【初心者セミナー】バンドキーボード入門
第二回「4つ打ちバッキング」

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こんにちはサカウエです。前回は4種類のコードをどうやって押さえるかをご紹介いたしましたが、今回はビートルズの「レット・イット・ビー」の続きです。

注)本記事の内容は厳密な和声法の見地からは正しくない部分もありますがご了承ください。

4chords

おさらいポイント

コードを演奏する場合は、

  • 右手がコード、左手はベースが基本。
  • 右手のコードは展開(音の重なり順番を変える)してOK
  • 左手のベースはコードネームのアルファベット音を弾く

でした。今回はこれをどういうリズムで弾くか?がテーマです。

なお「コードだけ見て弾けるようになる」というこのコーナーのテーマにもかかわらず、楽譜が出てきますがこれは一応参考までということで読めなくて全然問題ありません。ご安心ください。

なお、コードを覚えるために最適なオススメ書籍がコレ「キーボードポジション・ハンドブック」

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キーボードポジション・ハンドブック発売

「キーボードポジション・ハンドブック」は、コード構成音を視覚的に捉えることができるようにデザインされた「コードのガイドブック」です。理論書のような解説を読まなくても、コードのポジションや構成音を把握することができるように、3オクターブ分の鍵盤図にポジションを記号で表記しています。これはわかりやすいですね!

では本題に入りましょう〜

白玉(しろたま)

たとえばこの演奏(コードの順番が違うので注意!)

screenshot_64

コードを一定間隔でチェンジして演奏していますが、これを俗に「白玉(しろたま)」といいます。名前の通り「白いおたまじゃくし」で表記されているからですね。

「イチ、ニイ、サン、シー」という4/4拍子の場合、

ここでは2拍ずつ伸ばして演奏しますので、

C イチ、ニイ

G サン、シー

Am イチ、ニイ

F サン、シー

というビートでコードをチェンジして抑えればOK。ここでは2拍のばしている=「2分音符」という「白玉」

4拍延ばしている場合は「全音符」となります。

ここではどの指でどの音を弾くか?(運指)はあまり考えなくて結構です。とりあえず押さえるコードの形を丸暗記!

なんとなくこれがソラで弾けるようになったら次のステップです

4つ打ち

俗にこう呼ばれる演奏パターン、前回紹介した「レット・イット・ビー」がこれにあたります。

この演奏は、名前の通り右手は4つ(4分音符)で刻むパターンです。

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「白玉パターン」を暗記していればこれは難しくないですね。

このように主にコードを演奏して、文字通り歌などの「バック」の役割を果たす演奏を「バッキング」といいます。

さて、この「バッキング・パターン」は右手と左手が同じリズムで動いていますが、では次はこうして演奏してみましょう。

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右手がリズムを2回刻む間、左手は伸ばしたまま。先ほどの演奏とあまり変化は無いように聞こえるかもしれませんが、少々落ち着いた感じになったような気がしませんか?

左手をオクターブ重ねで弾く!

次に左手のベース音をオクターブで弾いてサウンドを「補強」します。

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いかがでしょう?「力強さ」が加わりましたね。このように「右手コード、左手ベース」のパターンでは、左手のベースがオクターブ重ねで演奏されるケースが多いのですね。

ということで「白玉」から「4つ打ち」したことで明確な「リズム」が生まれたのがお分かりいただいたと思います。

ではここでもう一度「レット・イット・ビー」を聴いてみましょう

コードの展開型が異なっていますが、上記のバッキング・パターンに近い演奏になってるのがお分かりいただけたでしょうか?

では続いて、現在は左手でオクターブで重ねているベース音を、高から低い順に交互に8分音符で演奏するパターンに挑戦。

左手の高い方(親指)低い音(小指)を交互に演奏するのですが、

イチ、ニイ、サン、シイという右手4拍フレーズに対し、左手は
イ(親指) チ(小指)、ニ(親指)イ(小指)、サ(親指)ン(小指)、シ(親指)イ(小指)

のように演奏します・・・言葉にするとややこしいので、動画を御覧ください

一応楽譜に表すと・・

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いかがでしょう?本物にまた少し近づきましたね。このように両手のリズムを変化させることで様々な「バッキングパターン」が生まれていくのです。

・・というわけで今回は「白玉」「4つ打ち」のバッキングパターンにチャレンジしました。

今後は「コード」と「バッキングパターン」の種類を少しずつに増やしていきましょう・・・これは英語と一緒で「英単語を学び、自分のボキャブラリーを増やしていくことで(徐々ではあるけれども)しだいに会話ができるようになる」ことに似ていますね。

慌てることはありません。あせらず少しづつでかまいませんので、今後も一緒に頑張っていきましょう〜ではまた次回

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