kg
- 付属品:高域用スピーカー、連結パーツ× 2、電源コード、和文取扱説明書
発売日
2018年7月20日
販売価格
(税込) ¥185,900 (税抜 ¥169,000) 価格改定(2020年2月4日~): (税込) ¥147,400 (税抜 ¥134,000)
JANコード:0691991006715