【録れコン2020】リプロダクションレポート

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2020年6月6日(土)録れコン2020グランプリ受賞作品「invisible」(OWL CRAWL)のリプロダクションが、東京港区麻布台にあるレコーディングスタジオ「Sound City」A-studioで行われました。

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リプロダクションって?

プロのエンジニアやミュージシャンに協力いただき、現場の空気感を感じながらプロの技術を体験、「録れコン・グランプリ受賞曲」をリプロダクツ(楽器の差し替えやリミックスなど)します。グランプリ受賞作品が決まった段階で受賞者の方と相談しながら、どういう方向でどんな方達と創っていくかを決めていきます。

今年のグランプリ受賞作品「invisible」がプロの手によってどのように変化していくのか、画像・動画を交えてお届けいたします。

パーソナル ※敬称略

Hirofumi(OWL CRAWL)
エンジニア:鎌田岳彦 / 中澤智
アレンジャー:高橋竜
ドラマー:長谷川浩二

01.打ち合わせ

グランプリ特典である『リプロダクション』を実施するにあたり、何をすれば「invisible」がより良くなるかをエンジニアの鎌田氏・中澤氏、録れコン事務局が本人の要望を踏まえ、事前に打ち合わせます。

総合的に検討した結果、今回のリプロダクションは、『生ドラムへの差し替え』『アディショナルアレンジとしてストリングスの差し込み』を実施することになりました。

※リプロダクションの方向性決定までの詳細は、記事の最後にあるエンジニア鎌田氏・中澤氏のコメント動画内でも確認が出来ます。

ドラムの差し替えには、長谷川浩二氏を、アディショナルアレンジャーには録れコンの審査員でお馴染みの高橋竜氏を招き行われます。

今年も豪華な内容となったリプロダクション。

いったい、どのように作品が生まれ変わるのか?

まずは、オリジナルの音源とリプロダクション後の音源を確認してみましょう!

▼ オリジナル

▼ リプロ後

かなりの違いを感じることが出来たのではないでしょうか!?

一体どうすればここまでの変化するのか!

それでは早速、リプロダクション当日の模様をお届けします!

02.到着~Dr.RECの準備開始

いよいよ迎えたリプロダクション当日、11:00に「Sound City」に到着!

もちろんコロナウイルス感染予防としてしっかり体温のチェック等も行います!

A-studioに向かい、エンジニアの中澤氏と軽く打ち合わせつつ、Dr.RECの準備に取り掛かります。※ちなみにA-studioの豪華さはこちらをご確認下さい。

早速、レコーディングブースに入ると、一角にドラムの録音をするためのマイクがたくさん並んでいます。その本数は18本.....凄まじいですね!後ほど、使用マイクとマイクアレンジの紹介をしますのでお楽しみに!

この贅沢なレコーディングブースにHirofumiさんも圧倒されていました。

そうこうしている内に、長谷川氏が到着、早速ドラムをセッティングしていきます!

長谷川浩二氏 プロフィール

長谷川浩二

長谷川浩二(ハセガワ コウジ) 1983~2005年まで“THE ALFEE”の専属ドラマーとして活躍。アイドルからジャズの大御所まで多種多様なセッションやレコーディングにも参加。2007年から“筋肉少女帯”のサポートを務め、難波弘之らとの“ExhiVision”“TAGAWA”“Thunder You Poison Viper”ほか、永井敏己、是方博邦とのセッションでも活動中。

ドラムのセッティングも完了し、皆さんお待ちかねのマイクを立てていきます。

立て方のイメージとマイクの紹介は、動画でお送りします!


ちなみにこの毛布は音の広がりを押さえる為に設置しているそうです!

03.Dr.REC開始

ウォーミングアップもそこそこに、早速レコーディングをしていきます。

流れ的には、まずは通して何takeか録ります。良いtakeが録れたら、気になる部分(イントロやギターソロの部分など)を録りなおしをするという流れで実施していきます。

それではレコーディング風景をご覧ください!

この動画だけでも曲がブラッシュアップされていくのが伝わりますね!

一通りレコーディングの終わり、細かい部分を確認していきます。

最初は緊張していたHirofumiさんでしたが、徐々に意見も出てきて、最後の詰めをしていきます。

時間は14:30をまわり、無事Dr.REC終了。

サービス精神旺盛な長谷川氏、終了後は間近で生の演奏、音圧を体験。

ミニドラムセミナーも開催されていました(笑)

最後は、アレンジャーの高橋氏も交え記念撮影

3.2.1.パシャッ......お疲れ様でした~

04.アディショナルアレンジ

Dr,.RECも無事終わり、続いてはアレンジャーに高橋竜氏を招きアディショナルアレンジの確認です。今回は曲のイメージに合わせたストリングスを差し込んでいきます。

高橋竜氏 プロフィール

高橋竜(タカハシ リョウ) プログレッシヴ・ハードロック・バンド“WHITE FANG”のベース兼リード・ヴォーカリストを務めた後、“すかんち”の小川文明と“SUZY CREAM CHEESE”を結成。難波弘之、五十嵐"Angie."久勝らとの“NUOVO IMMIGRATO”で活動するほか、2000年よりロックバンド“特撮”、2018年より“大槻ケンヂミステリ文庫”に参加。また様々なアーティストへの楽曲提供やサウンド・プロデュース、CMナレーション、執筆活動等、多岐にわたり活躍中!

高橋竜氏からストリグスアレンジのコツをレクチャーしてもらいます。

また、長谷川氏の生ドラムが加わったことにより、ストリングスのアレンジが必要かどうかもジャッジしていきます!

ストリングスのアレンジも全編差し込むことに決まり、MIXに入っていきます。

05.MIX&レクチャー

ここからはプロのMIXをプロが解説する録れコンの名物コーナーです!

今回、MIXは中澤氏が担当!

中澤 智氏 プロフィール

中澤 智(ナカザワ サトシ) 1970年生まれ。長野県出身。1991年に株式会社サウンド・シティに入社。以降CM、劇伴、バンドなど、レコーディングエンジニアとして、メジャー・インディーズを問わず数々の作品に参加。2001年 フリーランスとして独立。2011年に株式会社サウンド・シティに再入社。

現在、株式会社サウンド・シティ オーディオ技術部部長。レコーディングエンジニアとしての仕事をこなしながら、レコーディングスタジオの運営、管理など忙しい日々を送っている。

レクチャー担当は鎌田氏となります!

鎌田 岳彦氏 プロフィール

鎌田 岳彦(カマダ タケヒコ) 北海道出身。10代の頃は音楽の勉強に明け暮れ、音楽大学卒というエンジニアとしては珍しい経歴を持つ。音楽的な視点から全体のサウンドを思考できる、独特なワークスタイルを持つエンジニア。作家やバンドメンバー、ミュージシャンとのコミュニケーションを大切に考え、アイデアを出し合い一緒に作り上げるスタイルで、楽器やヴォーカルのピッチ、リズムのチェックやディレクションなど、スタジオワークにおいて多くのミュージシャン、アーティストの信頼を得ている。また、ビンテージを含む、マイクロフォン・エフェクターのアナログ録音機材にも造詣が深く、大胆な選択でより本格的・個性的なサウンドを生み出している。

関わった作品は、アーティストのアルバム、映画やTVドラマなど、非常に多岐にわたる。音楽雑誌(サウンド&レコーディングマガジン)などで、録音機器の使い方などのレクチャーや新しい機材のレビューなども20数年執筆継続中

中澤氏のMIXを別室で確認しながら、何故こういったアプローチをするのか、Hirofumiさんが気になった部分などを解りやすく解説してくれます。

その内容は、ためになることばかり!今回はその中から厳選した部分を動画でご紹介します。

MIXも終わり、リプリダクションも佳境に入っていきます!

06.最終確認

時刻は17:00。基本的なMIXも終わり、楽曲の最終的な方向性をを確認していきます。

アーティストの意向を踏まえつつ、議論を重ねます。その後に各々が気になる点を修正していきます。

修正にかかった時間はなんと2時間!!

最後に様々な装置で再生されることも考慮し、2種類の装置で最終確認をします。

07.お疲れさまでした&各人コメント動画

全てが終了したとき時刻は20時を回っていました。

皆さん、本当にお疲れさまでした!!

「invisible」のリプロダクションバージョンは各配信サイトにて配信中!!

※下記バナーをクリックすると各配信サイトをお選びいただけます。

最後に、各人のインタビュー動画をお送りして、リプロダクションレポートを終了したいと思います。

それでは、また録れコン2021でお会いしましょう!

アーティスト:Hirofumi(OWL CRAWL) 氏

エンジニア:鎌田岳彦 氏 / 中澤智 氏

ドラマー:長谷川浩二 氏

アレンジャー:高橋竜 氏

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