【初心者セミナー】バンドキーボード入門
第一回 コード完全マスター その1

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こんにちはサカウエです。突然ですが、友達に誘われてバンドでキーボードを弾くことになったんだけど・・

  • このクラシックピアノは習っていたがコードが良くわからない
  • バンドスコアの通りに弾いても、なんだかかっこよく無い気がする
  • バンドでキーボードやりたいけどシンセサイザーの使いこなしに自信がない。
  • ギター、ベース、ドラムとどうやって合わせたら良いのかよくわからない

といった悩みを待たれている方も多いと思います。ここはそんな方の悩みを解決するとともに、

「コードネームだけで演奏できるようになる」

「ピアノ、オルガン、シンセ等、音色別に最適なフレーズを弾けるようになる」

以上を目指そう!というコーナーです。

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synthComparison

バンドとキーボード

近頃はギター、ベース、ドラム、ボーカルという編成のバンドが多いですが、でもライブやレコーディングではキーボード(シンセサイザー、オルガン、ピアノ等)が参加するケースも少なくありません。それはバンドのアンサンブルに色彩を加え、さらに充実したバンドサウンドを目指しているからなんだと思います。

キーボードが一人メンバーに加わるだけで随分とサウンドの方向性も広がりますよね。最近のシンセは、ほとんどの楽器の音を出すことができますし、シンセならではのサウンド(シンセブラス、ストリングス、リード)もたくさん内蔵されています。

こうしたキーボードサウンドを効果的に使い、演奏するためにぜひ覚えておきたいことを順次ご紹介していくことにいたします。

第一回目は「コードを覚えよう」です。

コードを覚えよう

zu1

「コード」って何?と問われたら、おそらくほとんどの方は「和音」と答えると思います。

クラシックピアノを習っていたけど、コードは苦手・・という方は多いかもしれませんね。逆にギタリストやベーシストの方は、五線譜とおたまじゃくしよりも「E - A - G」 といったコードほうがピンとくるかもしれません。

実はロック、ポップ系の音楽を演奏する際には、この「コード」はとても大事・・いや必須と言っても良いと思います。楽譜は読めないけどコードの仕組みがわかっていれば、すぐにセッションできてしまうんです(レベルの差はありますが・・)。

というわけで、このコーナーでは最低限覚えておきたいルールをマスターしていくことにしましょう。

おさらい

まずはおさらい。とりあえず音の名前の読み方について。

西洋音楽には「ドレミファソラシド」という音の並びがありますが、国によって

  • ツェー デー エー エフ ゲー アー ハー:ドイツ式(ブラバン経験者の方はおなじみ?)
  • ハニホヘトイロハ:日本式
  • シー ディー イー エフ ジー エー ビー:アメリカ・イギリス式

と色々な読み方があります。ちなみに「ドレミ〜」はイタリア式です。

さてこれを鍵盤図にローマ字表記で表してみましょう。

onmei

「ドレミファソラシド」を「CDEFGAB」に置き換えています。ロック、ポップの世界ではコードネームの読み書きは「英米式」が一般的ですので「CDEFGAB」「シーデーイーエフ、ジーエービー」と読むことにしましょう。なんでAから始まらないの?と思う方もいると思いますが、これは大昔の音階は「ラ」から始まったことの名残りらしいですね。

騙されたと思ってこのシー ディー イー エフ ジー エー ビー」は丸暗記してください!

毎晩毎朝、「シー ディー イー エフ ジー エー ビー しー・・」と繰り返していればすぐ覚えられると思いますよ〜

コードとは?

「コード」はCメジャーとかGマイナーとかいった和音のことですね。

たとえばドレミファソラシドという音階(Cメジャースケール)の、1と3と5番目の音(ドミソ)を鳴らすとCメジャーコードになります。

2011091718352420110917183523

「Cメジャーコード」って名前は長ったらしいので、普通は単に「C(シー)」と書きます(暗黙の了解)

※「ド・レ・ミ」という音名(単音)をそれぞれ「C・D・E」と表すこともありますが、それだとコード(和音)名と区別できなくなって混乱しますよね?したがってこのコーナーでは、音名をアルファベットで表すときは「C音」「D音」という表記をすることにします。単に「C」だったらコードネームということです。

ではピアノとストリングスの音でC(コードのほうですよ)を連続で鳴らしてみましょう。

1,3,5の音をそれぞれ

  • 1:ルート音(Root)・・ド
  • 3:長3度音(3rd)・・ミ
  • 5:5度音(5th)・・・ソ

と呼びます。バンド全員でこのCコードを演奏する場合、ベーシストは通常はルート音である「ド」を演奏します。

Point:コードを押さえる位置について。

「ドミソ」を押さえるといっても、鍵盤上には沢山の「ド、ミ、ソ」がありますね。88鍵盤だったらこんな感じ

ちなみに上図ではドミソはそれぞれ

  • ド・・8コ
  • レ・・7コ
  • ミ・・7コ

もあるのです。さてではいったいどの位置の「ドミソ」を弾けば良いのでしょうか?

まずは音程の高い方(右側)や低い方(左側)で「ドミソ」を弾いてみましょう。??なんだか安定した感じがしませんね。続いて上図の赤丸の位置を弾いて下さい。こんどはなんとなくしっくりきませんか?くわしいことは後回しにしますが、この今後コードを弾く場合は、とりあえずこの赤丸付近を弾いていくことにしましょう。

なお赤丸の「ドミソ」を五線譜で表したのがこれです。

20110917183523

つづいて、

次にミがフラットした(半音下がること)場合はこうなりますね。

2011091718352620110917183525

これは「Cマイナーコード」と呼びます。

このCマイナーコードは「Cm」「C-」「Cmin」と、世界中で色々な表記方法があり統一されていませんが、ここでは「Cm」と表記することにします。

同じくピアノとストリングスで連続して鳴らして見ます。

一般的にはメジャーコードと比較すると「悲しい感じ」と言われますが、コードの響きのイメージは、実際には前後のコード進行の関係で変わってきます。

さて、マイナーコードの1,b3,5の音はそれぞれ

  • 1:ルート音(Root)・・ド
  • 3:短3度音(b3rd)・・ミb
  • 5:5度音(5th)・・・ソ

と呼びます。「短三度」より「フラットサード」という言い方のほうが「あー音楽やってるんのね?」という感じがします(しないか?)

さて、CとCmの違いは「長三度」か「短三度」かということですが、響きは明確に異なるのはわかると思います。ちなみにCでもCmでも、ルート音は変わらないので、ベーシストはどちらの場合でも基本は「ド」を演奏します。

次ページはメジャーとマイナーの区別について・・・


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